アドビ、Webアプリ開発ツール「ColdFusion 9」パブリックベータ


 アドビシステムズは14日、動的なWebサイトやWebアプリケーションを開発するためのツール「Adobe ColdFusion 9」と「Adobe ColdFusion Builder」のパブリックベータ版を公開した。同社サイトの「Adobe Labs」から無償ダウンロードできる。

 ColdFusion 9では、Microsoft SharePointとの統合や、Officeドキュメントの読み書きに対応した。また、専用のAIRアプリケーションによって複数のColdFusionサーバーを1個所から管理することも可能。さらに、AIRアプリケーションのローカルおよびリモートでのデータベース同期機能を搭載した。

 ColdFusion Builderは、アプリケーションのコーディング、サーバーの管理、およびプロジェクトの作成などが行える開発ツール。オープンソースの統合開発環境「Eclipse」をベースにしている。ColdFusion 8/7で作成されたアプリケーションもサポートする。アドビは、「ColdFusion Builderを使用することにより、開発者は重複した作業の自動的な処理やコードの再利用を通じて生産性をさらに高めることができる」としている。


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(野津 誠)

2009/7/14 16:41