【2005/01/31】
■ ホークスの新ユニホームに、ブロガーから厳しいツッコミ多数
親会社がソフトバンクとなった、プロ野球のホークス球団。30日に福岡ドームで、新しいユニホームと応援歌をファンに披露するイベントが開催された。孫オーナーと王監督が揃って登場、選手が着用したユニホームを誇らしげに紹介していた。asahi.comには写真が掲載されている。筆者にはユニホームについて判断する美的感性は全くないので、ブロガーの皆さんのご意見を拝見してみた。すると、どうも評判がよろしくない。「フォントが貧相」「地元“福岡”の文字が小さすぎ」「ソフトバンクの社名が大きすぎ」「黄色が阪神とカブる」「ださい!」と相当手厳しい。サントリーが編成した「モルツ」そっくりだ、との指摘も多かった。「草野球の方がカッコいいユニホームをつくる」なんて意見もあった。いやはや……。
■ 充電のためには8km歩かないといけない村に、携帯電話が普及中
今から10年ほど前のこと。出回りはじめたばかりのPHSを手に入れ、使ってみたくてたまらない筆者は、まだ少なかった基地局のアンテナを探し回った。そしてわざわざアンテナの近所に出向いて、男同士の長電話というあまり見栄えのしない行為に没頭したのだった。携帯電話にしても、その頃はバッテリーが使える時間が短かったから、充電のためにコンセントを使っても怒られないファミリーレストランの情報が仲間内で飛び交っていたのも懐かしい思い出だ。さて。「Tokyo Fuku-blog」によると、ルーマニアの地方部には、携帯電話を充電するために8kmも歩いて出向く村が存在するそうだ。電波は届くが、商用電源はまだ使えない地域、というわけだ。それでも携帯電話の普及率は高くて、80軒ある世帯のほとんどに1台はあるという。村人の気持ち、よくわかるなぁ。
【2005/01/28】
■ 「電車男」の次は「キープ男」……幼なじみとの初体験物語
あの「電車男」以降、2ちゃんねるには個人が体験を告白するスレッドがぽつりぽつりと現われるようになった。そのたびに「書籍化期待age」などとコメントがつくのが面白い。この年末にも、読み物として完成度が高いスレッドができあがっていた。タイトルは「幼馴染の彼女を初めて抱きます」とストレートだ。大分県在住の大学生の男子が、幼稚園の頃から高校までずっと同じ学校に通っていた女の子と、とうとうクリスマスイブの一夜を過ごすことになった、という話だ。両方が初体験で幸せな朝を迎えた、と思いきや、ロンドンに住むハーフのいとことの関係もあって、つらい思いをしてしまう。現在、ブログ「Diary of Hopeless Sinner」でまとめ作業が進行中で、3本のスレッドのうち2本まで公開中だ。最後の1本も今晩公開予定だから、どんな結末なのか楽しみなところ。
■ 電話から録音可能な、音声ブログサービスに期待集まる
paperboy&co.の家入社長のブログで、ボイスブログサービス「VOICE BLOG PORTAL」が紹介されていた。見た目はごく普通のブログサービスに、MP3の音声ファイルの取り扱いが追加されているものだ。現在、開発者向けリリース中で、一般からのユーザー登録はできないが、テストに参加中のユーザーが作ったページにはアクセスすることができる。どうやら、電話を掛けて録音することも可能らしい。ブログ「モイモラ」によれば、留守番電話にメッセージを残すような要領で、簡単に録音できてしまうようだ。最近流行の兆しがある、ポッドキャスティングにも対応しているそうだ。正式サービスになれば、相当面白いことができそうだ。
【2005/01/27】
■ ページが見つからなければ、ギター侍が「残念っ!」と現われるサイト
日々増え続けるWebサイト。これだけ豊富にあると、何か知りたくなった時、探し回ってみればどこかに何かしら情報があるのがあたり前になってきた。一方、昨日まであったページが、今日はもう跡形もなく消えていることもよくある。ようやく探し当ててリンクをクリックすると、「Not Found」とか「ファイルが見つかりません」と書かれたページが現われればガッカリだ。雑誌の定期購読専門サイト「Fujisan.co.jp」では、この「見つかりません」ページにあの波田陽区さんが現われて、決め文句の「残念っ!」をやってくれる。しかも侍らしく、縦書きだ。こんなページならぶち当たってもガッカリしないけれど、でも必要な情報はまだ見つかってませんから!
