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「ストリートビュー」が北岳も制覇、白根三山縦走、穂高連峰や八甲田山も

 Googleが撮影した「ストリートビュー」や一般ユーザーが投稿したパノラマ写真などを公開しているサイト「Google マップビュー」において、「日本の山」のストリートビューコレクションがまとめられている。

ストリートビューコレクション「日本の山」

 Googleはすでに2013年7月、国内最高峰の富士山・剣ヶ峰までの登山道(吉田ルート)について、バックパック型の撮影機材「トレッカー」を背負って徒歩で登山してストリートビューを撮影・公開している。これに加えて今回、静岡県側の「富士宮ルート」が新たに撮影・公開された。

農鳥岳山頂から富士山を望む。背負っているのが「トレッカー」で、重さ約18kg(Google Japan Blogより画像転載)

 また、富士山に次ぐ国内第2位、第3位の高峰も今回、ストリートビューによって制覇された。「日本の山」コレクションでは、国内第2位の標高を誇る南アルプスの北岳から、今年4月の山岳標高改定で奥穂高岳と並ぶ第3位になった間ノ岳を経て、農鳥岳に至る白根三山の縦走コースや、穂高連峰の奥穂高岳・涸沢岳、北アルプスの鹿島槍ケ岳など、国内有数の山のストリートビューを見ることができる。このほか、青森県の岩木山と八甲田山、群馬県の赤城山、茨城県の筑波山もある。

間ノ岳付近
八甲田山のストリートビュー撮影ルート

【お詫びと訂正 14:00】
 記事初出時、Googleが2013年7月に撮影・公開した富士山の登山道を「富士宮ルート」と記述しておりましたが、正しくは山梨県側の「吉田ルート」です。静岡県側の富士宮ルートは今回、新たに撮影・公開されたものです。お詫びして訂正いたします。これにあわせて、本文の記述を一部変更・加筆しました。

(永沢 茂)