若手落語家による落語を音声配信、「ニフティ寄席」スタート


ニフティ寄席

 ニフティは28日、若手落語家による古典落語の音声データを有料配信する「ニフティ寄席」を開始した。料金は月額315円。

 「ニフティ寄席」は、「二つ目」の落語家が毎月1回実施する公開収録で披露した1本30分程度の古典落語を毎月4本配信。ニフティでは、2005年8月から2009年4月まで無料のPodcastコンテンツ「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」を配信していたが、サービス休止後に復活を希望する利用者からの要望が多数あったことから、「ニフティ寄席」として復活させることを決めたという。

 配信方法は、ダウンロードとストリーミングの2種類を用意。ファイル形式はダウンロードがMP3ファイルで、PCからポータブルオーディオプレーヤーなどに転送して再生も可能。ストリーミングの視聴にはWindows Media Playerを使用し、ビットレートは128kbps。なお、サイトでは約1分間分の無料試聴できる。

 このほか「ニフティ寄席」のWebサイトでは、出演する落語家のプロフィールや活動報告、イベント告知などを掲載。また、利用者特典として落語家のサイン色紙、公開収録や交流会への参加権を抽選でプレゼントする企画も実施する。


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(村松 健至)

2010/1/29 14:43