■ 「ヤフーちゃん」はねつ造だったが、実在する「はてなちゃん」
息子に「ヤフー」と名付けたというルーマニア発のニュースがねつ造だった、と先日お伝えした。そのとき筆者は「はてなくん、ミクシィちゃんなんてかわいい」と書いた。そんな名前はまずないだろうと思っていたわけだが、ブログ「ミズタマのチチ」によると、こんな名前の人物が実在するらしいのだ。今から17年前、高校の先生との会話の中で「友人が子どもに名付けた」と聞いたそうだ。性別は不明なんだけれど、漢字で「不思議」と書いて「はてな」と読ませる。なかなかいい名前だと筆者は思う。現在、大学生ぐらいになっているはずで、どんな風に成長しているのか気になるところだ。うーん、あとはミクシィちゃんか……。
【2005/01/26】
■ 問題は「ブ」にある! 勘違い「プロガー」がブログに増殖中
先週放送のNHK「特報首都圏」では、アナウンサーが「ブログ」の「ブ」にアクセントを置いて発音していた。ものすごく違和感があったので、NHKの「日本語発音アクセント辞典」に当たってみると、3拍の外来語については「原則として頭高型」なんだそうだ。一方で「日常生活によく使われて日本語にすっかりなりきったようなもの」はアクセントが平板になる傾向があるそうだ。だから違和感は、あくまで新語として発音したアナウンサー氏と、言葉に慣れ親しんだ筆者との落差が原因だったわけだ。さて、違和感は当のブログ界にもある。「highbiscus」の指摘によると、「ブログ」を「プログ」と勘違いしている人が続出しているのだ。原因はおそらく、Windowsの標準フォントでは濁点と半濁点の見分けがつきづらいところにあるのだろう。間違えて覚えちゃった「プロガー」が続出しているのだ。しかも、アルファベットでも「plog」と書いてしまう人がいる。世界的に恥をかかないよう、くれぐれもご注意を。
■ 声に出して読みづらい新語「orz」を何とかして読んでみたい
「orz」というアスキーアートは、キー入力が簡単なこともあって、今ではすっかり定着している。念のために解説しておくと、単語としての意味はない。気分がへこんで脱力した人が、四つんばいになり頭を下げた姿に見せているわけだ。普段は絵として眺めているので、音読したり、誰かに朗読してあげたい時に「orz」をどう読んだらいいのか困ってしまうことになる。参考になるのは、「zian.org」で実施中のアンケート、「orzをなんと読む?」だ。得票が多い順に並べてみると、「おるず」「おーず」「おーあーるぜっと」「おあず」「おるつ」「おれず」となる。でも票数は僅差だから、このどれを選んで読んだところで、聞く人には伝わりづらいだろう。テキスト・コミュニケーション文化が生んだ、発音のしようがない単語だ。
【2005/01/25】
■ 「ゴッゴル」のSEOコンテスト第2回、今度のキーワードは三河弁
