「Google Chrome 43」公開、Web MIDI APIに対応、37件の脆弱性を修正

　Googleは19日、ウェブブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるバージョン43.0.2357.65を公開した。Windows版、Mac版、Linux版がGoogleのサイトからダウンロードできる。既存ユーザーには自動的にアップデートが適用される。

　Google Chrome 43では、計37件の脆弱性を修正。脆弱性の深刻度は、4段階で上から2番目に高い“High”が6件、3番目に高い“Medium”が6件、最も低い“Low”が2件など。

　機能面では「Web MIDI API」をサポート。MIDI音源やキーボード（鍵盤）などのPCに接続したMIDI機器をウェブブラウザーから扱えるようになる。また、ブラウザーが位置情報やプッシュ通知などのAPIに対応しているかを問い合わせることができる「Permissions API」にも対応した。