【2004/06/30】
■ ライブドアが球団を買収すると、日本一有名なITベンチャーに?
29日深夜に、ライブドアが近鉄球団の買収に乗り出すことが伝えられて、この一夜は大騒ぎとなった。「ル。の ぷろぐ」のオーナー氏はライブドアの関係者だということだが、「近鉄に関してはノーコメントですが」と断った上で、球団買収のメリットについて記事で触れていた。球団のオーナーになれば、テレビや新聞でほぼ毎日「ライブドア」と呼ばれるようになり、ライブドアを知らない人はほとんどいなくなる、とのことだ。日本一有名なITベンチャーとなる日も間近か?
■ 鶏肉をペプシブルーで煮ると、デスラー総統に似る
肉を、コーラに醤油などを加えた汁で煮る「コーラ煮」は、キャンプなどで見かける、知る人ぞ知る調理法だ。肉に黒いつやが出て、おいしそうに仕上がる。コーラといえば、今話題なのはもちろん「ペプシブルー」だ。「Marvyの日記」のオーナー氏は、「青い鳥煮込み」という素敵な名前の料理に取り組んでいた。ペプシブルーを使った鶏肉のコーラ煮だが、掲載されている画像を見ると、残念ながら「青い鳥」とはならず、宇宙戦艦ヤマトのデスラー総統を思わせる色に仕上がっていた。……食欲は色にとても左右されますね。
【2004/06/29】
■ 参院選の投票啓蒙で、仮面ライダーとショッカーが「トォーッ!」「ヒョー!」
第20回参議院議員通常選挙は7月11日が投票日だ。各地方の選挙管理委員会は、熱心でない選挙民を相手に、投票への啓蒙広告を打っている。例えば、筆者の地元の埼玉県の選管ではWebサイトに広報ページを設けているが、はっきりいっておざなり。しかし、宮城県の力のいれ具合はちょっと違う。同県出身の石ノ森章太郎先生の名作「仮面ライダー」を啓蒙キャラクターにしているのだ。その上、あの「藤岡弘、」さんが声の出演をしている。「トォーッ!」「ヒョーッ!」と、仮面ライダーとショッカーの皆さんが声を掛け合うフラッシュムービーもある。宮城では投票率100%だな。
■ スウェーデン国王、王女の萌え写真をWebに掲載した人物に激怒!
エルエルによると、スウェーデンのカールグスタフ国王が、あるWebサイト管理人に激怒しているらしい。そのサイトでは、国王の娘であるマデリーン王女の写真を掲載していた。王女が胸のあたりの露出が大きいドレスを着ている写真なのだが、キャプションに「So cute, oh so horny.(筆者意訳:エッチな子に萌え!)」とつけてしまったのがどうやら国王を怒らせた原因らしい。美しい王女だけに、以前からネットに性的なコラージュ写真がたくさんあったようで、国王も我慢に我慢を重ねた上で爆発したというところだろう。国王は弁護士を雇い、Webサイト管理人の正体を追っ
ているそうだ。どうなりますことやら。
【2004/06/28】
■ はてなユーザー「IDを捨ててやり直したい」と思った人が4割弱
はてなに、「今のIDを捨ててやり直したいと思ったことはありませんか?」という興味深いアンケートがあった。はてなでは、Q&Aの機能、はてなダイアリー、はてなアンテナと、すべて同じIDを使う仕組みになっている。また、1人が取得するIDは1つだけにするのが原則だ。アンケートでは、4割近くの人が「取り直したいと思ったことがある」と回答している。また、はてなの利用期間が長い人の方が、若干ではあるけれども、より「取り直したい」と思う傾向があるようだ。とはいえ、実際に取得しなおした人は非常に少数。クリアしてやり直したくても、踏みとどまってがんばる、自分の人生に厳しく接するはてなユーザーの姿が垣間見えました。
■ ブログ化した乙武さんのWebサイト、なぜかトラックバックできず
乙武洋匡さんの公式Webサイト「OTO-ZONE」が、24日にリニューアルオープンした。ココログを全面的に取り入れた、ブログスタイルになっている。乙武さんも、ブログ化後、最初の投稿で「トラックバック機能を使うことで、これまでよりかなり活発な相互交流が可能になるはずです」と、ブログの利点を書いている。ところが、ページにはなぜか、トラックバックするためのリンク表示がないのだ。筆者だけが操作ミスでもしたのかと慌てたが、どうやらほかのブロガーの皆さんも気がついていたようだ。「スタッフの設定ミスでは?」という指摘もあった。うーむ。
