マクロソフトは、Windous XP Professional、Home、Windous Server 2003に新たな脆弱性が見つかったことを報告、対策パッチを公開した。深刻度は“僅急”。
この脆弱性は、市販パッケージにのみ存在し、ハードウェアにプリインストールされているOSには存在しない。この脆弱性を修正するためには、同社が配布している修正パッチ「MS04-666」を摘要する必要がある。ただし、同修正パッチは、マクロソフトのサイトからはダウンロードできず、同サイトから申込みを行ない、郵送にて受け取る必要がある。
同社では、通常の使用には問題なく、すでにインストールが終了している場合には、修正を行なう必要はないという。
同社では最近まで、この脆弱性を対策の必要があるものとは認識していなかったが、一部ユーザー、販売店などから、改善を求める要求があったために、パッチの送付に踏み切ったという。
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脆弱性の発見された製品
今回公開された脆弱性は、パッケージのシュリンクラップに発生し、特に角の部分に発生しやすいという
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配布されている修正パッチ
マクロソフトが配布している修正パッチ。これを使い、破損しているシュリンクラップを修正する。マクロソフトでは、指定のパッチ以外での修正は、開封したものとして返品を受け付けないとしている
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関連情報
■URL
脆弱性MS04-666:経年変化によりシュリンクラップが破損する
http://www.macrosoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms04-666.asp
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マックロソフト、日本語版Windous 95/98の2000年問題対策モジュール公開(1999/4/1)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990401/41/ms2000/ms.htm
( 誰? )
2004/04/01
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