■ プロ野球界をかき回した楽天とライブドア、驚きの最新情報
　プロ野球を舞台に楽天とライブドアが競い合ったことは、今年最大級の話題だった。ライブドアは結局、プロ野球に参入することができなかったけれど、あの騒動で堀江社長がネット界だけでなく世間に広く顔を知られるようになった。日刊スポーツによれば、フジテレビの新番組「平成教育2005予備校」のレギュラー出演が決まったそうで、これからますます知名度が上がることになる。さて、来年のシーズン開幕に向けて着々と準備を進める楽天球団の方は、スポーツニュースに頻繁に登場する存在になっている。球団の本拠地、宮城球場の年間シートチケットを楽天オークションで販売中だ。オークションでのみ手に入る「砂被り席」はなんと、現在150万円と高額の入札となっている。こちらの人気も徐々に高まっているようだ。

■ 「ゴッゴル」SEOコンテストが順位を発表、1等賞は日記サイト
　Google創業メンバーのSilversteinさんも「大変面白いムーブメントだ」と言った、SEOコンテストが20日で終了、順位が発表となっていた。今更説明するまでもないが、このコンテストでは、Googleで「ゴッゴル」と検索したときに、自分のWebサイトを検索結果の上位にすることを競うものだった。今年後半、ネットで一番盛り上がったお祭り騒ぎで、ずいぶんと長い間やっていたような気がするのだけれど、開始したのは10月17日で、たった2カ月の開催期間だった。開始間もなく、台風の影響で主催者のサーバールームが浸水したことも懐かしく感じるほどだ。審査員の1人と連絡が取れなくなって失格扱いになる事件も起こっていたようだ。さて、気になる1等賞だけれど、「+Diary+」というブログだった。検索に引っかかるような対策をほとんど何もしていないように見える、ごく普通のWeb日記が1位という、大どんでん返しの結末だった。賞品は全部で29個あるそうだけれど、手続きを取らないと受け取れないので入賞した方はご確認をお忘れなく。

■ ナベプロのタレント約70人がlivedoorで新潟県中越地震義援チャリティーオークション
　本日24日より、ワタナベエンターテイメント所属のタレント約70名が、新潟県中越地震義援チャリティーオークションをlivedoor オークションで開催中。参加タレントは、植木等、ネプチューン、青木さやか、波田陽区、安倍麻美、マルシアなど。安倍麻美ちゃんの使用済みステージ衣装はすでに10,000円超えているが、まだ100円のままの出品も多い。情報が知れ渡ると高くなっていくだろうが、被災者支援に使われるなら、気持ちよくお金が出せるというものだろう。こういう試みは、どんどんやってほしいですな。

■ 台風で壊れた家をヤフオクに出品する、7人家族の恐怖の一夜
　振り返れば、ひどい災害が立て続けに起こった年だった。新潟中越地震の印象ばかりが強いが、その直前に台風が大きな被害を残していったことも忘れないでおきたい。ヤフオクに、「台風23号襲来！　被災した家売ります！」という出品がある。一見、災害をネタにした不謹慎な出品のようだけれど、出品者は真剣だった。台風23号によって、10月20日に兵庫県豊岡市の円山川堤防が決壊した。出品物は、この流水の直撃を受けた事務所兼用の自宅だ。家は無惨な姿になっているが、水害をカバーしていない保険だったために保険金が下りず、銀行からは借金の担保を補てんするように要求されているらしい。出品者はオークションとは別に、Webページを公開中だ。あの日、何があったのかが時系列で記録されている。「追記」のページまで読み進んで、筆者は不覚にも落涙してしまった。

■ 個人ニュースサイトによる、2004年10大ニュースの集計結果発表
　以前、当コーナーで紹介した、「2004年10大ニュース～個人ニュースサイトの巻～」の結果が発表されている。ネットのランキングらしく、1位はWinnyの47氏逮捕、2位は電車男となった。3位はイラク人質事件。ブログや２ちゃんねるなどで厳しい批判が相次いだり、殺害シーンの動画が流通したことが問題化したことを思い出す。4位は球界再編。ライブドアの目立ちっぷりは見事だった。ネットで現地の生の情報が伝えられた、新潟中越地震が5位。続いて6位は「たくさんの方々の死去」となっている。有名な人物が多く亡くなった、残念な1年でもあったのだ。

