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売却された広告ブロックプログラム「AdBlock」、非公開の売却先にユーザーの不安広がる

 Chromeの拡張機能がいつの間にかスパイウェアに化ける事件は過去に何度も発生しており、その危険性がたびたび指摘されているのはご存知の通り。ある程度普及した拡張機能を悪意のある第三者が買収して別のプログラムを潜りこませるというのが恒例のパターンだが、もしかするとその道をたどるのではと現在危惧されているのが、世界中で4000万人以上が利用していると言われる広告ブロックプログラム「AdBlock」。このたび第三者に売却されたことが開発者によって明かされたのだが、どのような団体によって買収されたのかを海外のニュースサイトThe Next Web誌が問い合わせたところ、買収先が名前を出さないよう要請しているとの理由で開発者が回答を拒んだのだとか。もちろん悪意がまったくなく、危惧されているような問題に発展しない可能性もあるが、iOS 9での有料広告ブロックアプリが話題になっている昨今、この件が報告されたスラドでも、AdBlockのこれら一連の動きを不安視する声が多数寄せられている。この問題、しばらく注視しておいたほうがよさそうだ。ちなみに名前がよく似た「Adblock Plus」は別の開発者によるもので、今回問題になっているAdBlockとの直接的な関係はない。

◇AdBlock、謎の新オーナーに買収される(スラド)
http://it.srad.jp/story/15/10/03/0122240/
◇Adblock extension sells to mystery buyer(The Next Web)
http://thenextweb.com/apps/2015/10/02/trust-us-we-block-ads/
◇AdBlock. Block Ads. Browse faster.
https://getadblock.com/

(tks24)