英語版「Google Suggest」強化、入力する間際から“答え”表示


 米Googleは11日、英語版「Google Suggest」の機能を強化したと発表した。これにより、検索クエリーを入力している途中でも適切な情報が得られる場合が出てくる。

 例えば、ブリュッセルの天気を知りたい場合、「weather brus」(完全なクエリーは「weather brussels」)と入力した段階で、Google Suggestのキーワード候補のプルダウンメニューの中に、天気予報そのものが表示される。つまり、検索結果ページを見たり、クリックする必要すらないことになる。


「Google Suggest」による天気予報の表示例

 Googleによると、この機能は、Google Suggestと、同社の「ユニバーサルサーチ」を一部統合したことで可能になったとしている。

 Google Suggestに表示される情報は現在10種類で、天気予報、飛行機運航情報、現地時間、エリアコード、荷物追跡、辞書、計算機、通貨換算、単位換算、人力検索サービス「Google Answers」に対応している。同社では、さらに多くの機能を追加する計画だ。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/12/14 14:22