■ 電車男、今度は中越地震被災者に希望を～映画原作料など1,000万円以上寄付
　毎日新聞によると、「２ちゃんねる」から生まれ、モテない２ちゃんねらーに希望を与えた「電車男」の著者・中野独人さんら関係者が、コミックやテレビ番組、映画での原作使用料を新潟県中越地震の被災者に全額寄付することを決めたらしい。寄付は中野さんを含む複数の２ちゃんねらーで決めたとのことだが、驚いたのは、すでにマンガ雑誌3誌での掲載が決まっていること。テレビ番組化、映画化の話も30件以上あるそうだ。もうこうなったら1,000万円と言わず「電車男のおかげで新潟は立ち直りました」って言われるほど寄付して、新潟の被災者にも希望を与えて欲しい。

■ 公認サンタクロース公式ブログに、よい子からトラックバック殺到
　サンタクロースを信じるよい子に、北米航空宇宙防衛司令部（NORAD）がサンタクロース情報を提供してくれるWebサイトが今年もオープンしている。もっとも、サンタさんは1人じゃ全世界を回ることなんかできないので、各地に分家のサンタさんが訓練を受けて待機している。日本では、“マン盆栽”でも有名なマンボミュージシャンのパラダイス山元さんが公認サンタクロースとなっていて、今年は流行のブログまで開設している。願い事を叶えてくれるトラックバック企画「イイ子にしかサンタさんはやってきません！」が始まっていて、よい子のブロガーからのトラックバックが殺到している。ブログ界には、よい子が多いのだ。

■ ヒナ誕生！　南極ペンギンWebカメラに、親子ペンギンの姿が！
　以前、当コーナーで紹介した南極のペンギンWebカメラでは、日本からの閲覧者が他の国より圧倒的に多いらしく、日本語で解説するページがいつの間にか特設されていた。そのWebカメラがとらえた画像を観察していると、ここ最近は地面に寝そべったままじっとして動かないペンギンが多かった。いったい何が起こっているのだろうと思っていたら、管理人氏が開設するブログに衝撃の記事が載った。ペンギンのヒナが誕生していたのだ。寝そべっていたのは、抱卵のためだったようだ。親ペンギンの足下からひょっこり顔を出す、誰もが知っているあの姿をとらえた画像がブログに掲載されている。卵を抱えているペンギンはまだ多くいるようだから、これから続々とヒナが誕生することになるのだろう。

■ 年末ジャンボを買い損ねても、Ask.jpの1,000万円が当たるキャンペーンで運試し！
　1等・前後賞で合計3億円が当選する年末ジャンボ宝くじ。すでに12月17日で販売終了しており、忙しくて買えなかった方や、そもそも宝くじを購入する予算なんかないという人もいるのでは。そんな方は、検索サイト「Ask.jp」で実施中の「総額2,005万円！トレジャーワードキャンペーン」にトライしてみてはどうだろう。Ask.jpで特定の検索ワードを入力すると賞金が当たるというもので、1月31日までの期間中1名に最大で1,000万円がプレゼントされる。毎日当たる2等（1名10万円分の商品券）、3等（10名1万円分の商品券）もあり、年末ジャンボよりは当選確率は高いかも!?