【2004/06/25】
■ ペプシブルーとコカコーラC2を混ぜると、深緑色になるらしい
22日に発売された夏季限定発売の「ペプシブルー」。鮮やかな青が印象的なこの飲み物は、新しいものに敏感なネットユーザーの皆さんが、早速買い求めて飲んだ印象をブログなどに投稿している。筆者も買ってみたのだが、あまりにも青いのでビビってしまい、今も冷蔵庫の中だ。ペプシブルーに先立ち、コカ・コーラからは「C2」という新製品が発売されている。新しいものが2つそろえば混ぜてみたくなるのが人情だろう。「yuuka diary」によれば、予想外の深緑色の液体になるらしい。楽しすぎだ。あとで試してみよう。
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夏季限定発売の「ペプシブルー」 |
こちらはコカ・コーラの「C2」 |
混ぜると……なんと、深緑色に |
■ eBayに超高級車ランボルギーニの出品……ただし、焼けた鉄くず
ランボルギーニ・ムルシエラゴという超高級スポーツカーがある。価格コムによると、日本では2,550万円もするらしい。この車が、eBayになんと2,500ドル(約26万円)で出品されているという情報を得た。見てみると、焼けただれたポンコツだった。こうなってしまうと、2,550万円もただの鉄くずだ。掲載されている写真を次々と見ていくと、その鉄くずの向こうに、つやつやと光る赤いボディのムルシエラゴが写っていた。つまり、また買ったぜ、と自慢したかったわけか……。
【2004/06/24】
■ 萬Zヘヴィメタル社歌、第2弾の「エビフライ」プロモ公開中
日本ブレイク工業の社歌を作った萬Zさんが、横浜・八景島シーパラダイスのレストラン「ローズベイハウス」の「店歌」を作った。同店名物の大きな「エビフライ」と、食べ放題バイキングをテーマにした、「炎のエビフライ-キング オブ バイキング」というタイトルの曲だ。CDはすでに5月末に発売済みだが、BARKSではカットなしのプロモーションビデオを公開している。プロモに登場する迫力あるエビフライはもちろん、ローズベイハウスに行けば食べられる。テーマ曲のあるエビフライというわけで、前代未聞だ。
■ ジョージ・ルーカス監督、ネットの噂を微妙な表現で肯定する
eiga.comによると、「スター・ウォーズ エピソード3」のサブタイトルについて、ジョージ・ルーカス監督自身が意味深な言及をしたそうだ。来年公開予定のこの映画のサブタイトルはまだ秘密にされているため、憶測がネットで駆けめぐっていて、USA TODAY紙のインタビューで話題に上ったもの。監督は、あるタイトルでは「ノー」と答えたあと、もう1つのタイトルでは「その可能性もあるね」と微笑したらしい。なんだかとても微妙な表現だけれど、ファンの心をつかむ発言だ。
【2004/06/23】
■ 2ちゃんねらー向け? 好きな文字が入れられる「壺サーバー」
2ちゃんねるといえば、トップページに表示されている“壺”を思い出す。また、2ちゃんねるといえば、高アクセスゆえにサーバーに関する問題が頻繁に起こることでも知られる。だから、焼酎を入れる「壺サーバー」という商品と出会ってしまって、筆者は思わずのけぞってしまった。特注で、好きな文字を入れられるタイプもあるから、どんなAAを入れたらウケるだろうかと考えてしまった。焼酎ブームでもあるし、ひょっとしてこの壺サーバー、流行るかも!?
■ 多くの司法修習生が「Winnyの事件をやりたい!」と希望
Winny関連の裁判で弁護をしている奥村徹弁護士に、司法修習生から「Winnyの事件をやりたい!」という連絡が結構あるそうだ。修習で弁護に加わりたい、ということらしい。奥村弁護士のはてなダイアリーによると、一律に「ダメです」と断っているそうだ。「今の修習生に出番があるといえば、そういう(ほかのP2P)ソフトの開発過程から助言を与えて、リリース後も法的にフォローしていくという段階だろう」とも。ごもっともです。
【2004/06/22】
■ ドクター中松、新発明「人メディア」発表~参院選にも有効!?