「ゴッゴル」で知られる、あのSEOコンテストの第2回目が21日から始まっていた。今度の検索キーワードは、またもや意味不明な言葉「デースケドガー」だ。変身ヒーローものの悪役怪人の名前みたいだが、これ、愛知県三河地方の方言がもとになっている。電話などで「山崎ですけど」と自分の名前を名乗るセリフのあとに、三河独特の「がぁー」がついた文が「ですけどがぁー」になる。成り立ちはともかく、キーワードで検索してみるとすでに8,500件以上が現われる。コンテスト開始前には0件だったわけで、たったの数日でこの増えようはすごい。入賞者に贈られる賞品は、総額96万円ほど集まっているようだ。4月の終了時点で、どんなWebサイトが1等賞になるのか。
■ 息子に「ヤフーちゃん」命名のルーマニア発記事はねつ造だった
先週のことだが、「ヤフー」ちゃんと名付けられた赤ちゃんがいる、というルーマニア発のニュースが流れた。その記事によれば、赤ちゃんの両親はネットで出会い、3カ月の交際ののちに結婚したという。母親は「ネットは私の人生の指標だから」という理由で、クリスマスに誕生した男の子に「ルシアン・ヤフー」と名付けた、という記事だった。これをロイターが配信したから、CNNなど数多くのメディアで取り上げられていたんだけれど、ブログ「ElephantLogic30」によると、この記事がねつ造だったらしいのだ。ルーマニアの日刊紙の記者が、上司の注意を引くために書いたという。出生証明書の画像を改ざんしてまででっち上げたようだ。まあでも、たとえば「はてなくん」とか「ミクシィちゃん」とか名付けたら、かわいいかもしれない。
【2005/01/24】
■ 宇多田ヒカルさんが日記サイト引っ越ししてブログ導入の検討中
2004年は米国進出を果たした宇多田ヒカルさん。Web日記の著者としても大変な人気だったが、4月末の更新を最後に途絶えてしまっていた。ヒットした映画「CASSHERN」の監督、紀里谷和明さんとの新婚生活もやじうまとしては非常に気になるところだったのに、この数カ月の空白は寂しい限りだった。うれしいことに、年が変わって17日から、Webサイトを引っ越した上で日記が再開されていた。19日の誕生日をはさみ、エントリーはすでに5回あり、順調な更新ぶりだ。しかも、宇多田さんは古田選手のブログを見て「ここのシステムもブログとやらに改めた方がいいのかなあ」と、ブログ化の検討までしている。眞鍋かをりさんのブログがトラックバック日本一(この週末にまた返り咲いているのだった)であることも宇多田さんはご存じのようだ。強力なブロガーがまた誕生することになるのか?
■ 最近、HDDはいつ故障したか? スラッシュドットでWeb投票
筆者のノートPCのHDDは、よく壊れる。年に1度は必ず故障して、交換する羽目になる。それも決まって夏だ。エアコンの設定をケチって室温が高いままにしておくと、そのうちPCから不快感のある異音が発生して、究極のスリルとサスペンスを味わうのだ。スラッシュドットで、「この前HDDが死んだのは」というテーマで投票を実施していた。筆者以上にPCを活用しているはずのスラッシュドットの皆さんだけに、HDDは壊れまくりだろうと思いきや、1年以上壊れてない人が全体の6割ほどを占めていた。しかも「死なれたことない」と答えた人が26%も。世間ではなかなか丈夫なんだなと認識を新たにしたが、一方で10日以内で動かなくなったと回答した人も5%いる。油断は禁物、データのバックアップは頻繁に。
【2005/01/21】
■ NHKの番組でブログ特集を本日放送、動くブロガーが見られる!
