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Twitterが悪質ユーザー対策を強化、なりすましなどの報告が簡単に

 Twitterは26日、悪質な利用者への対策を強化すると発表した。なりすまし、自傷行為、個人情報が記載されたツイートをより簡単に報告できるようになる。この機能は、数週間の間に全ユーザーが利用可能になる予定。

 Twitterでは、一般ユーザーがより安心してサービスを利用できるよう、技術的対策や運営体制の改善に取り組んでいる。2014年12月には、問題のあるツイートを第三者が報告できるようになったほか、ここ半年ほどの間に問題報告サポートチームを3倍に増員。対応時間も短縮されたという。

 なりすまし、自傷行為、個人情報に関する報告を行うには、専用フォームで必要事項を記入する必要があった。今回の機能変更により、当該ツイートから直接報告できるようになる。

 今後は、Twitterの利用ルールに違反するアカウントに対して、対応手段の追加を検討するとしているが、具体的な方策については現時点で未言及。なお、利用規約違反によるアカウント凍結などはすでに行われている。

(森田 秀一)