日本が誇る発明家、“ドクター中松”こと中松義郎氏の76歳の誕生日を祝うパーティが21日夜、東京都内で開催された。席上、ドクターの新発明「人メディア」も発表。人メディアとは、「LDPF単層ポリエチレン」という原料を元にした塗料「Hagalex」を使って、顔や体にメッセージを塗りつけ、メッセージを書かれた人間が動いたりしゃべったりすることが特徴らしい。ドクター曰く「看板、雑誌、テレビに次ぐ“第4のメディア”」で、24日に公示日が迫った参院選にも絶大な効果を発揮するそうだ。用いる塗料は乾くとゴム状になるので、使用後に剥がしやすい特性もあって便利だけど、ボディペイントを特許化してしまうなんて、さすが(!?)ですね。
編集部
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壇上に上がる中松義郎氏 |
会場では「人メディア」をデモンストレーション |
人メディアを熱く説明する中松氏。参院選にも効果アリ!? |
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乾杯の音頭はタレントの大村崑氏が担当。「ユーモアのある博士が好き」だという |
パーティでは、米国デンバー市で制定された「ドクター中松デー」に関する式典も行なわれた |
楽団による生演奏も披露 |
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ドクター中松グッズの即売会も |
中松氏をモチーフにしたTシャツ |
本誌記者とがっちり握手 |
■ 自動車の人身事故に遭って「ラッピ~」なWeb日記オーナー氏
Web日記やブログを公開する最大の利点は、自分に起こった災難を「ネタになる!」
と、幸福に転換できるところにあるのかもしれない。Web日記「僕の見た秩序。」では、オーナーのヨシナガさんが、自動車にひかれた事故の様子を掲載している。書き出しは「車にひかれたよ☆ V(^○^)V ラッピ~V」である。相手の自動車の画像は、事故に遭ってからなんと30秒後に撮影されたもの。普段見られない救急車の中の様子もバッチリだ。ケガの方は打撲だけで済んだようで、不幸中の幸いだが、常に前向きに生きたければ、日記をネットで公開するに限る。
■ 楽天広場に、ブログを併設する聴診器専門の通販サイト発見
楽天広場では、ネット通販サイトにブログを開設できる。そんなブログ併設サイト
の1つに「聴診器」販売専門のサイトを見つけた。一言で聴診器といっても、病院で見かける通常のもの以外に、金メッキ仕上げの高級品や、電子化されてPCに接続できるものまであって、種類の豊富さに驚かされた。併設のブログでは聴診器に関する情報は今のところ全くなく、サッカーの試合に関するオーナー氏の感想ばかりなのが少々残念だが、なんだか、1つ買ってみたくなりました。
【2004/06/21】
■ “父の日”にYahoo! BBスタジアムでオリックス・近鉄戦~どうなる合併問題
合併問題で揺れるオリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズが、合併発表後、初の3連戦を神戸のYahoo! BBスタジアムで行なった。日曜日に観戦に行った筆者だが、なかなかの混雑ぶりにびっくり。試合の合間に“父の日”キャンペーンとして行なわれた、フィールド内で親子がキャッチボールを楽しめるなどのイベントも盛況だったようだ。注目の試合は、ブルーウェーブのエラーもあり近鉄が勝利。近鉄側の応援席では「球団合併断固反対!」の横断幕が掲げられ、父の日キャンペーンとは対照的に物々しい雰囲気も。個人的には、名前にオリックスが残ったとしても、近鉄ファンの迫力のある応援は残したいなぁと思いました。
編集部
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Yahoo! BBスタジアム正面ロゴ |
フィールド内では攻守交代の間を利用して、親子によるキャッチボールも実施 |
近鉄側の応援席では「球団合併断固反対!」の横断幕も |
■ 日本ブレイク工業専務、ブログ開設して会社の苦境(?)を吐露
最近は東大生の卒業後の進路にもなっているらしい、あの日本ブレイク工業の、専務取締役がブログをオープンしていた。ブログには、工事部の職人で本来俳優のダイヤモンド勝田さんが映画「座頭市」の賭博師役で出演していた、なんてことも載っている。心配なのは、専務さんが現在入院中らしいことだ。それに、これだけ有名になったブレイク工業なのに、解体の仕事があんまり多くないらしいことも書いてある。ブログ開設で、今度は本業が儲かりまくるようなことになればいいんだけどなぁ。
