■ 夏休み最後の日、小中学生で宿題が終わってない人が64％もいる
　@searchの検索語ランキング「瞬！ワード」で、「夏休みの天気」が急激に順位を上げている。もちろん、夏休みの宿題の最後の追い込みに入った小中学生の皆さんが検索しまくっているためだろう。筆者の子供の頃には家族の記憶を総動員して埋めたことを考えると、便利になったものだ。そんな中、はてなで「小中学生の皆さん、夏休みの宿題は終わりましたか？」というアンケートが行なわれていた。31日未明に締め切られた結果は、50人中32人、64％の人が宿題が終わってないという。便利になっても変わらないことはあるのね……。

■ 14年前に他界のおじいちゃんが描いたエッチな絵を、孫が２ちゃんねるで公開中
　おじいちゃんの遺品を整理していた、とある２ちゃんねらー。14年前に亡くなったそうだが、生前、「火事になったら何をおいてもまずこれをもって逃げろ」と言っていたその風呂敷包みの中から、おじいちゃんの手によるエッチな絵がゾロゾロと出てきたそうだ。「優しくて紳士なおじいちゃん」だったイメージが崩壊したのがよほどショックだったのか、２ちゃんねるにスレッドを立てて、絵のスキャン画像を公開している。大正から昭和初期の雰囲気が猛烈に漂ってくるその絵は、なかなかの名筆だ。しかし、おじいちゃんはまさか、こんな形で絵が公開されるとは思わなかったろうね。

■ これでも1台……壁面を埋める、消費電力2.7KWのモンスターPC
　このWebサイトを開いた瞬間、ゾクゾクと鳥肌が立った。マンションの一室のような壁にPCの部品が多数、むき出しで貼り付けられているが、これで1台のPCらしい。説明によれば、HDDは22台連結で約2TB、メモリ8GB、消費電力は電源7台分の約2.7KWだ。使いやすい単位が普通のPCとは違ってしまっている。ビデオカード2枚刺しでモニタを4台接続してあって、タブレットを2枚、ペンを4本用意して使い分けているようだ。トレンドの「静音化」もちゃんと取り入れていて、これだけの規模でありながら動作音はプレイステーション2より静からしい。「とあるゲーム原画家さん」の持ち物らしいが、1度生で見てみたい……。

■ ライブドア海の家、臨時休業の告知がWebにないから「ムカッ」
　夏休み最後の週末は、台風のためにあいにくの天気となってしまった。何かと注目のライブドアが、江ノ島に出店中の海の家「livedoor Cafe」も、29日はお休みしていたようだ。しかし、肝心な公式Webサイトで臨時休業の告知がなかった。そのために「ラーメン大好き小○さん」のオーナー氏は現地に到着してから張り紙を発見、「ムカーーッ」としていた。こういう緊急時こそネットで……。

■ GREEに早く入りたいから、「GREE Night 2.0」に行く
　ソーシャルネットサービス「GREE」のイベント、「GREE Night 2.0」が9月12日に開催される。スポンサーが多数付いていて、会場は1,000人入る大箱が使われるようだ。筆者のもとには、GREEのライバル「mixi」シンパの集団がコスチュームをそろえて乗り込むぞ、という情報も届いている。当日は相当荒れそう、いや、盛り上がりそうだが、筆者には、クラブとかいうところが敷居が高いので、チケットを買おうかどうしようか苦悩中だ。さて、ネットでも話題になっているだけに、まだGREEに呼ばれていない人だって気になるものだ。「Webビジネスコンサルタントのネタ帳」のオーナー氏もそんな1人で、「GREE入ってないんですけどチケット買ったんで来ちゃいましたあははよかったらあとで招待メール投げてくださいね作戦」を遂行するらしい。早くGREEに入りたいなら、これも手だよなぁ。