去年の今頃はまだ、ネットでアンケートを採っても「ブログって何?」と答える人がほとんどだった。ところが最近は、ちょっとネットを知っている人ならもう常識となった。こんなに一気に広まるとは、ブームというのは恐ろしい。最近はテレビや雑誌など、一般のマスコミでもブログについて頻繁に取り上げられるようになった。そして本日21日の夜7時30分から、NHKの番組「特報首都圏」でもブログを取り上げるようだ。「和魂×要塞」など、一般ブロガーがかなり取材されたらしい。ブログからだけではわからない、ブロガーの姿に接するチャンスだろう。地上波では東京地方のみの放送だが、衛星第1でも22日朝9時35分から放送予定になっている。
■ 自爆の3人も登場するライブ「タイムボカン祭り」が3月開催
CDJournal.comによると、東京・渋谷のO-Eastで3月26日、ライブ「“Theタイムボカン祭り2005~ボカンと一発!コンサート!!”」が開催されるそうだ。テレビアニメの名作「タイムボカン」シリーズ全作品がDVD化されたことを記念するイベントだ。シリーズの音楽を手がけた、名古屋の生んだシンガー・ソング・ライター、山本まさゆきさんのスペシャルライブがメイン。そして、毎回自爆して果てる「3悪」役だった小原乃梨子さん、八奈見乗児さん、たてかべ和也さんも登場する豪華さだ。チケットはすでに販売が始まっていて、@ぴあで調べてみたら空席状況がもう「お早めに」表示になっていた。なお、あの自爆スイッチを会場に持ち込んだりすると、たぶん係員さんに怒られるので念のため。
■ 福岡大のNTPサーバーにアクセス集中「ISPのNTPサーバー利用を」
スラッシュドットによると、福岡大のNTPサーバーにアクセスが集中し、毎秒900件に達したという。これは福岡大のNTPサーバーが原子時計を直接参照する「Stratum 1」のNTPサーバーだからこその現象だろうが、サーバーを管理する同大学電子情報工学科の鶴岡研究室では「個人のPCが直接我々のサーバーへ問い合わせすべきではない」とし、各ISPが用意するNTPサーバーを利用するよう訴えている。しかし、東大のNTPサーバーへのアクセスが毎秒3、4件らしいから、事実であればすごいアクセス数。福岡大に設定しているユーザーは、他のNTPサーバーに設定を変更して負荷減少に協力しよう。
編集部
【2005/01/20】
■ Mac miniの開けられないフタを、開けてしまうビデオ画像が流出中
発売直後から圧倒的な人気を集めているMac mini。コンパクトな上、とても手頃な値段だから、この人気も当然だろう。普段はWindowsマシンを使っていても、iPod接続用などの用途にサブマシンとして購入するケースも多いようだ。サーバーに使いたいと考える人も続出しているようで、「イーサネットのポートを最初から2つにしておくべきだ」なんていう意見まで飛び出ているらしい。ところでこのMac mini、メモリの容量が標準では256MBと少々貧弱だ。そこで増設したくなるんだけれど、エンドユーザーが筐体のふたを開けられるような構造にはなってない。必要ならばどこからか情報が出てくるのがインターネット。Appleがメンテナンス要員の教育用に作成したと思われる動画が、ファイル化されて流出していた。裏ブタの隙間に、薄い金属製のへらを押し込んで力を入れると、メリッと開く。案外簡単そうだったが、開ければAppleの保証はなくなってしまうから、こういう作業はプロに任せた方が良さそうだ。
■ まもなく開始? 篠原ともえさんのブログが本人登場前に閲覧可能に
映画の撮影や、華やかなステージの舞台裏を覗くのは面白い。決して表には出てこない、裏方のスタッフがものすごい人数で働いていて、素人から見ると予想外のところにライトを当てたり、セットを作りつけていたりしている。では、有名人ブログの舞台裏はどうなっているんだろうか。ブログ「とんでもない事件簿」で、篠原ともえさんのブログを紹介していた。体裁は整っているものの、篠原さん自身の投稿はいまだなく、スタッフの説明的な文章のみがある。その記事やリンクから、ちょっとだけ舞台裏が覗ける。初投稿が去年の11月だから、始まるまでにずいぶん時間が掛かっている。案外、本人の登場なしにこのまま終わってしまったりするのか?
