加入電話とISDNの時間帯別通話時間、午前9時台にピーク


 NTT東日本およびNTT西日本は6月30日、「平成20年度電気通信役務通信量等状況報告」を発表した。電気通信役務通信料等状況報告は、加入電話や公衆電話、ISDN、IP電話、専用線などについて、年間の通信回数や通信量、回数などを集計したもの。地域や時間帯別のデータも含めて、詳しくまとめている。

 2008年4月から2009年3月の加入電話とISDNの合計を見ると、通信回数ではNTT東が64億4600万回(前年度比18.4%減)、NTT西が61億3500万回(同21.2%減)。通信時間ではNTT東が2億2194万時間(同19.9%減)、NTT西が2億1244万時間(同22.3%減)。収益ではNTT東が858億5100万円(同18.1%減)、NTT西が791億8900万円(同21.2%減)と、いずれも大きく減少している。

 なお、時間帯別の通信時間については、加入電話、ISDNいずれについても、午前9時台にピークを迎えている。

 ひかり電話の状況を見ると、通信回数ではNTT東が18億3700万回(前年度比44.9%増)、NTT西が16億5900万回(同57.7%増)。通信時間では、NTT東が8248万時間(36.7%増)、NTT西が7144万時間(同44.0%増)と、いずれも増加している。

NTT東の時間帯別通信時間、NTT西についてもほぼ同様の結果

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(野津 誠)

2009/7/1 11:00