■ さいたま市が「さいたまタワー実現大集会」を9月開催
　首都圏での地上デジタル放送実現のために、どこかに新しい巨大テレビ塔を作らな ければならない――。というわけで、我が埼玉県では、600m級の「さいたまタワー」をさいたま新都心に建設すべく、誘致活動の真っ最中だ。もし実現すれば、高いところが大好きな筆者としてはうれしい限りだが、情勢はなかなか厳しいとの噂も聞く。そんな状況にテコ入れするために、さいたま市主催の「さいたまタワー実現大集会」が9月22日、さいたまスーパーアリーナで開催されるそうだ。光で仮想タワーを造ってみたり、コロッケさんと華原朋美さんによるステージショーがあったりと、なかなか盛りだくさんの内容らしい。入場無料だから、ぜひ行こう！

■ 新人女子アナウンサーは87歳……熊本のネットテレビ局
　熊本県の天草諸島専門のネットテレビ局「天草テレビ」でこの夏から活躍している新人アナウンサーは、87歳の黒川ツルエさんだ。毎日新聞によれば、前任者の廣田アヤさんは5月に85歳で亡くなっているそうで、その後任として選ばれたのがツルエさんだ。農家を営んでいるツルエさん、旦那さんはすでに他界しているけれど、お孫さんが13人、曾孫10人もいる。天草でとれたヒトデを食べる体当たりレポートが初仕事で、これはサンプル画像として無料で見られる。

■ そろそろ追い込み！　夏休みの自由研究で「昆虫のフン」に対抗
　夏休みもそろそろ終わりの今日この頃。遊びすぎて宿題が全然終わってないよい子 は、今頃死にものぐるいで絵日記を埋めていることだろう。デイリーポータルZでは、公募した子供と「昆虫のフン」の模型作りをしていた。まねをしたくなったみんな、さあ、ここはひとつデイリーポータルZを超えてみよう。あっちが昆虫の模型なら、こっちは自前の実物だ。漫画家の押田J・O先生が、色や柄をつけることに成功している。サンプルは、パパやママにも協力してもらえばあっという間に集まるから、デジカメで撮影してカラープリントで提出すれば、学校中から注目されること間違いなし。

■ paperboy&co.家入社長はかつて「先行者.com」のWebマスターだった
　ブログサービス「JUGEM」やレンタルサーバー「ロリポップ」でおなじみの、paperboy&co. 家入一真社長のブログの最新エントリーは、「今日の赤っ恥」というタイトルだった。家入社長が以前開設していた、懐かしいWebサイトのデータを公開中だ。なんと、2000年頃に爆発的人気となった中国製ロボット「先行者」のポータルサイト「先行者.com」は、家入社長の手によるものだった。また、2001年頃にネットのあちこちで見かけた、米タイム誌の表紙に田代まさしさんをコラージュした画像も、家入社長の作だったようだ。人に歴史あり。

■ 「バーチャルガールフレンド」と交際するのも、お金がかかる
　AZOZ BLOGによると、香港の企業が「バーチャルガールフレンド」というゲームを開発したそうだ。CGで作られた彼女は、交際が進むにつれ心を開き、彼女の生活をさらすようになる。まるで現実の女の子のようだ。そして彼女はプレゼントを欲しがるそうだ。プレゼントを贈るのは、彼女との交際を継続するには不可欠な要素らしいのだが、これにはお金がかかるのだ。ならば現実の女の子に貢いだ方がよっぽどいいような気もする。なお、どれだけプレイが進行しても、“18禁”の方面には決して到達しない健全なゲームらしい。

■ 話題の「Windows XP SP2」をWindows 2000で動かしてみると……
　巨大アップデート「Windows XP SP2」がいろんな意味で話題をかっさらっている今日この頃だが、「小粒.net」で面白い実験を行なっていた。適用外のWindows 2000でSP2を動かしてみているのだ。結果は、素っ気ないダイアログボックスの真ん中に「何もすることはありません。」と書いてあるのみだった。また、2002年に配布されたSP1でも試しているが、「何もする必要がありません。」と言葉が微妙に違う。たぶん、もとになった英文はSP2もSP1も同じなのだろう。そして、2003年に配布されたWindows 2000用のSP4をWindows XPで動かしてみているのだが、「何も実行しない。」と、ターミネーター風だった。そこを何とかお願いします、とつい無理強いしたくなるような回答だな。

