Windows XP ModeとWindows Virtual PCがダウンロード可能に


 マイクロソフトは、仮想デスクトップ機能「Windows XP Mode」と、仮想化ソフト「Windows Virtual PC」を10月19日に公開した。22日に一般発売されたWindows 7向けの追加機能で、いずれも、同社のダウンロードセンターから入手できる。

 Windows XP Modeは、Windows 7 Professional/Ultimate/Enterprise向けに提供される仮想デスクトップ機能。Windows Virtual PC上などでWindows XPを動作させることができ、Windows 7では動かないアプリケーションが使えるようになる。企業などで、古いアプリケーションが動作しない場合のために、アプリケーションを更新するまでの代替手段として提供されている。

 利用にあたっては、PCのCPUが、Intel VTやAMD-Vといった仮想化支援機能をサポートしている必要がある。また、Windows XP Modeのインストール用に2GB、さらに、仮想Windows環境用に15GBのHDD空き容量が必要とのこと。

 一方のWindows Virtual PCは、最新のクライアントPC向け仮想化ソフト。ホストOSとしては、Windows 7 Home Basic/Home Premium/Professional/Ultimate/Enterpriseに対応し、こちらもCPUの仮想化支援機能が必要となる。


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(石井 一志)

2009/10/23 18:57