Evernote、紙の書類の自動撮影・トリミング・補正・デジタル化に特化したアプリ「Scannable」

　Evernoteは8日、iPhone/iPad向け書類スキャンアプリ「Scannable」を提供開始した。無料。

　レシートや名刺、新聞記事など、紙に書かれたさまざまな書類にiPhone/iPadをかざすと、書類を自動で認識、そのまま撮影まで行う。撮影された書類は、自動的にトリミング、画像補正が施され、整理されたデジタル文章として保存される。

　名刺をスキャンすると、相手のLinkedInプロフィールの詳細や、写真などを追加した連絡先ノートに変換。スマートフォン上の連絡先に保存することができる。

書類を自動で認識すると、タップすることなく撮影まで行う

名刺をスキャンすると、相手のLinkedInのプロフィールの詳細やスマートフォンの連絡先に保存できる

　撮影したデータは、Evernote以外にも、他のアプリやメール、SMSなどで共有可能。Evernoteに保存された場合は、文字検索が可能となる。

　また、デスクトップ用スキャナー「ScanSnap Evernote Edition」とWi-Fi連携でき、Scannableからの操作で書類のスキャンが可能なほか、1台のScanSnapを複数のユーザーで共有できる。

　なお、Android版の提供は検討中としている。