【2005/08/31】
■ どのWebページも「レイザーラモンHG化」するスクリプトが流行
いつの間にか、「レイザーラモンHG」が大人気だ。筋肉質の体に、皮でできたピチピチの服をまとって、黒メガネをかけ、腰をピクピク動かす、吉本興業所属のタレントさんだ。最近、やたらとテレビのバラエティ番組で見かけるようになった。プロフィールについては「ウィキペディア」がやたら詳しいので、読んでおくと友達にうんちくで自慢できる。最近、どんなWebページでもたちどころに「レイザーラモン化」するスクリプトが流行中だ。ネット中でコピペされまくっていて、発信源をたどるのが困難だったので、代表して「震えるアキレス腱」を紹介させていただく。レイザーラモンの決めぜりふに、「フォ~!!!」とか「オッケ~!!」「セイセイセイセイ」があるのだけれど、スクリプトはWebページの文章に自動的にこれらのせりふを埋め込んでくれるのだ。まじめなニュースのページで実験するのがおすすめだ。
■ その場にあるもので電気を作る……尿で発電するバッテリー開発
東京の住宅街に、たいへんな事をしているおじいさんがいるようで。排せつ物を庭に掘った穴に溜め込んでいるらしい。たしかに、昔はどこも汲み取り式の便所を使っていた。筆者の自宅も昔は汲み取り式だったけれど、住宅が密集し、水洗が普通になった今、庭で何の囲いもせずそんなことをされたら近所迷惑もいいところだ。時の流れで、常識はどんどん変わるのだ。そういえば、電子機器に使われるバッテリーも、変化が激しいものの1つだ。「National Geographic News」によると、シンガポールの研究者が、尿を使ったバッテリーを開発したそうだ。糖尿病などの病気を発見するための、尿検査の装置に使う目的で開発されたようだ。つまり、その場に豊富に存在するもので発電する、非常にいいアイディアだといえる。このバッテリーで携帯電話を使うデモもしているようだけれど、実用化はさすがにちょっと勘弁。
【2005/08/30】
■ mixi内で、「足あと」を使って選挙運動をするユーザーが現われる
ソーシャルネットの「mixi」には、「足あと」という機能がある。プロフィールを見たユーザーを、一覧に記録する機能だ。足あとを残したユーザーは、自分のプロフィールに少しは興味を持った人ということになる。新しい出会いが生まれることもあるから、多くのユーザーは、足あとをたどって来訪者のページを見る。この習慣を利用して、足あとを無差別につけまくって宣伝する行為を行なうユーザーが現われ、「足あとスパム」として嫌われている。最近、足あとで選挙活動したmixiユーザーがいて、一部で問題になっている。この人物は、特定地域のユーザーのプロフィールを閲覧して、あちこちに足あとを残していたようだ。この足あとをたどると、日記に書いてある、ある衆院選候補への投票を依頼する文章を読むことになる。法律に触れることになるのか、筆者は法律の専門家ではないあからわからないけれど、あんまりほめられるやり方ではないだろう。
■ ドメイン名「cashing.com」を売り出し中~最低価格は980万円
その昔、とはいえ、ここ10年くらいのことだけれど、当初ドメイン名はまだ、たいていのものは取得することができた。わかりやすくて簡単なつづりも、誰も押さえていなかった。それが、インターネットの普及とともに、取得ラッシュが始まってしまい、使えそうなドメイン名は残らず登録されてしまった。一部は高値で売りに出されたりもした。そうした騒動のピークもだいぶ前に過ぎ、そもそも最近は、Webサイトに到達するのも検索サイト経由ばかりだから、わかりやすいドメイン名の価値も以前ほどではなくなってしまった。そんな中、「コム日記」で興味深いWebサイトを紹介していた。「cashing.com」というドメイン名を、ドメイン名がはり付けられたWebサイトそのもので販売しているのだ。すばらしくわかりやすいドメイン名だけれど、告知している最低希望価格は、なんと980万円。売れるかなぁ。
【2005/08/29】
■ 注目のWeb占い「あたる姓名判断」で、あたるかどうか試してみた
古くからあるコンテンツが、なぜか急に再注目されてあちこちのWebサイトがリンクすることがネットでは時折起こる。ここ数日、ブログなどからのリンクが急速に増えているのが、古くからある占いサイト「梅吉君の『あたる姓名判断』です」だ。今頃になって流行し始めた理由はまったくわからない。Webページには「史上最強の姓名判断」と書いてある。そこで、どれぐらい最強なのか実際に占って試してみた。サンプルには、「あたる」から連想して、高橋留美子さんのマンガ「うる星やつら」のキャラクター「諸星あたる」を採用。「男女共色難があります」「行動力に富み頭の回転が速くロマンチストです」「秘密主義者で警戒心が強いのですがお人好しのため裏切られやすいのです」など、妙にあたっているような気がして笑ってしまった。やっぱり、史上最強なのかもね。
■ あの「自爆ボタン」が豪華アルミケース「PRESIDENT」になった!