【2005/01/19】
■ 3月12日に迫る賞味期限! 日本ブレイク工業「ガラの素」2,000袋
日本ブレイク工業の専務が、ブログで「助けてください」と救援を求めていた。あの「ガラの素」の賞味期限が3月12日に迫っているというのだ。念のために説明すると、ガラの素とは、解体業の営業ツールとして、永谷園に特注したふりかけのことだ。1袋45グラム入りのガラの素が現在、在庫で2,000袋もあるらしい。ヤフオクでは4袋800円、段ボール入り100袋12,000円の原価で出品中。メールでの通販もブログで募集中だ。支払いは、1袋あたり200円の収入印紙でもOKらしい。この緊急事態に、萬Z(量産型)さんはプロモーションビデオ「勇み足ブルース」を制作、BARKSで絶賛公開中だ。
■ ライブドアSNS「フレンドパーク」、ただいま会員急増中
17日から始まった、ライブドアのソーシャル・ネットワークサービス(SNS)「livedoorフレンドパーク」。筆者もさっそく参加させて頂いた。ベータ版を標榜しているだけに、使い勝手にまだ荒削りのところもあったりするけれど、機能には特に支障はなさそうだ。19日正午頃に発行ID数が1,000を超えていて、紹介制のSNSとしてはハイペースで会員が増えているのはさすがライブドアだ。会員の増加につれて、コミュニティも続々作成されている。参加者数はまだ1人のコミュニティばかりだけれど、その中で、111人とひときわ多いところがある。mixiユーザーが集まっているコミュニティだ。かくいう筆者も、リンクしている面々は、mixiでもマイミクシィの人たちばかり。こういう状況は、どんなもんでしょうね。
【2005/01/18】
■ PCを自爆させよう! ジョークソフト「俺の自爆ボタン」公開中
どうやら、自爆ボタンはアレゲな皆さんの心を微妙にくすぐるようで、スラッシュドットでも取り上げられ、多くの投稿が寄せられていた。また、人気の個人ニュースサイト「クロノス・クラウン」では、スラッシュドットに触発されて制作したというソフトウェア「俺の自爆ボタン」を公開中だ。このソフトを起動すると、画面にボタンが現われ、甲高いアナウンスが流れる。画面のどこかでマウスをクリックすると、ガラスが割れる絵に変わり、PCの電源が切れる。ただ、筆者のPCで試してみたところでは、残念なことに電源が切れなかった。このソフトを動かしたら、後戻りすることはできず、ボタンを押すしかないので、作業中のオフィスソフトなどは事前に終了させることをおすすめしておく。ボタンの画像と音声は、別のJPEGとWAVのファイルになっているから、それぞれ差し替えが可能だ。
■ プロ野球選手になりたい50歳男性のブログは、映画制作の素材だった
「50歳で球界新規参入!」という面白そうなブログを見つけた。エントリーをさかのぼって読んでいくと、これからプロ野球の選手になる野望を抱いた50歳の男性が開設しているらしい。当初の記事ではひらがなばっかりの文章だったが、1カ月ほどであっという間にごく普通の文章になっている。ガッツ石松さんお勧めのパソコン教室に通った成果だとあったが、キー入力の上達の早さにビックリしてしまった。しかしこれ、どうやらライブドアが企画中の映画制作のためのブログらしいのだ。具体的にどんな陣容で実施しているのか説明が見当たらないので不明な点も多いのだが、ブログを6つほど立ち上げて、配役に沿って誰かが演じているらしいことだけはわかった。これでいったい、どんな映画ができあがるんだろうか?
【2005/01/17】
■ 「るるぶ」のJTBが、萌え本「萌えるるぶ東京案内」を出版予定
JTBといえば、大正元年創業の「ジャパンツーリストビューロー」、その後の「財団法人日本交通公社」を源流とする、歴史と格式のある会社だ。そのJTBが発行するムック「るるぶ」は、どこの家庭にも1冊はある、旅行ガイドのビッグネームである。そのJTBから「萌えるるぶ東京案内」という書名の「萌え系東京ガイドブック」が出版されるようだ。楽天ブックスの紹介によれば、聖地アキバのほか、新宿や池袋、中野ブロードウェイやビッグサイト、そしてコスプレ居酒屋カフェまで、非常に狭い嗜好範囲を余すところなく取り上げているようだ。「カトゆー家断絶」に、この本でイラストを手がけた、みさくらなんこつさんと風上旬さんについて「って。」とコメントされていたのが非常に気になり調べてみたところ、公式サイトにはすごい絵が掲載されていた。さて、るるぶクオリティの萌えスポット情報とはいったいどんなものなのか、2月中旬の出版が待ち遠しい。
■ 予言? 偶然? 2ちゃんねるにセンター試験問題に酷似の文章が