■ 二次使用完全自由のCDを、湯島レコードが2月に発売予定
　インディーズレーベルの「湯島レコード」のブログによると、2月に発売する「北京ドッグ」のマキシシングル「ハレルヤ」に収録した楽曲について、完全なオープンライセンスにするそうだ。「ゼロスト＝OCPL00000」というライセンス形式で、アーティストは、CDの売上から一定の割合で収入を得る。ここまでは従来とそう変わらないが、楽曲の二次使用については音楽使用料を徴収しないのだ。たとえば、テレビやラジオの放送で流したり、Webサイトや映画、ゲームなどで背景音楽として使ったりしても無料。さらに、別のバンドがカバーして演奏してもかまわないし、CDをコピーして売ってしまってもかまわないらしい。音楽を利用する側からしてみれば究極の自由が与えられているわけだ。端で見ているだけの筆者でも、これで本当にいいのかと心配になってしまうほど自由だ。発売は2月23日で、税込1,000円。

■ 品薄PSP“バリュー”パックも、プレミア付ければすぐ買える
　大人気の携帯型ゲーム機「PSP」は、スペックだけでも心をとらえられるのに、あの美しい現物を見てしまうとさらに物欲が昂進してしまう魅力的なマシンだ。発売日に並んで買った人が友人に見せびらかしているはずだから、日が経つにつれますます入手困難になっているようだ。でもお金をよけいに積めば、すぐに手に入るのだ。PSPのバリューパックの標準小売価格は税込で26,040円だ。毎日新聞によれば、41,700円を掲示している販売店があるらしい。もちろん、在庫ありで即納だ。価格.comのグラフを見ても、4万円以上で推移している。探偵ファイルによれば、アキバでは、商品が店頭に並ぶと中国系の人たちがとっとと買いあさってしまうらしい。これが、まだ公式にはPSPが販売されてない台湾や香港、中国本土に流れていくらしく、四千堂本舗によれば、台湾でおよそ2万元(約64,000円)の値が付いているらしい。なんというか、自由経済の原則を実感できる出来事ではある。

■ ポッカコーヒー「清原顔缶」の登場を、予言する画像があった！
　缶に男性の顔の印象的な絵が貼り付いている、「顔缶」で知られるポッカコーヒーが、11月から読売巨人軍の清原和博選手を「顔」に採用している。野球界でもひときわ強い個性を持っている清原選手だから、顔が缶のデザインに組み込まれても際立っている。さて、この「清原顔缶」の登場を、予言するようなコンテンツがあった。音楽ユニット「レオパルドン」の高野政所さんが開設している「レオパルドンの秘密基地」で4年前、清原選手の顔を缶にコラージュした画像を制作、掲載していた。ちなみに、本物の顔缶に有名人が初めて登場したのは2年前の2002年のことだ。この広いネット界にはこんな、偶然といってしまうには出来すぎのことが時折起こる。

■ 昭和初期の謎料理「カルピスマカロの新宿カピー」を再現する
　エキサイトニュースで、新宿区四谷の「新宿歴史博物館」の中にあるコーナー「昭和初期の新宿」を紹介していた。昭和10年頃のサラリーマンの家が再現されていたりして、昭和初期萌えの筆者にはよだれものの展示に思えた。その当時の名物料理がいくつも並ぶ展示もあるそうだ。人気ブログ「雅楽多blog」のオーナー氏は、その中の「カルピスマカロの新宿カピー」という奇妙な名前の料理に目をつけた。正確なレシピを入手すべく、カルピスや主婦の友社へ問い合わせをして、お茶の水図書館と国会図書館にあることがわかったものの、男子禁制だったり休館日だったりで閲覧を断念。結局、ネットから得た断片情報で料理に挑戦しているのだけれど、結構おいしかったらしい。機会があったら、ぜひともレシピを入手してオリジナルへの挑戦を。

■ 矢井田瞳のクリスマスライブチケットが、ヤフオクに大量出品中
　当コーナーの読者様から、矢井田瞳のクリスマスライブのチケットが、ヤフオクにかなり安く出ているとのメールをいただいた。大量出品の原因だけれど、情報元のNarinari.comによると、このライブのスポンサーになった会社が、チケット引換券を無料で大量に配布したためらしい。チケットの定価は、本来は6,300円とのことだ。現在ヤフオクでは、アリーナのいい席ならばペアで3万円を超える価格がついている場合もあるが、そうしたごく一部を除いて、開始価格4,000円では入札がまったくない状態だ。Narinari.comのオーナー氏は1,500円で落札したといい、実際、現在の価格が1,000円程度のものが多い。公演は、23日に東京ドームで行なわれる。クリスマス前後は明石家サンタ以外予定がない筆者も入札してみますかねぇ。

