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PFU、大型液晶タッチパネル搭載のネットワーク対応ドキュメントスキャナー「N7100」

マウス、キーボードなどUSB機器が接続可能

 株式会社PFUは18日、ネットワーク対応の業務用ドキュメントスキャナー「N7100」の受注を開始した。価格は21万円(税別)。

「N7100」

 「ScanSnap N1800」「fi-6010N」の後継モデル。メニューの選択や読み取った画像の確認に利用できる8.4インチのXGAタッチパネルを搭載。ハードウェアの一新により、A4カラー毎分25枚・50面(300dpi)の給紙速度を実現したほか、処理速度を向上。スキャン開始から画像表示までのトータル時間がScanSnap N1800の約半分となっている。

 スキャンデータは、メール送信・FAX送信・印刷・保存といったアクションを設定できる。アクションは利用者ごとに変更できるため、操作ミスを減らし、作業の効率性を高められるとしている。また、窓口業務でも利用できるよう、紙の文書に加え、プラスチックカードの読み取りにも対応している。

 集中管理機能「Scanner Central Admin」により、最大1000台の遠隔管理が可能(別途、集中管理用のサーバーが必要)。設定の一括管理や操作履歴を管理できる。また、スキャンデータはサーバーに保存され、スキャナー内にデータを残さない設計となっているほか、利用者認証機能により利用者を限定した運用が可能。SSL経由によるデータの送信にも対応する。

 Windows用の専用SDKを提供し、業務アプリケーションにアドインソフトウェアとして組み込むことが可能。また、キーボード、マウス、USB機器を接続できるUSBポートを搭載し、業務に最適化した専用端末として使用することもできる。

(山川 晶之)