15日午前1時すぎのこと、2ちゃんねるの大学受験板に、どうにもならないスレッドが1つ開設された。いわゆる「クソスレが立った」という状態だ。スレッドのタイトルは「こにちは パットの弟のケヴィンです!!」で、1番目の投稿は「ヘローマイ
ネムイズケヴィン ナイストゥーミーチュー」だった。一見すると悪ふざけにしか思えないが、その数時間後に始まった大学入試センター試験の英語の問題に、これと酷似したセンテンス「Hi, my name is Kevin」があったのだ。2ちゃんねるには過去、予言や予知の投稿が多数あり、そのうちのいくつかは結果として当たっていたというケースもあることから、このスレッドもそのたぐいだったのだろうか。スレッドは試験終了後にあちこちからリンクされまくり、「記念カキコ」の投稿の嵐となっていた。
【2005/01/14】
■ あなたもiPodの広告に出演できる!? 画像加工サービスが米国に
iPodのカッコよさには、あの広告のクールな印象も結構な割合で含まれているんだろう。鮮やかな原色を背景に、黒いシルエットで激しく踊る人物が、白いiPodを握りしめているというあれだ。iPodを手にするとあの広告画像が頭に浮かんで、自分も原色の世界にいるような気になってくる。そんな筆者のように、その気になりやすい人のためのサービス「iPod My Photo」があった。「Innocence--artscape blog--」によると、人物の画像ファイルをWeb経由で送ると、iPod広告風の画像に加工してくれるのだ。サンプルを見てみると、フラフープで遊んでいる女の子2人の姿が見事に加工されている。背景色やキャプションの指定、iPodを人物に持たせるかどうかの選択も出来る。料金は19ドル95セント。
■ 「古田 v.s. 眞鍋」の陰で、ギネス登録を目指すブログがあった
注目の「古田敦也 v.s. 眞鍋かをり」のメガネ画像記事によるトラックバック数対決。眞鍋ブログのあの記事へのトラックバックはその後、900を超えてさらに上昇中だが、追いかける古田ブログの勢いも強く、まもなく900に届きそうだ。古田ブログのあるSo-netのサーバーの負荷が高くなっているようで、時折「ただいまメンテナンス中です」のお詫び画面が出てくるほどだ。このぶんだと、週末のうちには古田ブログが眞鍋ブログを追い抜いてしまうだろう。トラックバック数といえば、ブログ「お笑い@サプリッ!」には「トラックバックギネス記録への道」という記事がある。トラックバック数でギネスブックへの登録を目指すという企画だ。11月末頃から始まっていて、現在、トラックバックの数が2,000に迫ろうとしているところ。すごい数字だけれど、トラックバックのリストを眺めると、スパムのようなトラックバックがものすごい勢いで連続していた。それも数のうちなのか。
【2005/01/13】
■ Amazonの売り上げランキング上位を、アップル製品が独占中!
新製品発表でビックリさせるのはアップルのお家芸だ。毎度のことではあるんだけれど、「iPod shuffle」と「Mac mini」の同時発表にはまたもや度肝を抜かれた。衝動買いには最適の価格設定の上、非常に魅力的な内容だったから、筆者も思わずクレジットカードの残高をチェックしてしまった。こんな時、敏感に反応するのがAmazon.co.jpのトップセラーランキングだ。エレクトロニクス部門では13日16時現在、iPod shuffleの1GBモデルが1位、512MBモデルが2位だ。3位にはMac miniの1.25GHzモデルが入っている。PSPバブルで売れ続けるメモステPROを挟んで、5位はまたもやMac miniの1.42GHzモデル、6位にiPod shuffle用のケースが登場。ついでに7位、11位、12位もiPodの既存機種だ。念のために書いておくが、これはApple Storeの通販サイトじゃなく、Amazonなのだ。
■ 英国の保守党系Webサイトが、日本のポルノ業者に乗っ取られる
英国の小さな町の保守党系Webサイトが、ポルノ業者に乗っ取られてしまっていた。CNNによると、ウェールズ・デリン村の保守党組織がドメイン名を新しくしたときに、古いドメイン名の登録料を支払い続けるのを忘れてしまったそうだ。そして期限切れを迎えたとき、ポルノ業者がめざとく発見して、そのドメイン名を取得してしまったようだ。日本時間の13日未明まで、ポルノ業者のWebページが表示されていた。なんと日本の業者だったようで、日本人の女の子のエッチな画像が満載だった。ページのタイトルはよりによって「優良サイト」。脱力である。この事態に気が付いた保守党組織が、大あわてでポルノ業者からドメイン名を買い戻したようで、現在は元通りになって、女の子の代わりに英国紳士が微笑んでいる。
【2005/01/12】
■ 「打倒! 眞鍋」の古田敦也選手のブログにトラックバック殺到!