■ オリンピック開催中、選手はブログの更新を禁止されている
　CNNによると、国際オリンピック委員会（IOC）は、アテネオリンピックの開催中に出場選手や大会関係者などが自分で書いた文章、撮影した画像をネットで公開することを禁止しているそうだ。その理由は、選手やコーチが記者のように働くべきではない、ということかららしい。選手が規制に反してブログにでも投稿したら、IOCはオリンピックへの参加資格を剥奪したり、罰金を課したりすることになるようだ。この規制で、IOCは誰を守ってるんでしょうかねぇ……。

■ 窪塚洋介さん、公式Webサイトに“復活”の直筆メッセージ
　窪塚洋介さんが公式Webサイトで直筆のメッセージを20日付で公開している。窪塚さんは6月に、マンションの9階から転落して重傷を負い、一部では「再起不能では」ともささやかれていた。しかし、メッセージの筆跡が以前とそう変わりないところからも、体調は良さそうだ。医師からは「驚異的な回復力」と評されていることもメッセージには書かれている。奇跡、としか言いようがないが、それは窪塚さんご本人がたぶん一番実感していることだろう。

■ あの念力ブログが、まもなく更新120日に
　「念力でブログを更新する実験」というふれこみの「念力ブログ」がまもなく更新120日目になる。今までほぼ毎日、1日1回、念力でキーボードを叩いているそうで、29日目にキーボードにものが落ちて誤入力があった1日を除いて、118回とも見事に何も文字がない状態だった。それにしても、ギャラリーの皆さんがコメントを毎回欠かさず投稿しているのがすばらしいと思いました。

■ 待望の「iTunes Music Store Japan」が来年オープンか？
　「V.J.Catkick@」や「about::iPod」などによると、iTunes Music Store Japan（iTMS）が来年中にオープンする、という情報が駆けめぐっているようだ。しかも、米国のiTMSと同様に1曲99セントで提供する、ということらしい。iTMSは、欧米ではものすごい数のユーザー数になっているのが知られているわけだけれど、日本ではサービスが始まる様子がなかなか見えなかった。業を煮やした人たちが、嘆願の署名運動をしたり、iTMSのプリペイドカードを米国から共同で輸入して利用するような動きまである。それにしても、まだ夏なのに来年中というのも、悠長なことに見えるんだけどねぇ。

■ きれいに剃った頭に、入れ墨する広告を6万ドルでいかが？
　「AZOZ BLOG」によると、米eBayに、そり上げた頭を「広告スペース」として売り出した男性が現れたそうだ。広告したいロゴや名前を、頭に入れ墨で書き入れます、という思い切った出品物だ。最低落札価格は6万ドル（約655万円）だが、これは1年間の広告掲載料で、毎年同額の支払いを要求している。eBayの出品のページを見つけてみたのだが、写真の人物がどうも別人に見える。どうやら、このニュースを知った別の男性が類似の出品をしたらしい。さらに探すとほかにもそっくりな出品がある。ただ、どれも入札はないんだけれど……。

■ 高校野球のテレビ中継があると、ビデオレコーダーの時計が狂う
　TECHSIDE.NETと楽画喜堂によると、このところ、ビデオレコーダーの内蔵時計の時刻が狂う現象が発生しているようだ。メーカーや機種によっては、1日1秒もずれていくものがあるそうだ。原因は、NHK教育テレビで連日放送されている高校野球中継だ。ビデオレコーダーは、教育テレビの時報を受信して内蔵時計の時刻を合わせているのだが、高校野球の時には普段のような時報が放送されないため、単なるクオーツ時計の精度となるわけだ。高校野球が終わるまでは、時計をこまめにチェックする必要がありそう。