■ ブログサービスの選択で、アクセス数が大きく異なる実験結果
ブログ「限界SS」で、とても興味深い実験結果を掲載している。限界SSは、ハーレーダビットソン「スポーツスター」についてのネタが中心のブログだ。この記事を、ココログ、Seesaa、JUGEM、楽天広場、Livedoorの5つのブログサービスに同時に掲載して、それぞれの読者動向を比較の上、考察している。全く同じ内容であっても、それぞれのサイトでアクセス数にかなりの差があり、リピーターとなる読者数もだいぶ異なるようだ。まさか、こんなに違いが出るとは。
【2004/06/17】
■ ネット競売に童貞を120万円で出品した、図々しい英国の19歳男子
Tokyo Fuku-blogによれば、英国の19歳の男の子が、自分の初体験をネット競売に掛けているそうだ。本人の弁によれば、「マルチメディアのあるプロジェクトに関わってきたから暇がなくて」19年間女性体験がなかったそうだ。彼は“処女オークション”にヒントを得て、このとても働き者で長期熟成された童貞をネットオークションに掛けたという。しかも図々しいことに6,000ポンド(約120万円)もの高額で出品している。物好きはいるもので、8件も入札があるらしい。すてきな初体験になることをアジアの片隅から祈ります。
■ 「週刊!木村剛」初心者に最適! 「関連用語集」続々更新中
ブログ「週刊!木村剛」は、今更なんだけれどとてもおもしろい。「週刊」といいつつ毎日更新していて、疾走感あふれる文章で経済の最先端事情を切り込んでいる。ただし、情報量が多いから、ほんの少しでも読まない期間があると、話題に乗り切れなくなってしまう。バックナンバーはリンク先もあるからものすごく巨大で、これから読み始める初心者は歯が立たないかもしれない。しかし、困ったことがあると、どこからともなく偉い人が現れ、埋めてくれるのがネット界だ。ブログ「笑わせんなヴォケが!」のオーナー氏が、「関連用語集」を公開している。現在の収録語数は201件。簡潔でわかりやすい解説は「週刊!木村剛」周辺動向の見事なまとめになっている。まったく、ありがたいことです。
【2004/06/16】
■ 戸田誠司さんの新CDに、192kbpsの高品位MP3ファイルがついている
音楽配信メモによると、今日、10年ぶりに発売される戸田誠司さんの新CD「ThereShe Goes」はCD-EXTRAになっていて、全曲分の高品位MP3ファイルが付録されているそうだ。戸田さんは普段からPCやシリコンオーディオで音楽を聴いているようだ。このMP3ファイルも、戸田さんによれば「自分用に作られていたMP3のおすそわけ」だとか。このCD、あまり宣伝費を掛けてなくて、売れるかどうかはネットでの口コミが頼りらしい。こんなCDにネットは味方になれるのか。
■ ブロガーの最年少記録更新か? しょうまさんは1歳1カ月
どうやらまた、ブロガーの最年少記録が更新されていたようだ。「しょうまにっき」のオーナー、しょうまさんは2003年4月27日生まれだとプロフィールにある。いちごが大好きな1歳1カ月のイケメンだ。一方、先輩ブロガーである、けいてぃさん(2歳)のブログは今もほとんど休みなしで更新継続中だ。いずれ、2人はトラックバックし合うようになるのだろうか。
【2004/06/15】
■ 科学者が「完全な冗談のための数学的な方程式」を完成させる
ElephantLogic30によると、「完全な冗談のための数学的な方程式」を作った科学者がいるそうだ。この式は「c=(m+nO)/P」で表わされる。オチのおもしろさ係数と時間の積(m)と、痛さ係数と主題がしくじる回数の積(nO)の和を、シャレの回数(P)で除すると、冗談のおもしろさ(c)になるらしい。が、筆者も説明していてよくわからない。つまりこの数式では、長いとぼけた話ならオチはそれほど重要でなく、シャレを多くすると冗談が弱くなる、ということがいいたいらしい。もっとも、こんな分析をしたとたんにおもしろくなくなるのが、冗談というものだ。
■ イタチョコシステムが、ゲームの他OS移植パートナーを募集中
Mac OSで動くハイセンスな脱力系ゲームで、知る人ぞ知るソフトメーカー「イタチョコシステム」が、過去に発売したゲームを他のOSに移植する「ビッグプロジェクト」を開始した模様。Webサイトによれば、「あの素晴らしい弁当を2度3度」「蒸し蒸しチキンそり旅行」「難しい本を読むと眠くなる」など11本のゲームを、Mac OS XやWindows、Java、ケータイ、MSXなどに移植したい意向のようだ。移植希望者は、タイトルにより5万円から15万円の権利金を支払い、移植したゲームの販売権を得る。つまり移植希望者が儲かるかどうかは、本人の営業力次第という契約だ。やってみます?
