Google AdSense管理画面がグラフィカルに、広告の最適化支援


AdSenseの新管理画面ベータ版の特徴

 グーグルは24日、コンテンツ連動型広告サービス「Google AdSense」の管理画面に新インターフェイスを導入し、国内のAdSense利用者に順次提供することを明らかにした。管理画面はベータ版として米国で5日に公開され、英語、日本語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語の一部ユーザーに試験的に提供していた。

 新管理画面は、グラフィカルなレポート機能を搭載したことが特徴。ページの表示回数や広告のクリック数、広告のクリック率など日々の統計情報を折れ線グラフで表示し、広告収益の傾向を管理画面上で比較・確認できるようになった。従来は、グラフを作成するには統計情報をCSVファイルにエクスポートしなければならなかった。

 レポート機能はカスタマイズも可能で、テキストやイメージ、Flash、HTMLなどの広告タイプごとの収益をグラフで分析する機能も搭載。グーグルのAdSenseオンライン部長を務める柳田 晃嗣氏は、「収益のツボがわかりやすくなり、分析結果をもとに広告の種類やサイズを変えることで広告の最適化が図れる」と新管理画面の利点をアピールした。

従来の管理画面新管理画面

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(増田 覚)

2009/11/24 15:32