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PayPayによるお賽銭、ネットでのQRコード公開を中止した理由は? その経緯が公開中

 PayPayによるお賽銭システムを導入した、京都府福知山市の海眼寺が導入までの経緯をnoteで公開中だ。ネットでのQRコードの公開が取りやめになった経緯についても詳しく記されている。

 PayPayのサービスイン直後に加盟店に申請した同寺は、賽銭箱にQRコードを貼り付けることで、現金を持たない参拝者や外国人旅行者からもPayPayを通じて賽銭を受け付けているほか、一時はネット上でもQRコードを公開し、賽銭の受付を行っていた。今回のnoteではそれら導入の経緯などが事細かにまとめられており、賽銭に対してPayPayの全額キャッシュバックが発生した例や、PayPayによる賽銭の多くを占める「クラウド参拝」にも言及されている。なお、QRコードをネットで不特定多数に公開して寄付を受け付ける行為は、PayPay側から停止の依頼があったそうで、今回のnoteでは現在行われているDMを使ったやりとりを行うようになるまでの経緯についてもまとめられている。導入を検討している個人商店が多いとされるPayPayだが、今回の海眼寺の導入までの経緯は、業態こそ違えど参考になる点は多そうだ。