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企業向けOffice 365のインストールで、Chromeの検索エンジンがBingに書き換わる?

 Microsoftの「Office 365 ProPlus」の新しいインストーラーを利用すると、Chromeの検索エンジンがGoogleからBingへと書き換えられることが明らかになり、海外で批判を浴びている。

 Office 365 ProPlusは共同作業などに向いたOfficeの企業向けバージョンで、今回発見されたのは、バージョン2002以降のインストーラーを実行すると、Chromeの検索エンジンを同社製のBingへと置き換える拡張機能「Microsoft Search in Bing quick access」が併せてインストールされるというもの。企業のシステム管理者がグループポリシーを用いてインストールから除外できるとはいえ、企業のシステム管理者が負担を強いられることに変わりはなく、海外掲示板では同社への批判が殺到している。この新インストーラーは2月に配布が開始される予定で、展開先は米国をはじめとした7カ国となっており、現時点で日本は含まれていないが、将来的にどうなるかは不透明なほか、Officeの他バージョンへと波及する可能性もあり、予断を許さない。