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IFTTT、上位プラン「IFTTT Pro」の導入により無料プランに大幅な制限。実質的な有料化との声も

 複数のウェブサービスを連携できるサービス「IFTTT」が上位プラン導入に伴い、従来の無料プランの範囲を縮小することを発表し、ユーザーの間で困惑の声が上がっている。

 新しく発表された個人向けのサブスクリプションプラン「IFTTT Pro」では、これまで1つのアプレットに対して1つのトリガーと1つのアクションしか設定できなかったのが、複数を設定可能になるなど大幅な進化を遂げている。その一方、従来提供されてきた無料プランは、これまで制限なしに作成できたアプレットが最大3個までしか作成できなくなるなど、大幅な制限が課せられる。同サービスのユーザーにはIFTTTなしでは過ごせないほど依存しているユーザーも多く、かつ完全互換のサービスもないことから、有料プランへの意向を受け入れる旨を表明しているユーザーも少なくないが、アプレットのテストに必要な枠を考えると無料枠だけで運用を続けるのはかなり不自由なことから、実質的な有料化だとして不満を募らせているユーザーもいるようだ。なお、10月7日までは、IFTTT Proの月額費用9.99ドルを、初年度に限り月額1.99ドルからの“言い値”で設定できる移行特典が用意されている。