■ 五十路の関西弁のオヤジが、息子の手助けでドラクエをプレイ中
　テレビゲームは、筆者は自分でやるより、人が遊んでいるのをポテトチップでも食べながら眺めているのが好きだ。ただしそれは、丸顔でショートカットの女の子がメガネを掛けてプレイしている時に限るわけだけれど、２ちゃんねるのスレッド「五十路のドラクエ8」を読んでからは考え直してもいいかなと思った。このスレッドでは、お父さんが新作の「ドラゴンクエストVIII」を進めていく様子を、スレッドを立てた「1」さんが淡々と記録している。この関西弁の親父さん、ゲーム体験はスーパーファミコンでドラクエVをプレイして以来らしい。釣りが趣味で、お酒が好き。息子の1さんのほか、転勤で不在の娘さんがいて、奥さんはだいぶ昔に亡くしている。寒さがだんだん厳しくなってきたこの頃、家の中でふたり、オヤジが息子の手助けでドラクエを遊ぶ姿を想像すると、めちゃめちゃ切ない気分になってくる。

■ オープン初日に、Yahoo!から「登録しました」メールが届いた！
　昨日紹介した「feed meter」はネット界にあっという間に広まって、設置するブログも多かったようだ。1日経って、更新されたランキングには297位まで表示されるようになったが、「あれ？　このブログがこんな順位？」と疑問が出てくるのは、開始間もないサービスのご愛敬というところか。それはともかく、管理人氏のブログを見て驚いてしまった。あのYahoo!から、「feed meter」を登録手続きしたという通知メールが届いていたそうなのだ。当コーナーでは以前、1年以上掛かってようやくYahoo!に登録してもらえた例を紹介したが、それがなんとサービス公開初日にとは恐れ入る。Yahoo!のサーファーチーム、やるなぁ。

■ あのブロガーが泣いた！　オカモトチアキさんのフラッシュ作品
　「ザイーガ」は、めっぽう明るい上にきつい毒がある文章で、えぐみのある危険なコンテンツを紹介しまくる人気ブログだ。そんな「ザイーガ」をいつものようにみて いると、普段とは雰囲気がまったく違う記事が1つあった。イラストレーターのオカモトチアキさんが製作したフラッシュムービーを紹介しているのだけれど、「心の底があったかくなってそしてまた、せつなくもなったりした」とセンチメンタルな最上級のほめ言葉だった。作品は極めて単純な動きしかしないのだが、やるせない音楽と一緒になって、不思議と感情が高ぶってくる。必見です。

■ ブログの人気度を「客観的に」表示するサービス「feed meter」
　ブログなど、RSSフィード付きのWebサイトの人気度と更新頻度を評価するサービス「feed meter」のベータ版が始まっている。RSSフィードサービスの「MyRSS.jp」の管理人氏が提供しているそうだ。計測したいWebサイトのトップページやRSSのURLを入力すれば、その場で人気度と更新頻度を数値化したものが表示される。また、点数を画像化した「メーター」を自分のブログに掲示することも出来る。人気度の算出方法は「秘密」とのことだったので、試しに、超人気ブログの双璧「週刊！木村剛」と「切込隊長BLOG」のURLを入力してみた。14日昼の時点では、更新頻度はどちらも高水準な3.7で同じだったが、人気度では「週刊！木村剛」が1、「切込隊長BLOG」が4.5だった……。評価基準を明らかにしてもらえないとこっちが不安になりそうだ。

■ 「mixi中毒度チェック」に回答して、自分の生活を見つめ直す
　ユーザー数がうなぎ登りで増えている、ソーシャル・ネットワーク「mixi」。どういうわけか、mixiには強い常習性がある。家でmixiの日記を書いて、会社で隠れてmixiチェック、外出するとケータイでmixi、となってしまいがちだ。というか筆者がそうなんだけれど、冷静に自分を見つめるためにも一度、「mixi中毒度チェック」をやってみてはどうだろう。ややおもしろがって設定されている質問が多いが、どれだけmixiを使っているのか自覚するには手頃な材料になりそう。これで日記のネタが増えるだけかもしれないけどね。