■ 「ボーイズラブ小説の書き方」、先週の売り上げランキング2位に
　以前ご紹介した書籍「ボーイズラブ小説の書き方」だが、bk1の週間総合ランキングでなんと2位になっていた。1位はハリーポッター、3位は村上春樹と、大御所に囲まれての高順位だからすごい。18日付の最新デイリーランキングでもまだ7位をキープしている。ボーイズラブ小説の書き手予備軍がものすごい人数で存在することはわかったけれど、なんだか複雑な気分だなぁ。

■ よさこい祭りに参加の広末涼子さんを見守るブロガーの皆さん
　広末涼子さんが10日、ふるさと高知の「よさこい祭り」に参加していたようだ。ブ ログばやりの今だから、広末さんの様子をとらえたブログも多かった。「appling」「多重ロマンチック」「gap* angler's blog」「Topics Mobile Network」に、臨場感あふれる写真が掲載されているほか、多くのブログで広末さんの話題を掲載していた。いろいろと芸能マスコミに叩かれっぱなしの広末さんだけれど、ブログには揶揄する内容はほとんどなく、「きれい」「かわいい」「充電してまたがんばってね」といった言葉ばかりが並んでいたのにはちょっと泣けました。ふるさとっていいもんだ。

■ 恐ろしい！　ネットバンキング開発打ち合わせの様子
　「TOTOROの自堕落　日記」に、あるネットバンキングサービスについてのとても気になる内容が掲載されていた。システム更新の開発を外部に発注するための、ごく初期の会議のひとコマなんだけれど、発注側はセキュリティに関してほとんど無知なのに加えて、現行システムのセキュリティの大穴を実験で指摘されても、記録には残ってないから対策をしない、というとんでもない態度を取っていた。もっとも、この日記公開の直後に、新聞社から取材が行ったり、当の担当者は急に地方に転勤になったりしたようで、何となく落ち着くところに落ち着いた感もある。筆者の場合は、残高がほとんどないので安心しているけれどね。

■ 今年の「打ち水大作戦」に、アキバではコスプレイヤーが参戦か？
　暑い……。「打ち水大作戦」の季節が今年もやってきたわけだが、前年にもまして打ち水の効果が猛烈に期待される今日この頃。アキバでも、画期的な打ち水イベントが開催されるようだ。アキバBlogによると、メイド喫茶「JAM　アキハバラ　ヲタンコナス部」に「打ち水っ娘大集合inアキバ」を開催するという告知文があったそうだ。8日間行われる「打ち水大作戦」の中日の22日日曜日、美しいコスプレイヤーの皆さんが「打ち水っ娘」となり、中央通りで水を撒きまくる、とのこと。ただしこのイベントの告知文、誰が書いたのかよくわからないらしい。ホントにやるの？

■ 夏季限定の「かき氷」専門ブログで、暑さを乗り切ろう
　暑い……。こんな緊急時にはブログ「トーキョーウジキントキ」を見るに限る。夏季限定のかき氷専門ブログで、日本各地の絶品なかき氷を画像付きで多数紹介している。最新の記事では、目白駅そばにある和菓子店「志むら」のかき氷が掲載されている。750円の「氷生いちご」はなんと、本物のイチゴの粒がまだ残る、ジャムのような特製シロップがたっぷり掛かっているゴージャスな一品だ。こんな素敵なかき氷が存在するなんて、日本はいい国だなぁ。

■ 空室あり！　すごい宿泊コースがそろっている鬼怒川温泉の旅館
　「DJはこんな物をたまに買う」によると、鬼怒川温泉の旅館「佳祥坊　福松」には、風変わりな宿泊コースがそろっているようだ。たとえば、チェックインの時に、宿泊者が有名人の物まねをすると生ビールが1杯無料の「ものまねプラン」。館主が直々に宿泊者の悩みを秘密厳守で聞いてくれる、ありがたい「悩み事相談プラン」。夜9時にロビーに集まって、宿泊者がお互いに怪談話をする「夏の夜の恐怖体験実話プラン」。名字が内藤さんか斎藤さんに限り利用できる「グット内藤！　お休みな斎藤！　プラン」。果ては「プランが多すぎて『おまかせします』プラン」まである。ほとんどのコースが1万円以下ととてもお手頃だ。そして、この時期でも空室がまだあるのがうれしい。筆者も予約を「悩み事相談プラン」ででも入れておこうか……。

