やじうまWatch

低評価爆撃がなくなる? YouTube、低評価の数を見えなくするテストを実施中

 YouTubeで、低評価の数を見えなくするためのテストが行われている。いわゆる低評価爆撃を回避するのが目的のようだ。

 動画サイトやショッピングサイトにおけるユーザーによる評価ツールは、仕様変更が近年相次いでいる。Amazonのカスタマーレビューのように「役に立った」以外の選択肢をなくして低評価をできなくしたり、Netflixのように星5つでの評価から親指アップ/ダウンに改めたりと、各社の取り組みはさまざまだが、今回YouTubeがテストしているのは、親指アップ/ダウンは残したまま、親指ダウン、つまり低評価の数を非表示にするというもの。高評価と低評価の数を見比べることができなくなることから、いわゆる低評価爆撃を回避することを目的としているようだ。もっとも投稿したクリエイター側はツールを使ってこの低評価の数自体は見られるとのことで、広範囲に影響が及ぶことは避けつつも、低く評価されていること自体はクリエイターに伝えたいという、YouTube側の試行錯誤ぶりが見て取れる。ちなみにリリース時期は「今後数週間」とされており、またリリース時には仕様が変更される可能性もある。