■ 初日に大量出荷の大人気「PSP」、ネットに初期不良の報告が多数
　12日早朝の発売直後に予想通り売り切れ続出となった、携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」。発売日に20万台を用意したというから、恐ろしいほどの数が数時間でユーザーに渡ったわけだ。最先端のデバイスを採用したPSPの、カッコいいケースの中には部品がびっしり詰まっているそうだ。実装密度が高いせいもあるのか、ネットには初期不良の報告が相次いでいる。液晶のドット抜けやホコリ混入、押し込んだボタンが元に戻らなかったり、ディスクカバーが閉まらないなど、症状はいろいろだ。また、ブログで初期不良を報告すると、アクセスが殺到することになる。「発熱地帯」では、電源を入れても表示が出ない不具合を投稿した後、12日分だけで22,000件もの閲覧があったという。やや皮肉なことだが、初期不良への関心度でも、PSPの人気の高さが証明されているようだ。

■ 出会い系サイトで出会おうとしても、出会えないのが現状？
　出会い系サイトは、暴行や売春、あるいは架空請求など、さまざまな犯罪行為のきっかけとして取り上げられることが多かった。もっとも最近は、学校や警察などによる啓蒙活動が効果を上げているためか、以前に比べてニュースで見かけることも少なくなってきたようだ。そんな出会い系サイトを今、男性の側から利用するとどうなるのかが、スラッシュドットの「marusaの日記」で報告されていた。無数に存在する出会い系サイトの中から、ネットでの評判を事前に調べて3カ所を厳選して利用しているにもかかわらず、成果は芳しくなかったようだ。そもそも、お金がかかりすぎる。相手の女の子に電話番号を送信するだけで、1,190円も出会い系サイトの運営者に徴収されてしまう仕組みなのだ。しかも、そこにいるのは運営者に雇われた“サクラ”の女の子ばかりで、会う約束をしても直前に適当な理由をつけて断ってくるそうだ。どうにもこうにも……。

■ 音楽配信SNSのrecommuni向けの曲を、JASRACに登録してみる実験
　PIRAMIさんこと作曲家の山田真由美さんは、小学校低学年向けの教育番組としては「ぶっ飛びすぎ」と一部で好評だった、NHK「ドレミノテレビ」にも関わった人だ。このPIRAMIさんが、音楽配信サービスのソーシャルネットワーク「recommuni」で、興味深い実験を始めている。recommuniでの有料配信向けに製作した曲を、PIRAMIさん曰く「未来世紀ブラジルのお役所みたいな雰囲気さえある」JASRACに登録申請したのだ。recommuniは、アーティストがその気になれば、リスナーから直接お金を受け取ることが可能な仕組みだ。それをあえてJASRAC経由にすれば、曲がほかで二次使用された場合でも、JASRACが権利を守ってくれるはずだ。つまり、CDからではないネット発の曲が、ネットの外へ広まる可能性が出てきたことになる。どんな場所でこの曲が聴けるようになるのか、今から楽しみだ。なおrecommuniでは、アーティスト名が「星空ヨガ」、タイトルが「くらげ」で登録されているが、現在JASRACで手続き中のためにダウンロードはできない。

■ ドラクエ新作に、彼氏を取られて泣いている女の子が急増中？
　11月27日に発売された新作の「ドラゴンクエストVIII」。発売からたったの3日で300万本を出荷したというから、相変わらずの恐ろしい人気だ。初代ファミコン版「ドラゴンクエスト」が1986年に発売された時、ユーザーは子どもたちばかりだったわけだけれど、最近は違うらしい。「ゲームショップ店長のお仕事とか」によると、この新作の発売日での購入者には、小学生は全くいなかったそうだ。中学生も少ないそうで、となると、ドラクエに今熱中してプレイしているユーザーは、昔、子どもだった人たちばかりということになる。「usePocket」によれば、世間では、ドラクエのために彼氏が会ってくれない、と嘆く女の子が続出しているそうだ。どうぞ大人の分別を取り戻して、愛をなくしませんように。

