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携帯電話事業者のデータ通信、「最適化」と称してデータが非可逆圧縮される措置に批判高まる

 ここ2週間ほどで、Twitterを中心に徐々に大きな騒動となりつつあるのが、携帯電話事業者が「最適化」と称してデータを非可逆圧縮しており、それがゲームのDLに失敗したり、あるいはユーザーの知らぬところで画像の劣化やExif情報の削除につながっているという問題。発端となったのはソフトバンク回線でゲームがダウンロードできないというユーザーの報告と、それに対するゲームメーカーのやりとりがきっかけだが、関連するさまざまな情報が共有されるうち、ドコモでも「通信の最適化」というオプションが存在していることが判明。何より問題なのは、機種変更などをきっかけに、ユーザーが知らないうちにこの機能が勝手にオンになっているケースが多いらしいことで、騒動がますます拡大しているというのが現状だ。今後さらに発展していく可能性の高いこの問題、Togetterのまとめには現在起こっている騒動の一連の流れのほか、この「最適化」に関するMVNO事業者のコメント、さらにユーザー側で対処可能な手順がまとめられているので、一読をおすすめしたい。

◇ハッハッ、見ろ!第1種電気通信事業がゴミのようだ!! #通信の最適化()(Togetterまとめ)
http://togetter.com/li/839917
◇スマホゲームの不具合、原因はソフトバンクの画像圧縮(すまほん!!)
http://smhn.info/201506-softbank-assyuku

(tks24)