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10代のFacebook利用率が1年で大幅に低下、ジャストシステム調査

 株式会社ジャストシステムは18日、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2016年4月度)」の結果を発表した。同社が運営するネットリサーチサービス「Fastask」で4月26日~5月3日、15~69歳の1100人を対象に調査したもの。

 プライベートでスマートフォンを利用すると回答した694人を対象に、メディアごとの接触時間を聞いたところ、スマートフォンからのインターネット接続は10代(15~19歳)が1日平均123.1分と最長。20代が111.7分、30代が89.7%、40代が62.5分、50代が55.3分、60代が45.2分で、年代が上がるにつれて短くなる傾向にある。

 PCからのインターネット接続では、10代が1日平均79.9分、20代が150.9分、30代が123.7分、40代が141.9分、50代が139.4分、60代が157.3分。テレビは、10代が117.1分、20代が133.0分、30代が143.3分、40代が130.5分、50代が153.3分、60代が171.6分。PC、テレビの接触時間は60代が最も長い。

 回答者1100人の主なウェブサービス利用率を見ると、YouTubeは72.9%、LINEは48.8%、Twitterは37.7%、Facebookは36.0%、ニコニコ動画は29.7%だった。

 なお、10代のFacebook利用率は、2015年4月度の45.0%から27.0%へと大幅に低下していることが分かった。

(磯谷 智仁)