IEに画面キャプチャ機能を追加するアドイン、フェンリルが公開


 フェンリル株式会社は21日、ブラウザで表示しているWebページなどの画面をキャプチャできるInternet Explorer(IE)用アドオン「SnapCrab for IE」をリリースした。Windows 7/Vista/XPに対応しており、IE8での使用を推奨。同社サイトより無償でダウンロードできる。


「SnapCrab for IE」のツールバー。右側に7種類のキャプチャボタンとカラーピッカーボタンがある。左側には検索窓も備える

 「SnapCrab for IE」をインストールすると、IEにツールバーとして追加される。ツールバーには、キャプチャする範囲・方法に応じて7つのキャプチャボタンが用意されており、それをクリックするだけでPNG形式の画像としてデスクトップに保存される。

 キャプチャする範囲・方法は、「ウェブページの表示領域をキャプチャ」「ウェブページ全体をキャプチャ」「ウェブページの指定範囲をキャプチャ」「ウィンドウをカーソルと共にキャプチャ」「トップレベルウィンドウをカーソルと共にキャプチャ」「デスクトップ全体をキャプチャ」「デスクトップ全体をカーソルと共にキャプチャ」の7種類。スクロールしないと表示できない縦長のWebページもワンクリックでキャプチャできるほか、Webページだけでなくデスクトップ全体のキャプチャ、通常のプリントスクリーン機能ではキャプチャできないマウスカーソルを表示した状態でのキャプチャも行える。

 このほか、カラーピッカー機能もあり、ツールバーにあるボタンをクリックすることで、マウスカーソル位置の色のRGB値、Webの16進RGB値による色情報が表示される。閲覧しているWebページで気に入った色があった際に、HTMLソースを見ることなく色情報を確認できる。

 SnapCrabの機能は、フェンリルが開発・公開しているブラウザ「Grani 4」に搭載されていたほか、「Sleipnir」用にもプラグインとして提供されていたもの。今回、IEでも使えるようツールバーとしてリリースした。


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(永沢 茂)

2009/10/21 11:38