眞鍋かをりさんの「人生の危機」を書いたブログ記事には大量なトラックバックが付いている。ブロガーの皆さんは眞鍋さんのことが心配なんだな、と筆者は感動で涙ぐみながら眺めてみると、どうも様子が違う。最近のトラックバックのコメントは、揃いも揃って「古田」「古田」とそればっかりなのだ。プロ野球の古田敦也選手がSo-netでブログを開設したことを取り上げるブログ記事からのトラックバックだった。「眞鍋かをりの日本一のトラックバックを抜きたい」と書いた古田ブログがYahoo! JAPANで紹介されたことがラッシュの原因だ。gooブログのトレンドランキングを見ると、リンク数で古田ブログが眞鍋ブログを抑える人気となっている。現在、古田ブログの記事ではトラックバックが500を超えているが、眞鍋ブログのあの「メガネ」記事にもトラックバックが増えて900超え目前。敵はなかなか大きいですよ、古田さん。
■ あなたもグロッキーの気分に浸れる! 「自爆ボタンDX」販売中
タツノコプロ制作の懐かしいアニメ番組「タイムボカン」では、悪役のマージョ一味が意味もなく自爆するのがオチになっていた。八奈見乗児さん演じるグロッキー(演出の布川ゆうじさんのあだ名らしい)が、最後に意味もなく「はい自爆よ~」とボタンを押して大爆発をする。どうもそのあたりをヒントに作ったと思われる「自爆ボタンDX」という商品がライブドアデパートで販売されている。小さなアルミシャーシのパネルにはシルク印刷が施されていて、カバー付きの押しボタンやトグルスイッチなどがそれっぽく取り付けられている。もちろん冗談の商品だから、このスイッチをどんな風に操作しても爆発どころか、何も起こらない。画像をよく見ると、定番のミヤマ電器製のキーロックスイッチを使っているようで、スイッチそのものは本物だ。お手元に電気で爆発させる方式の爆弾があれば、つないで使えるだろう。でも使わないでね。
【2005/01/11】
■ ブログ名を短縮した簡易表記を、記事タイトルに付け加える流行
ブログ名を短縮した簡易表記を、記事のタイトルの頭に付け加えることが流行り始めている。タブブラウザで記事を表示したとき、どこのブログの記事なのかがすぐにわかる利点がある。震源地は、「たつをの ChangeLog」だ。オーナー氏は、有名ブログの「ネタフル」がタイトルの最初に必ず「[N]」とつけているのを見て、触発されたようだ。「簡易表記ブーム到来の予感!」と呼びかけたところ、たちどころに100を超えるブログが採用するヒットとなった。ところが、この動きに待ったを掛けるブロガーが現われた。プログラマーの奥一穂さんは、「RSS配信のタイトルに簡易表記を使われるのは問題」と言っている。RSSリーダーでタイトル一覧を表示させたときに無駄が多いのだ。もっとも、ブログのテンプレートのtitleタグにのみに設定するようにすれば問題にはならない。それより問題なのは、わかりやすそうな短縮表現がすでに埋まり気味の状態になっていることだ。これからさらに普及した場合、短縮表現の奪い合いになりそうなんだけれど、これは筆者の余計な心配か?
