ネットギア、最大1300＋600Mbpsの11ac対応Wi-Fiルーター「Nighthawk R7000」

「Nighthawk R7000」

　ネットギアジャパン合同会社は4月16日、IEEE 802.11ac対応のWi-Fiルーター「Nighthawk R7000」を、5月下旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、想定市場価格は2万2800円（税込）。

　「Nighthawk R7000」は、5GHz帯と2.4GHz帯に対応。両帯域を同時使用可能なため、5GHz帯で最大1300 Mbps（11ac接続時）、2.4GHz帯で最大600Mbps（11n接続時）を同時に利用できる。

　通信規格は、5GHz帯が11ac/n/aに対応、2.4GHz帯が11n/g/bに対応する。また、接続するデバイスの位置に追従して電波の送信方向や出力を最適化するNETGEARのBeamforming+（ビームフォーミングプラス）技術を採用。これにより、電波の到達範囲を拡げて外部機器からの電波干渉や電波の届かないデッドスポットを減らすと同時に、ワイヤレス接続のスピードを最大化できるとしている。

　インターフェイスは、USB 2.0ポート×1、USB 3.0ポート×1を搭載。USB接続のHDDを接続すれば、PCやスマートフォン、タブレットなどから利用できる家庭内サーバーとして、USB接続のプリンターを接続すれば、プリントサーバーとして利用できる機能を備える。有線LANは、ギガビット対応のイーサネットポート×5（WAN×1 、LAN×4）を装備する。

　また、NETGEARが無償提供するWindows用バックアップソフト「ReadySHARE Vault」を利用することで、WindowsのファイルをR7000に接続したHDDにバックアップすることができる。Appleのバックアップ機能Time Machineにも対応しており、Macユーザーの場合はTime Machineでバックアップ可能。そのほか、iTune、AirPlay、AirPrint、AppleRemoteにも対応する。

　また、有害サイトへのアクセスを遮断するペアレンタル・コントロール機能も無償利用可能。ゲストへ無線によるインターネットアクセスを提供しつつ宅内のネットワークへのアクセスを遮断するゲストネットワーク機能も備える。設定は、WPSボタンによる簡単設定に対応する。

　製品は標準で3年間の長期保証が付く。365日対応の日本語電話サポートを提供しており、土日でも、インストール時の疑問点や利用方法などについて、電話でサポートが受けられる。