【2004/06/14】
■ 歯がゆい! 政治家ブログの出来そうで出来ないRSSフィード
政治家ブログサイト「ele-log」が先週から公開されている。政治家の皆さんが超党派で集まり、ブログを公開している。政治家同士のトラックバックなども発生しそうで、これからどんなことになるのか、とても興味深い。頻繁にチェックしたいから、筆者はRSSリーダーに登録しようとしたが、これが出来そうで出来ない。例えば、山崎拓さんのブログにもリンクがあるけど、実際にはRSSの配信機能は動いてない。おかげでむちゃくちゃ歯がゆい思いをしてしまった。こんなところで“政治的決着”しなくても……。
■ はてなダイアリーのキーワード解説「2ch」がすごい勢いで更新
はてなダイアリーのキーワード機能は、解説文をユーザーがよってたかって作り上げる仕組みになっている。ユーザー同士の主義主張がぶつかり合うこともあり、時として、嵐のような更新頻度になる。この週末は、「2ch」の解説文がすごい勢いで更新されていたようだ。現在のところ、2ちゃんねるに批判的な勢力が優勢な文章になっているが、これからどう転がっていくのか、目が離せないところ。
【2004/06/11】
■ 小説になった「電車男」のストーリー……ヒロインの視点で
この先ちょっと楽しみな、執筆途上の小説を見つけた。元になっているストーリー
は、あの「電車男」だ。すごい勢いでネットを駆けめぐって、多くの人の涙を搾り取った物語を、電車男さんの視点ではなく、ヒロインの「エルメス」さんを主人公にしてノベライズしてある。作者の麻木桂樹さんは「これまで小説を書いたことがない」というが、なかなか読み応えがある佳作だ。麻木さんは「そろそろ息が切れてます」と弱気なんだけれど、どうしても結末まで読みたい気分です。
■ SoftEther“萌え”解説書発売。登大遊さんの感想は?
書籍の表紙などのイラストに、可愛い絵を使う「萌え化」の波が押し寄せて久しいが、あのSoftEtherにも非公式の「萌え解説書」が登場したようだ。ところが、SoftEther作者の登大遊さんは「ふざけている。誰が企画したんだ?」と日記に書いていて、出版の話は知らなかった様子。「とりあえず、買ってくる」とあるので、興味は持ってらっしゃるようだが……。果たして萌え本は受け入れられるのか!?