■ 揺れたら即、通報！　P2Pで地震情報を共有するソフトウェア
　最近の筆者は以前にも増して地震に敏感になってしまった。新潟中越地震のひどい被害を思い知らされ、さらに余震が続いたため、地震への恐怖が染みついてしまったためなのだろう。そういう人たちはほかにも多いのか、一部のブログや掲示板で、比較的小さな地震でも「揺れた」とだけの投稿が相次いだりする。そんな中、「P2P地震情報」というソフトウェアが流行の兆しを見せている。地震情報をP2Pで共有しようという、新しいツールだ。機能がいくつかある中、ユーザーが地震発生を通報して、P2Pによって共有するアイディアは特に面白い。どれだけのユーザーが通報したのか、瞬時に集計した上、日本地図で県ごとに色分け表示する機能もある。ただ、揺れてもないのに、通報機能のアイコンを無性にクリックしたくなるのには困ってしまうのだが……。

■ PSP発売目前に売れまくる、メモリースティックDuo大容量タイプ
　携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の発売日、12日まであとわずかとなった。PSPでは、MPEG-4準拠の動画ファイルやMP3の音声ファイルも、メモリースティックDuoにコピーすれば再生できるから、ゲームを普段プレイしない人からも注目を集めているようだ。そんなことも影響しているのか、アマゾンでは、エレクトロニクスカテゴリーでのトップセラーランキングで、メモリースティックDuoの大容量512MBが1位になっていた。さらに2位がDuoアダプタで、こちらは今朝、在庫切れになってしまった。この調子だと、早いところ確保しておかないと、メモリースティックDuoが手に入らなくなって、PSPを手に入れてもろくに遊べないかもしれませんよ。

■ ガンダムと書いた段ボール箱をかぶって戦闘するオフ、2回目の開催
　「GUNDAM」と大書した段ボール箱をかぶって気張る、異国の男性の姿をとらえた画像が、一時期ネットで出回っていたことがあった。こういうすばらしい発明を、より高度に育てるのは、日本人のもっとも得意とするところだ。というわけで「ガンダムと書いた段ボール箱をかぶって戦闘する」という楽しそうなオフ会の2回目が、今月26日に開催されるそうだ。1回目は11月に行なわれている。Webサイトには、コカコーラやネスカフェなどの段ボール箱をかぶって、ガンダムごっこをいきいきと楽しむ男たちの姿が掲載されている。使用する段ボール箱は、塗装などで体裁を整えないで、あくまでチープにする、というレギュレーションはとても大事だと筆者は思う。場所は代々木公園、集合は午後1時だ。

■ 正義に燃える若い警察官が、繁華街で強引な職務質問を展開中
　少し以前、の聖地アキバにて、警察の職務質問が活発化しているとの情報がネットを駆けめぐっていた。アキバBlogによれば、歩いているといきなり数名の警察官に取り囲まれるようだ。さいくろん光画録には、パトカーで警察署に行き、鞄の中身を調べられた経験が掲載されている。もし、長いドライバーやカッターナイフを所持していれば、逮捕される可能性もあるという。真面目に生きる人間にとってはなかなかヘヴィな体験だが、どうやら秋葉原だけの特殊事情ではなかったようだ。日刊スポーツによれば、弁護士で国家公安委員長を務めた白川勝彦元衆院議員が渋谷・道玄坂を歩いていると、4人の若い警察官に取り囲まれ、強引な職務質問を長時間受ける羽目になったそうだ。その様子は白川さんの公式サイトに、長文のレポートになって掲載されている。白川さんは結局、副署長たちにみっちりとお説教をして溜飲を下げたようだけれど、そんな奥の手が使えない人は一度、レポートをよく読んで対応を考えておいた方が身のためだ。