■ オリンピック間近のアテネの街は「iモード」のロゴだらけ
　「たおやかなるアテネの空の下で」によると、まもなくオリンピックが始まるアテネでは、街中で「iモード」のロゴマークを頻繁に見かけるそうだ。オリンピックの公式スポンサーでもある、ギリシャの携帯電話事業者COSMOTEがiモードサービスを提供しているからだ。同社が街の各所に設置している、道案内のキオスクにも大きくiモードのロゴが入っているそうだ。COSMOTEのショップの店員さんたちも、全員青地に黄色いロゴマーク入りのTシャツを着ていて、かつての秋葉原駅前のキャンペーンを彷彿とさせる雰囲気らしい。日の丸の前にiモード。

■ ネットやアキバにあふれる、未成年の性描写をまもなく規制か？
　切込隊長こと山本一郎さんのブログによると、山本さんは「偉そうな人」に呼ばれて話をしてきたそうだ。内容は、ネットやアキバにあふれかえる、未成年のエロ画像についてのことだったらしい。この「偉そうな人」の正体はよくわからないが、「現在の秋葉原は国際的に見て完全に恥だ」と、とても憂慮している様子だ。どうやら、ネットやアキバで流通する、その手の画像ファイルや同人誌などをなんらかの方法で規制していこうという動きがあるようなのだ。一波乱ありそうな雰囲気だ。

■ 気の乗らないデートから「救い出す」携帯電話サービス……米国
　男女の出会いは、相性次第で天国にも地獄にもなる。でも、ネットで知り合った相手との初めてのデートでは、たとえ天国じゃなかったとしても、相手を傷つけることなく逃げ出すことはなかなか難しいだろう。米国には、そんな状況の「保険」になるような携帯電話のサービスがあるそうだ。海外ボツ！Newsによると、あらかじめ「気まずい雰囲気になりそうな時間」をセットしておくと、その時刻に電話が掛かってくるそうだ。このサービスがよくできているのは、「わたしのあとについて、こう言って……」と言い訳のアドバイスが音声で流れ出し、誰でも簡単に苦境から脱出することができるところだ。つまり、デートがケータイにいつも邪魔をされる、と感じたらそれは反省するべき時なのかも……。

■ 最近のスパムは返信すると、返事でたたみかけてくるらしい
　最近のスパムは、数が多くなったばかりでなく、内容もなかなか高度になっているらしい。暇高ゴシップニウスによると、スパムに返信すると何度も返事を返してくることがあるそうだ。最初のスパムはネット初心者の女性を装い、「何も書いてないメールが来たので、とりあえず返信してみました」と届く。これに返事のメールを送ると、「男性からのメールは初めてです。ありがとうございました」と返ってくる。さらに返信すると「返事が来るだけでうれしいものですね」とくすぐられる。やりとりを繰り返すうちに人生相談風になり、「あなたに会いに行きます」とエスカレート。そしてようやく、おきまりのサイト宣伝になるようだ。こんな手の込んだスパムなら楽しめるけれど、メールアドレスは確実に捕捉されてしまうだろうから、ご注意を。

■ 軟体動物もIT化？　伊豆の海に「インターネットウミウシ」がいる
　今は夏休み真っ盛り。海で自由研究ということなのか、あちこちのWebサイトが「インターネットウミウシ」を紹介するWebページにリンクを張っていた。浅い海に住む軟体動物であるウミウシは、身近に感じるけれどまだ分類され尽くしてないそうで、今でも新種が出てくるようだ。だから、「インターネット」なんていうちょっと新しめの名前が付いたのだろう。身体の模様は以前の「インターネットマガジン」の付録になっていた、「インターネットサービスプロバイダー接続マップ」そっくり。大きく印刷して壁に貼りたくなる……。