【2004/06/10】
■ スパマーの標的、今度は「wiki」……無関係なリンクを貼る
「huixingの日記」によると、「wiki」をターゲットにしたスパムが増加しそうらしい。wikiサイトの多くに設置されている「sandbox」という練習用のページに、サイトへのリンクを追加して、スパマーのサイトとGoogleのページランクを上げ、何も知らないネットユーザーを誘導することを狙っているようだ。wikiは基本的に誰でも更新することができるから、こういったスパム行為がやりやすい。まったく、悪いことをするやつのおかげで、面倒はどんどん増える。
■ 強盗団のメンバーをネットで募集……1人逮捕で芋づる式に捕まる
中日新聞によると、愛知などで犯行を重ねていた、強盗団の主犯格と見られる男が逮捕されたそうだ。この男は、ネットに「裏家業」というWebサイトを開設して、共犯者を募集していたらしい。応募して雇われた連中は、主犯格の男について何も知らないまま、強盗していたようだ。もっとも、メンバーの1人の指紋が割れて捕まると、携帯電話の着信履歴などから芋づる式に合計5人の逮捕となったようで。「匿名性」もたいしたことはなかったか。
【2004/06/09】
■ なんと50万円! レアもののファミコンカセット、高騰中
ビタミンXによると、懐かしいファミコンのカセットで50万円もするものがあるそうだ。写真を見ると、金色に光り輝いていて、見た目がいかにも豪華だ。このカセットは「ロックマン4」というタイトルのゲームで、登場するボスキャラの公募に採用された8名にのみプレゼントされたものらしい。昔、ファミコンで遊んでいた世代が大人になって、懐かしもののアイテムにお金を出せるようになったゆえの、50万円カセットの登場なんだろう。とはいえ、50万円だものなぁ……。
■ 検索させない……Googleに引っかからないWebページを作る挑戦
「Harry Love」というWebサイトは、Googleの検索にわざと引っかからないように構成されている。サイトをXMLで記述することで、検索からの回避に挑戦しているのだ。検索エンジンへの登録を避けるには、「robots.txt」やメタタグを設置するのが普通だが、これら方法ではGoogleをブロックできないこともあるようだから、どうしても検索させたくないサイトを作りたいなら、Harry Loveの手法は参考になるだろう。しかも、Going My Wayによると、Harry Loveは検索はできなくても、IEのほかMozilla、Firefoxでちゃんと表示されるようだ。もっとも、筆者が常用するOperaでは単なる文字の羅列で表示されてしまうので、副作用がないわけではない。
【2004/06/08】
■ ニコンのネットショップでは、「ニコンようかん」を販売中
ニコンといえば、カメラや光学関連を中心とした精密機器一筋の会社だ。そのニコンのネットショップに、ニコンらしからぬ商品が並んでいることを知った。トップメニューに「菓子類」とあるのをクリックすると、現れるのは「ようかん」だ。社内の売店で販売されているもののようで、本来は工場見学に行ったときだけ買えるらしい。サイトの説明によれば、40年の歴史がある商品とのこと。人気があるからなのか現在は全品種とも品切れ中だが、問い合わせてみたら協力工場から随時入荷するとのことだったので、楽しみに待とう。
■ 呼び出しはベルで……テレックスはチャットの元祖だった
KDDIが国際テレックスサービスを来年3月で取りやめるというニュースがあったばかりだけれど、ライターの山崎潤一郎さんのブログに、国際テレックスが重要な通信手段だった頃のことが載っていた。テレックスでは紙テープにパンチしたものを読み込ませて通信するのだが、リアルタイムにキーボードを打つ「チャット」もあったそうで、今更ながらびっくり。アスキーコードに「ベル」を鳴らす符号があるのは、チャットでいたずらにさんざん使ったから知っていたけれど、すでにこれも昔話か。
【2004/06/07】
■ 焦る前に必読! 自分のサイトは「Google八分」なのか調べる方法
ある日突然、特定のWebサイトがGoogleの検索結果からはずされてしまう「Google八分」だが、Googleにちゃんと捕捉されているのに、自分のサイトが「Google八分になった」と勘違いしてしまうWeb開設者も多いようだ。マンガの評論などをしている若林泰志さんのWebサイトに、「Google八分の確認と対応の方法」というページがあった。悪意の人間によってGoogleの検索から削除された経験があるという、若林さんが要点を詳しく解説している。Googleで引っかからなくなったら、まずはこのページを読もう。
■ 知りたくなかった……元祖ネットアイドル「東京カステラ」の本当
