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Twitter、フォローの有無に関係なく誰とでもDMできる仕様変更

 Twitterは20日、ダイレクトメッセージの利用方法を変更したと発表した。従来のダイレクトメッセージは相互フォローしているアカウント間で利用できる機能だったが、今回、誰とでもダイレクトメッセージをやり取りできる設定も可能にしたという。20日から順次適用される。

 フォローしていないアカウントを含め、誰からでもダイレクトメッセージを受け取れるようにするには、[設定]ページの[セキュリティとプライバシー設定]で[Receive Direct Message from anyone]を有効にする。自分がフォローしていないアカウントから来たダイレクトメッセージにも返信できる。

 なお、この機能を有効にしても、やり取りを望まないアカウントはブロック設定することで、ダイレクトメッセージの受け取りもブロックできる。

[Receive Direct Message from anyone]の設定項目

 ダイレクトメッセージの仕様変更に伴い、Twitter.comのPCウェブ版およびAndroid/iPhone向け公式Twitterアプリにおいて、プロフィールページにダイレクトメッセージのボタンを表示するようにした。このボタンが表示されていれば、そのアカウントにダイレクトメッセージを送信できる。

プロフィールページに表示されるダイレクトメッセージのボタン

 Twitterでは、「プライベートな会話に便利なダイレクトメッセージ機能は、公開スタイルの通常のTwitterと対極にある機能として考えており、今後もまだまだ改善が続けられる予定」だとしている。

(永沢 茂)