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「こと座流星群」が22日深夜から23日未明に観測チャンス、ウェザーニューズがライブ中継

 株式会社ウェザーニューズは22日23時より、「4月こと座流星群」のインターネットライブ中継を実施する。ウェザーニューズサイト内の「SOLiVE24 Ch.」や、YouTube、ニコニコ生放送、スマートフォンアプリ「ウェザーニューズタッチ」などから視聴できる。

ウェザーニュースの「4月こと座流星群2015」特設ページ。流星が見える空模様かどうかを予想した「流星見えるかなマップ」を掲載している

 4月こと座流星群は、太陽の周りを約400年の周期で公転する「サッチャー彗星」が母天体の流星群。ピーク時には1時間あたり10個程度の流星が観測できるほか、突発的に流星数が増加することがあるという。過去には日本で1時間に90個、米国では1時間に100個以上もの流星が観測されたことがあり、光の筋が残る比較的遅い流星が多いとしている。出現時期は4月16日から25日までだが、ピークは4月23日8時50分ごろで、月明かりも少ない22日23時から夜明け前が観測チャンス。

 ウェザーニューズでは、事前番組を22時から開始。流星中継は23~25時に特別番組として放送する。全国7カ所から流星をライブ中継し、流星の映像と観測スタッフのコメントをリアルタイムに配信する。PC用無料ソフト「ソラマド」で視聴すると、チャット機能を使って番組視聴者とコミュニケーション可能。

 そのほか、ウェザーニュースの有料会員向けには、流星が確認されると中継動画を編集してスマートフォンアプリにプッシュ通知する「流星キャッチャー」も提供する。

【追記 19:00】
 ウェザーニュースの「4月こと座流星群2015」特設ページには、4月22日深夜に流星が見える空模様かどうかを予想した「流星見えるかなマップ」を掲載している。

 前日の21日に発表した予想図(下の画像)では「バッチリ見える」とされていた北海道、東北、関東のそれぞれ一部と近畿付近が「チャンスあり」に引き下げられたほか、房総半島と紀伊半島のそれぞれ南部は残念ながら「難しそう」に。一方で中国、四国のぞれぞれ一部と九州全域などが「バッチリ見える」となっている。

本記事初出時に掲載した4月21日時点での予想図

(山川 晶之)