スターバックス都内約200店舗で無料Wi-Fiがスタート、年内にも全国展開


 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は28日、カフェチェーン大手「スターバックス」の店内で利用できる無料公衆無線LANサービス「at_STARBUCKS_Wi2」を発表した。アカウント登録すれば誰でも利用できる。7月2日にまず都内23区の約200店舗でサービスを開始。年内には全国約850店舗に展開する計画。

「at_STARBUCKS_Wi2」対応店舗に掲出されるロゴ

 at_STARBUCKS_Wi2は、Wi2が運営するサービス。店舗へのアクセスポイント設置などの面でスターバックスコーヒージャパン株式会社と協力する。具体的なat_STARBUCKS_Wi2対応店舗リストは、7月2日に公開する予定。

 無線LAN規格はIEEE 802.11a/b/g/nに対応。ただし、無線LANの暗号化は行われないため、必要に応じてVPN接続を行ったり、秘匿性の高い内容についてはSSL接続されているか確認してほしいと注意を呼びかけている。

 サービス利用にあたっては、メールアドレスおよびパスワードの登録が必要。一度登録したアカウントは、すべての店舗共通で使える。なお、接続時間制限は設けられていない。

 このほか、at_STARBUCKS_Wi2対応店舗では、Wi2の有料公衆無線LANサービス「Wi2 300」も利用できる。


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(森田 秀一)

2012/6/29 17:08