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NTT東日本の「ひかり電話」用ルーター約6700台、違う番号に電話がかかる不具合

 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は2日、同社が提供するIP電話サービス「ひかり電話」の一部ルーター/ホームゲートウェイにおいて、ダイヤルした電話番号と違う電話番号に発信してしまう不具合があることを公表した。

不具合が発覚した「RS-500KI」

 対象機器は、2015年9月中旬からレンタル提供している「RS-500KI」約6700台。RS-500KIに接続している電話機の設定が「ダイヤルパルス 20pps」の場合、ひかり電話の発信時、ダイヤルした電話番号と異なる電話番号に着信する場合があるという。ユーザーからはこれまでに16件の報告があったとしている。

 NTT東日本では修正用ソフトウェアを作成中で、11月10日をめどに提供開始予定。11月5日以降、ダイレクトメールで該当ユーザーに個別に連絡している。修正用ソフトウェア提供までの回避策としては、発信設定を「ダイヤル式」から「プッシュ式」に設定変更するよう案内している。

電話機の発信設定を「ダイヤル式」から「プッシュ式」に変更することで、不具合は回避される

(山川 晶之)