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「LINE家計簿」が金融機関との連携機能を終了。入出金履歴や残高の自動反映が不可能に

 家計簿アプリ「LINE家計簿」が、銀行の入出金履歴や残高を自動的に家計簿に反映する連携機能を3月31日付で停止する。

 提供終了の対象となるのは、これまで連携してきた銀行や信用金庫などで、今後も自動連携に対応するのは自社サービスのLINE PayおよびLINEポイントのみとなる。金融機関との連携による入出金履歴や残高の自動反映機能は一般的な家計簿アプリの肝となる機能で、同社もこれまで「銀行やクレカを連携して、家計簿を自動化♪」「お買い物のたびに自分で収支を入力する必要はありません」と大々的にアピールしていたほどで、今後も手動での入力機能やレポート機能は以後も利用できるとはいえ、全く別のアプリに変貌することになる。連携停止の理由について同社では「APIによる金融機関との連携に関し、ユーザー様のご期待に沿うサービスを開発し、維持することが困難」としており、再連携の予定もないとしている。実際には1月の時点ですでに告知されており、先日の一件を受けての措置というわけではないが、タイミングからしてさまざまな憶測が飛び交う、今回の連携終了と言えそうだ。