Adobe、「Shockwave Player」の脆弱性修正版を公開


 米Adobe Systemsは23日、「Shockwave Player」に危険度の高い脆弱性が発見されたとして、脆弱性情報を公開した。Adobeでは、脆弱性を修正したバージョンを公開しており、ユーザーに対してアップデートを推奨している。

 脆弱性が存在するのは、Windows版Shockwave Playerの11.5.0.596以前のバージョン。脆弱性の詳細な内容は公表されていないが、脆弱性が悪用された場合には外部からシステムを制御される危険があり、脆弱性の危険度は4段階で最も高い“Critical”としている。脆弱性はPaul Kurczaba氏により発見され、米TippingPointが運営する「Zero Day Initiative」を通じてAdobeに報告された。

 Adobeでは、脆弱性を修正したShockwave Playerのバージョン11.5.0.600を公開。ユーザーには、旧バージョンのShockwave Playerをアンインストールした後に、最新バージョンをインストールすることを推奨している。


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(三柳 英樹)

2009/6/25 17:40