■ 「人生の危機」から始まった、眞鍋かをりブログの新年最初の更新
芸能人ブログの第一人者、眞鍋かをりさんのブログで、新年最初の更新が8日に行なわれていた。「あけおめ」と挨拶するには少々遅い更新となったわけだが、遅れた分、衝撃的な記事となっていた。正月の1週間は風邪のために体調が悪かったそうだ。事件は7日の夜に起こった。激しい吐き気と強烈な悪寒が眞鍋さんの身体を襲ったのだ。トイレで嘔吐しても症状は治まらず、生命の危機を感じた眞鍋さんだった。あわてて医師のもとへ駆け込み、一命を取り留めるも、受けた診断もまた衝撃的だった……。眞鍋さんが昨年末の22日、テレビ番組「徹子の部屋」に出演したときも、ブログに受けたトラックバックの数が日本一だったことを、メガネを掛けつつ語っていた。新年早々のこの驚きの記事には、すでに300を超えるトラックバックがある。いったいどれぐらいまで増えるだろうか。
【2005/01/07】
■ 足あとが「スペース・インベーダー」になる、地球侵略用スニーカー
「海外ボツ!News」によると、妙な靴底をしたスニーカーがあるそうだ。足あとが、スペース・インベーダーのあの模様になるように作られているのだ。パリに住むゲリラアーティストの「インベーダー」さんの作品で、れっきとしたアートらしい。このインベーダーさんは以前から、“地球侵略”をもくろんでいて、世界各地の街角にスペース・インベーダーの印をつけて回る活動をしているようだ。小さなタイルでインベーダー模様を壁に貼り付けるキットもある。そんなのに飽きたらず、歩くだけで地面をインベーダーだらけにできるスニーカーを作ってしまったらしい。限定1,500足でまだ在庫はあるようだけれど、日本から購入できるのかどうかは不明だ。
■ 1年を台無しにしかねない、おみくじの「凶」出現具合の情報
初詣に行くと、毎年、ついおみくじを引いてしまう。おみくじなんか引いてもいいことはないのだ。大吉が当たればいいようなものだが、当たれば案外慢心してしまい、生活がおろそかになる危険もある。ましてや凶でも引いてしまえば、その1年、鬱々とした気分で過ごすことになりかねない。その危険な「凶」の出現具合について、ブログ「MRI(モナー総研s03)」では、日本各地の神社の2ちゃんねる情報をまとめている。神社によっては、凶を最初から混ぜてない良心的な(?)ところがあるそうだ。一方で、大吉より凶のほうが出やすい、悲観的な(?)神社の存在も報告されている。平穏な1年にしたいのなら、余計な神にはさわらないのが一番だ。
【2005/01/06】
■ ブロガー書き初めコンクールに、過激な書が100以上集まる
あけましておめでとうございます。子どもの頃の正月といえば、書き初めだ。字が下手なら恥さらしだし、ちょっと上手なら展覧会向けの特訓にかり出されてテレビの年末年始の特番が見られなくなってしまう、小学生にとってはあまりありがたくない
風習だ。しかし、大人になってしまえばこっちのもの。パルモ先生のブログ「コロコロザイーガ」では、ブログを開設している「大きいお友達」を対象に、書き初めをトラックバックで募集するコンクールを開催していた。Javaアプレットの書道ツールで書いた書き初めが、100以上集まっている。作品の一覧からは、大人の人生の苦みがほとばしっていて、目にしみてきます。
■ 毎日新聞「独立国家“千葉国”誕生」の記事でパロディサイト登場
元日の朝、毎日新聞のWebサイトに、「千葉国」が誕生した、という記事が載った。冗談の記事など掲載されないサイトだけに、多くのネットユーザーが驚いて、2ちゃんねるや数多くのブログなどあちこちで話題になっていた。記事では「遂に独立を実現させた」などと言い切っているから、半信半疑で毎日新聞に問い合わせた人もいたようだ。独立できるほど千葉県の経済力は優れているぞ、というのがこの記事のココロらしい。この記事を受けて、県の公式Webサイトをパロディにした「千葉国」Webページがさっそく登場したんだけれど、トップには「このページはネタです!!」とわかりやすい表示が入っていた。
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