世界のネット人口、2013年には22億人に、43%がアジア


 米Forrester Researchは21日、世界のインターネット人口が2013年までに45%の伸びを示し、約22億人に達するとの報告書を公表した。特にアジアのインターネット人口は、全世界の43%を占めるまでに成長するとみている。

 中国は、2013年には世界のインターネット人口の17%を占めると予測。中国では今後、5年以上にわたり年間約11%の成長が続くとしている。これに対して、米国や西欧諸国、韓国、日本などは毎年1~3%の成長率にとどまるという。

 米国のインターネット普及率については、現在の73%から2013年には82%に上昇すると予測。これにより米国が、オランダや英国、日本、韓国などと同等のインターネット普及率と並ぶとみている。

 欧州ではロシアとトルコのインターネット人口が毎年8%成長すると予測。また、現在は世界のインターネット人口の8%を占めるアフリカ・中東諸国は、2013年までに急速な成長を遂げ、13%にまで拡大するとしている。


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(増田 覚)

2009/7/23 15:35