■ ブッシュ大統領がブログを公開中!?　CIAから横やりも……
　YAMDAS現更新履歴によると、なんと、あのジョージ・W・ブッシュ米国大統領がブログを公開していたそうだ。しかも、大統領のブログに、CIAが横やりを入れているようなのだ。これは、米国の有名サイト「onion.com」に掲載されていた記事がソースになっている。ブログはすでに、開設から3カ月経っているそうで、その内容で国家の安全を脅かしていると、マクローリンCIA長官代行は考えているらしい。

■ 90キロメートル離れて無線LAN接続に成功したティーンエイジャー
　PCをすぐそばに並べていても、時としてつながらないでイライラすることもある無線LANだが、WIRED Newsによると、90キロメートルも離れた地点での接続に成功したグループがいるそうだ。ラスベガスで行なわれたハッカー会議「デフコン」の、コンテストでの出来事だ。この驚異的な実験を成功させたのは、米国の18歳と19歳の男の子4人組。増幅器を使用せず、アンテナの工夫だけで打ち立てた記録だそうだ。直径3メートルのパラボラアンテナはお手製らしいけれど、ちょっとカッコいいな。

■ またライブドアか！　オーディションで人気トップはなんと社員
　「新人女性アーティストを発掘する」という触れこみの、ライブドアとビクターエンタテインメントグループが共同開催するネットオーディションが始まっている。何しろあのビクターが絡んでいるから、合格すればCDデビューは目前のはずで、芸能界への登竜門としては申し分ない企画だ。ところが、このオーディションの存在があまり知られてないためなのか、今のところ応募者が11人ととても少ない。しかも、人気投票でトップになっているのが、「担当者S」というライブドアの社員さんだった。7月に入社したばかりの21歳で、身長は158センチのちょっと小柄な女の子、とプロフィールはこの際どうでもよくて……これでいいのかライブドア。

■ ビッダーズの超豪華ラーメン競売を、12万円で買い占める人物
　ビッダーズの、All About Japanとの共同企画オークションが4日深夜に終わった。出品されていたのは、東京・九段にある名店「九段斑鳩」の特製ラーメンだった。行列で数十分待ちは当たり前の同店を、贅沢にも借り切り、選りすぐりの海鮮をふんだんに使ったラーメンが食べられる、というゴージャスなもの。全部で5杯分の出品があったが、どれも3万円前後と、常識はずれの高額で落札されている。しかし、落札者を調べてみると、5件のうち4件が同じIDだった。この貴重なラーメンを総額11万9,000円でたったひとりが買い占めちゃったわけだ。食べる様子はたぶん、All Aboutのサイトでレポートしてもらえるんだろうけれど、どんな人が現われるのかめちゃめちゃ興味あるぞ。

■ 雷を呼び寄せるのは、携帯電話の電波？　韓国と中国で被害続出
　中央日報によると、韓国と中国で、携帯電話の通話中に雷に打たれる事故が相次いで発生しているそうだ。例えば韓国では、道を歩いていて雷に打たれ死亡した人の左耳にやけどの黒い痕跡があり、打たれる直前に通話していたのが目撃されていた、という。また、万里の長城を観光中に通話していて、被害に遭った人もいるらしい。アンテナのような、先のとがった物体に雷が落ちやすいのは常識だけれど、記事によれば「携帯電話の発する電波によって、雷の標的になりうる」とのこと。筆者には真偽のほどはわからないが、とりあえず、ゴロゴロ鳴っているときに広々した場所でアンテナをのばすのは危険だ。