■ 多くのブロガーが注目する、NHK労働組合のわかりやすい回答
　gooブログのトレンドランキングは、ブログからのリンク先を検索サーバーが集計して、過去2日間における順位をつけているコンテンツだ。今日のトップは「日放労ホームページ」となっていた。これは、NHKの職員で構成される日本放送労働組合の公式Webサイトのことだ。リンク先Webページの中身はQ&Aで、「NHKの会長はどうして責任を取って辞めないのですか？」との質問に対して、「私たちにも、わかりません」と答えていた。NHKの一連の不祥事に対する、会長の進退問題についてだけれど、シンプルでわかりやすい回答だった。

■ ブログ界に、「トラックバックスパム」のイヤな流行
　このところのブログ界では「トラックバックスパム」が頻発、問題になっている。海外からのスパム投稿は今年の初め頃からあったが、今回は、純日本製のスパム行為だ。}{ollow dayzによると、スパマーは「ブックマークしました。また来ます」程度のコメントで、多数のブログにトラックバックを繰り返しているようだ。psychic.gooによると、自分のWebサイトにネットユーザーを誘導したいスパマーが、複数のブログを踏み台に使って、トラックバックでスパム行為を繰り返していたという。トラックバックにお礼のコメントを返す、日本独特の「トラックバック返礼」の風習が、スパム行為でのトラフィック誘導をより効果的にしている、との指摘もある。なんにせよ、トラックバックの発信元をよく確認しないと、スパマーの餌食になりかねない。

■ あの流行語大賞じゃなく、ブログ界流行語大賞を決めよう！
　毎年恒例の、あの流行語大賞が今年も発表され、テレビなどでたくさん取り上げられていた。これ、世間的にはいいチョイスなんだろうけれど、ネットに浸りきっている筆者には、「サプライズ」とか「中二階」なんて言葉が流行ったといわれても、なんだかピンとこない。すっきりしないところだったが、はてなダイアリーの「犬にかぶらせろ！」で「ブログ界流行語大賞」が始まっていて、気を取り直した。これは、ブロガーによって、今年流行った言葉をランク付けするというもの。いわゆるトラックバック企画で、参加したいブロガーは自分のブログに3位までの順位を書いて、トラックバックで応募する。現在、すでに約30の応募がある。締め切りは15日まで。

■ ヤフオクに360万円で出品のアート作品6点が注目を集める
　CNNによると、英国の専門家500人が選んだ「最も影響を与えた世界のモダンアート」は、マルセル・デュシャンの「泉」なんだそうだ。現代アートの経緯が語られるときに必ず紹介されるこの有名な作品は、既製の男性用の小便器にアーティストがサインを入れただけのものだ。さて、いろんなものが出品されることでおなじみのYahoo!オークションに、デュシャンの影響を受けたのかどうかはわからないが、興味深い出品があった。プロフィールが「芸術家」となっている人物によるもので、「たわし」「ゆでたまご」「穴」「紙袋」「衝動」「CDR]の6件ある。どれも価格は360万円とかなりの高額だ。出品者にとって、どうやらこの金額に社会批判の意味があるようで、Q&Aには「今の世の中の価格設定が狂っているというのが正直な感想です」とある。ヤフオクへの出品そのものがアートということか？

■ ヤフー公認!?　ノウハウ満載のWebサイト「サーファーを釣る！」
　日本一のポータルサイト、ヤフー。膨大なディレクトリに、Webサイトを登録してもらえれば、それだけでアクセスが大きく増える。ところが、これがなかなかリンクしてもらえないことでも有名だ。ヤフーの担当者、「サーファー」が1つ1つ、申請のあったWebサイトをチェックして、リンクに値するかどうかを評価しているのだが、この基準が厳しいのだ。さて、そのヤフーの新着情報、11月30日分に、その名も「ヤフーサーファーを釣る！」というWebサイトが、「釣られました」というサーファーのコメントとともに掲載されていた。オーナーのきくらげさんは、1年6カ月かかってようやくヤフーに登録となった経験をお持ちだ。見えないサーファーとの長期間にわたる対峙の様は、まるで修行のよう。一読の価値あり。