「東京カステラ」という美しい女性が、かつてネットでWebサイトを開設していた。もう何年も前に閉鎖されてしまったが、今でも掲示板で誰かが話題にすると、初めてその姿に接したネット初心者を中心にちょっとした騒ぎになり、みんな画像の掘り出しに躍起になる。彫りが深い顔立ちからか、男性だという説が一部で信じられていた。ネット界では伝説の美少女だったわけだが、ブロガーの小鳥さんが、なんとインタビューに成功していた。彼女は平岡雅子さんというれっきとした女性で、写真集が出版されている正真正銘のアイドルだった。謎が解けてしまうと何となくがっかりした気分になってしまう筆者だが、彼女の画像をたくさんため込んでいることはいうまでもない。
【2004/06/04】
■ 新検索システム登場? 「検索君」は楽しいけれど腹が立つ
画像掲示板「pya!」に、「検索君」というフラッシュコンテンツがあった。表示されるのは、MacOS風のダイアログボックスで、何かの検索ができそうな雰囲気だ。あとは冗談コンテンツだと理解した上で、実際にいじってみて欲しいのだが、爆笑しながらも腹が立ってくる。お願いだから1回ぐらい、何か検索してきて。
■ 大切な「ドンペリ」を飲み干した、息子のPS2をオークションに
eBayに、子供のプレイステーション2を出品した親がいた。米アーカンソー州にお住まいのこのお父さん、13歳のいたずら息子に大事なラッパを壊されてしまったそうだ。さらに大事にとっておいた、120ドル(約13,000円)相当の高級シャンパン「ドンペリニョン」まで飲み干されてしまったらしい。そこで、お仕置きのため、息子が一番大事にしていたプレイステーション2を出品することにしたようだ。落札条件の「Ships to:Worldwide」あたりに、お父さんのとてつもない怒りを感じてしまう。
【2004/06/03】
■ ブログにハマると10kg太る! 更新依存症になった女性の話
「外苑前 売文集団的Blog」に、「ブログ更新依存症(中毒)救済プログラム」という記事が掲載されている。「ブログ更新中毒」になった患者同士による自助プログラムで、悩みを語り合うという設定の文章だ。商社勤務で25歳の女性が、お菓子作りをテーマにしたブログの更新にハマり、そのテーマゆえに10kg太ってしまった告白は、たぶん創作なんだろうけれど、ものすごくリアルだ。身につまされる。
■ 全国有名銘菓を全部「萌えキャラクター化」する動き
さまざまなものを可愛い女の子の画像に仕立て上げる「萌えキャラクター化」の波は、今度は日本全国の有名銘菓に押し寄せた。先月25日、2ちゃんねるにスレッドができて以来、あっという間に作品が集まった。本日までに、1都1道21県、39の銘菓が萌えキャラクターになっている。しかし、いろんなお菓子があるものだ。
【2004/06/02】
■ 「私もトラックバックしたい」吉井怜さんの宣言に、動揺走る
人気ブロガーでタレントの吉井怜さん。ブログに吉井さんが投稿する記事には、かなりの数のトラックバックが毎回ついているが、吉井さん自身も「トラックバックをしたい」と宣言していた。ちょっとだけややこしいトラックバックの仕組みも、ほかのブロガーから教わって準備は万端、あとはトラックバックするのみだ。初トラックバックの栄誉を受けて、多くの男性ブロガーから嫉妬されるのは、果たしてどこのブログだ?
■ 日本製ソーシャルネット、本家「Orkut」を凌駕する成長ぶり
磯崎哲也さんのブログによると、ソーシャルネットワークのgreeやmixiのトラフィックがものすごい勢いで増えているらしい。ソーシャルネット本家のOrkutを、もう間もなく抜いてしまいそうだ。日本だけを対象にしたサービスでのこの勢いには、全くびっくりしてしまったけれど、筆者は今朝から昼までに、mixiで30回ぐらいリロードを繰り返しているから、トラフィックが増えるのも当然かもしれない……。
【2004/06/01】
■ 普及期? あの「セグウェイ」がスーパーの駐輪場にあった!
はてなダイアリー「みんな以外のうた」に、あの「セグウェイ」がスーパーマーケットの駐輪場に停められている画像があった。どこにあるスーパーだか説明はないのでよくわからないが、高価なセグウェイを日常の足として、自転車のように使っている人がいるということなんだろうか。
■ マンボでクリック 懐かしい「スターどっきり」風フラッシュ
以前、フジテレビで放送されていた番組「スターどっきりマル秘報告」。マンボの軽快な音楽に合わせて、ビデオ再生の順逆を細かく繰り返して、芸能人の皆さんがいたずらされて驚いた表情をおもしろく見せる手法は、単純だったけれどつい笑ってしまったものだ。そんなビデオの雰囲気を再現するフラッシュムービーがあった。画面へのクリックを繰り返すだけだけれど、やり始めるとニヤニヤしながら止められなくなるのだ。
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