■ 東京タワーの公式サイトで、ゆるキャラ兄弟「ノッポン」活躍中
　「鼻。」によると、東京タワーの公式サイトに開設されているBBSに注目、とのことだったのでさっそく見てみる。一般の人たちの書き込みに混じって、あの「ゆるキャラ大図鑑」にも載っている、公式キャラクター「ノッポン」の兄弟が書き込んでいるのだ。この兄弟、弟はまじめに回答するんだけれど、兄の方はとても投げやりな受け答えをする。これ、叶姉妹のキャラ設定に近いかもしれない。「夏休みの宿題で調べています」という質問に、兄が「ボクの手にはおえましぇん」と、スタッフのメールアドレスを掲示して丸投げしてしまうのがカッコいい。ノッポン兄弟とは、土日の東京タワーで会えるそうなので、ファンになったら行ってみよう！

■ エイベックスのお家騒動を、ネット情報で追ってみる
　大手レコード会社「エイベックス」で1日、同社の顔である松浦専務が辞任する騒動が起こった。スポニチアネックスによれば、以前から、松浦専務と依田会長とは意見の対立があったらしく、辞任劇はこのいざこざが表面化したものだったようだ。稼ぎ頭の辞任で>エイベックスの株価も乱高下。そして2日夜、同社所属の浜崎あゆみさんが公式Webにメッセージを掲載した。現在は削除されているが、「松浦専務の辞任が受理されるのであれば、それは同時にエイベックスの終焉を認めるという事になると考えます」「彼の存続と共に浜崎あゆみの行方も決め」ると、移籍を明言する内容だった。その他の所属アーティストの公式Webにも「松浦さんについていく」内容の宣言が続出。結局、今朝のプレスリリースで松浦専務の復帰が公表され、元の鞘に収まったように見える。それにしてもこの騒動、動きが全部ネットで追えてしまうのがすごいところだ。

■ 難しくてなかなか合格しない“マウス検定試験”が流行中
　マウスの使い方の実力を検定する、というふれこみのフラッシュコンテンツ「マウス検定試験」がネットで流行中だ。クリックやカーソル操作の、早さと正確さがどれぐらいなのかを、5つの試験で確かめる。それぞれ、簡単なゲーム風なのだが、これが結構難しい。判定はAからDまでの4段階だが、筆者は何度やってみてもCやDばかりで、全然合格できない。マウスの操作が下手だったことを自覚させられてしまった。

■ 専門用語の難しさは避けようがない？　法律の難解な熟語
　PCが苦手な人からは、IT独特の専門用語が理解しづらい、カタカナばかりで読みづらい、という不服をよくきく。わかりにくさといえば、法律で使われる言葉も漢字ばかりで読みづらいものだ。南山大学の町村泰貴先生がブログで、法律で使われている難しい言葉を列挙していた。「法定果実」「心裡留保」あたりは読めても意味がわからないし、「彊界」「牆壁」「椽」あたりになると、シフトJISで表示できることが驚異に思えたりする。民法の口語化、なんていう動きがあるそうで、用語を平易な言葉に置き換えるようだ。もっとも、法律の独特な理論を指すために作られた熟語だから、言葉を簡単にしたからといって法律がわかりやすくなるわけでもないらしい。取っつきにくい言葉でも、意味から丸ごと覚えてしまった方がいいのは、IT業界でも一緒だからねぇ。

■ 調べにくい疑問が短時間で解決！　はてなでアンケートを採ってみた
　夏真っ盛りだ。街には、背中を大きく開けた服の女の子も多い。そういえばみんな、背中をどうやって洗っているんだろう、と疑問が浮かぶ。気になり始めたら解決しないと収まらないのだが、こんな調査はそうそうなさそうだったから、はてなでアンケートを採ってみた。100人の皆さんから回答を得る設定で始めてみたら、あっという間に答えが集まり、ちょうど20分で終了した。100人に尋ねても125円の出費だから、小中学生の自由研究に最適かも。今回、「風呂に入る習慣がない」人が2人もいたのは予想外だったけれど……。

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