「日経WagaMaga」のSNSが9月30日で終了

　日本経済新聞社は21日、資産運用やエンタメなどの情報を配信するサイト「日経WagaMaga（ワガマガ）」のSNS「WagaMagaラウンジ」を9月30日に閉鎖すると発表した。「コミュニティ拡大に向けた私どもの努力が足らず、サービスを終了せざるを得なくなった」としている。

　ユーザーが「WagaMagaラウンジ」に公開した日記データについては、9月をめどに画像とテキストをダウンロードできるサービスを提供する予定。他のSNSへインポートしやすいファイル形式でのダウンロードについても検討しており、詳細が決まり次第告知するとしている。

　なお、ユーザーが別の会員の日記に投稿したコメント、会員同士が交わしたメール、自己紹介、友人リストなど、本人の日記の画像・テキスト以外のデータはダウンロードの対象外となる。これらのデータを保存したいユーザーは、コピー＆ペーストや画面キャプチャーなどの方法で別に保存する必要があるとしている。

　「WagaMagaラウンジ」は2006年11月1日にスタートした。3年弱でサービスを終了することになる。サービス終了に先立ち、7月21日には新規会員登録の受け付けを終了している。