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ファーストサーバの「Zenlogic」、障害復旧の見通し立たず? サーバー移設手順も案内中

 ファーストサーバが提供しているホスティングサービス「Zenlogicホスティング」で大規模な障害が発生し、復旧の見通しが立たない状態になっている。同社はサーバー移設の手順をアナウンスするなど、トラブルは長期化の様相を呈している。

 同サービスでは6月中旬ごろから高負荷障害が発生しており、7月6日20時から緊急メンテナンスを実施していたが、再開処理後に再び高負荷が発生したとして、終了予定だった7月9日8時以降もサイトの閲覧やメールの送受信などがストップしたままの状態となっている。

 Zenlogicホスティングは、同社が2012年に引き起こした大規模なデータ消失事件を教訓に2015年にスタートした、Yahoo! JAPANのIaaSを基盤とするサービスで、今年に入って2万社あまりのユーザーがすべてこのZenlogicホスティングに移行し終えたと発表しており、今回、これとほぼ同数のユーザーが被害に遭ったものとみられる。規模が桁違いなだけにTwitterなどにおける阿鼻叫喚のコメントの数も桁違いで、有志によるまとめページも続々と立ち上げられている。

 同社は9日になって障害がすぐに復旧しないことを前提としたサーバー移設の手順をユーザーにアナウンスしており、トラブルの長期化は不可避の状況だ。

【追記 12:00】
 その後、ファーストサーバは9日22時すぎ、一時的に高負荷状態の緩和を確認したとして、停止していたサービスを再開したと発表。翌10日に入り、同日11時時点で稼動状態が安定していることを確認していると発表した。