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メガソフト、構造解析機能を搭載したテキストエディタ「MIFES」最新β版を無償配布

 メガソフト株式会社は27日、テキストエディタ「MIFES(マイフェス)」の最新バージョン「MIFES 10(仮称)」パブリックベータ版の無償配布を開始した。

「MIFES 10」編集画面

 MIFESは、C、C++、Ruby、Javaなどのプログラミング言語のソースコード、HTMLなどのウェブソース、テキスト原稿、CSV、XMLなどのデータファイル、バイナリファイルなど、さまざまなファイルを編集できるテキストエディタ。

 今回パブリックベータ版が公開された最新バージョンでは、構造解析エンジンを搭載。プログラム言語やHTML/XMLファイル、テキスト文章の構造を解析し、ブロック単位で表示・選択・編集可能。構造解析による新機能や表示機能などはプログラム言語別に設定できる。また、ユーザー指定の行頭の文字や記号をもとに構造を解析して「アウトライン」ウィンドウに表示するアウトライン表示機能により、文章構造が把握しやすくなるほか、ジャンプやブロックの選択も可能。

 そのほか、比較エンジンを刷新し、相違箇所を文字単位で表示できるようになった。単語補完機能により、入力した文字から始まる単語を候補の中からリスト表示でき、誤入力、誤編集を軽減できるとしている。

C言語編集画面
ファイル比較結果画面
XMLモード適用前
XMLモード適用後

 メガソフトでは、パブリックベータ版を利用したユーザーからのフィードバックにより正式版の開発を進めるとしている。なお、MIFES 10の正式発表は2015年2月を予定している。

(山川 晶之)