■ ココログ1周年！　キャンペーンページに眞鍋さんいません……
　@ニフティのブログサービス「ココログ」が12月2日で1周年となったそうだ。思えば、日本でのブログの盛り上がりも、ココログのオープンから始まったようなものだ った。キャンペーンのページが公開されていて、ブログ人、ウェブリブログ、はてな、ヤプログなど、他社からの祝賀のメッセージが並んでいるのが目を引く。ココログでブログを開設している、木村剛さんや加藤ローサさんなど有名人の皆さんも、プレゼント付きでメッセージを掲載しているのだが、この中になぜか、日本のトップブロガーの一人、眞鍋かをりさんの文章が見あたらないのだ。あのメガネ装用写真の公開という大事件以降、毎回ものすごい数のトラックバックを獲得している眞鍋さんがこのページに出てこないのはあまりにも寂しい……。

■ 捨てる郵便物から個人情報を削除する、7つのパンチ「ネームオフ」
　ダイレクトメールやカードの利用明細書、振込通知や督促状にニセ請求のはがきに至るまで、どこの家にもいろんな郵便物が日々届く。筆者などはすでに個人情報がだだ漏れしているから、郵便物が不要なら丸めてくずかごに入れるだけだが、「あとで拾われたら気持ち悪い」と思って処置に困っている人も多いだろう。「ネームオフ」はそんな人のために作られたそうだ。ステープラーのような外観で、7つのパンチが並ぶ構造をしている。郵便物の宛名部分に穴を開けて、一発でごそっと削り取ってしまうのだ。グッドデザイン賞を受賞しているほか、特許や実用新案も取得済みの独特な商品だけに、今なら見せびらかして自慢することも可能。7日からWebサイトで買えるが、東急ハンズ渋谷店ではすでに販売中のようだ。1,470円。

■ 100以上の個人ニュースサイトが参加する「2004年10大ニュース」
　年末恒例のランキング企画がネットのあちこちで持ち上がっている今日この頃。はてなダイアリーの「酔拳の王　だんげの方」でも「2004年10大ニュース」の集計を11月20日から始めているのだけれど、これがなにやらものすごいことになっている。「個人ニュースサイト」と呼ばれる、ニュース記事を集めたWebサイトのオーナーたちが、それぞれ決めたランキングを元に集計する企画だ。参加者数は、現在100以上。ニュースの目利きたちがよってたかってランキングを作るわけで、ネットでの影響力まで考えるとこれは、鳥肌もののイベントといえる。また、個人のWebサイトとはいっても、大量のページビューを獲得している人気サイトも数多い。このWebサイト全部からリンクされているということは、すごい量のトラフィックが「酔拳の王　だんげの方」に流れ込んでいるということでもある。これも鳥肌ものだ。

■ いくらでも背中をかき放題の逸品！　H.R.ギーガー作「孫の手」
　筆者はさっきから背中がかゆい。それは、「たのみこむ」でとんでもない商品の画像を見てしまったからだ。映画「エイリアン」シリーズを手がけたことで知られる、H.R.ギーガーさんデザインの「孫の手」という珍品だ。ご本人が仕事の合間に背中がかゆくなって、すぐ工房に行って作ったという孫の手はやっぱりギーガー風だ。つるりとした表面の一部に、は虫類を連想させる凹凸がついている。このボコボコした部分で背中をかくわけだが、ボコボコを見ているうちに筆者は背中がかゆくなってしまったわけだ。かゆくなったらこの孫の手でかき、かいたらまたボコボコを見て……。

■ あなたも今日からすぐムスカ！　大人気キャラになりきる法則
　宮崎駿さんが1986年に制作した映画「天空の城ラピュタ」。この作品の中で敵役として登場するキャラクター「ムスカ」が一部で今でも大変な人気だ。現在公開中の宮崎さんの最新作「ハウルの動く城」の中でも、「きっと群衆シーンの中に紛れ込んでいるに違いない」とムスカを探すことに熱中する観客もいるとか。こんな魅力的なムスカに一度はなりきってみたい。そういう人のために、Webサイト「カフェオレ・ライター」で素敵なテキストを公開中だ。普段の会話でこの説明通りにしゃべれば、君もムスカになれるのだよ。感謝してくれたまえ。

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