ニフティ、大学の研究室や研究機関に高機能コンピュータを開放


PRIMEPOWER HPC2500

 ニフティは15日、同社がインターネットサービスの運営で活用している高機能コンピュータ「PRIMEPOWER HPC2500」の処理能力の一部を開放する研究活動支援プログラムを開始した。

 プログラムでは、研究活動のために高い計算能力を有するコンピュータを必要とする大学研究室や非営利団体の研究機関を対象として、「PRIMEPOWER HPC2500」の処理能力の一部を有償で提供する。「PRIMEPOWER HPC2500」のスペックは、CPUがSPARC 64V(2.08GHz)、プロセッサ数64、理論ピーク性能が8.32GFLOPS。メモリーは最大512GB、ハードディスクは1TB。

 利用料金は2万円からを予定しており、2010年3月31日までのトライアル期間は無料となる予定。利用申し込みはメールで受け付けており、問い合わせのあった研究機関に対してニフティの担当部門が連絡し、利用環境や料金などを相談するとしている。


関連情報

(三柳 英樹)

2009/12/15 15:50