この際だからはっきりと「誘惑するのはもういい加減にしてくれ」といっておきたい。「たのみこむ」によると、あの「自爆ボタン」のニューバージョン「PRESIDENT」が10月に発売予定なのだ。しかも、仕様はさらにエスカレート。鍵付き、取っ手付きの豪華アルミケースでの登場だ。中央に配置された赤色の大型プッシュスイッチには、素人では書き込むことがなかなか難しい、白いドクロマークが入っているのがすてきだ。画像を見る限りでは、真ん中のドクロボタンを含め、すべてのスイッチや、パイロットランプとヒューズには端子が存在している。つまり、回路をつなげばスイッチとしてほんとうに使えてしまえそうなのだ。アルミケースの中はほとんど何もない空間だから、従来の自爆ボタンシリーズ以上に何だって組み込めてしまえそう。もちろん、スイッチをただパチパチといじって、妄想に浸るのもあり。価格は9,975円。
【2005/08/26】
■ 「Mr.BOO!」復活記念! シリーズ5本オールナイト上映が500円
筆者が情報を知るのが遅くて見逃してしまったのだけれど、26日に放送されたフジテレビ「笑っていいとも!」に、あのマイケル・ホイさんが出演したらしい。ブログから番組の様子を知ろうと思って、お気に入りのテクノラティで検索してみるものの、きょうに限って結果が文字化けする不具合があって使い物にならない。じだんだを踏みまくりの状態なんだけれど、しかたがないので「Mr.BOO!」DVDボックスの公式Webサイトにある、彼の100万ドルの笑顔で我慢しておくことにする。東京限定の情報で申し訳ないが、27日夜21時から、ユナイテッド・シネマとしまえんで、「Mr.BOO!復活イベント」と題して、オールナイト上映を行なうようだ。映画ファンの間で評判のいいすてきな劇場で、シリーズ5本を朝6時までかけて上映する、とろとろに濃い企画だ。しかも料金は、ドリンクとポップコーン付きで500円と超良心的。徹夜すると体力的につらいんだけれど、心はすでにとしまえん。
■ 「8月26日は2ちゃんねる第2の誕生日」危機脱出の記録フラッシュ
2ちゃんねるのとあるスレッド。そこに流れをぶち切る、リンク付きの書き込みがあった。「8月26日は2ちゃんねる第2の誕生日といっていい」「このころの事を知らない人もいるだろうから見て感謝しる」と、ややなつかし目の語尾で書いてある。調べてみると、あちこちのスレッドにマルチポストしていたから、たぶんWebサイトの宣伝なんだろうなと思いつつも、リンクをたどってみた。懐かしいフラッシュムービーがあった。2001年の夏、サーバーの能力不足に陥ったのを、UNIX板の住人が改善して救ったことをたたえるものだ。あのころの2ちゃんねるは、夏になると必ず閉鎖危機があったよなぁと懐かしく思い出した。
【2005/08/25】
■ 「やる気のないダースベイダーのテーマ」のフラッシュが登場
ルーマニア発のポップス「恋のマイアヒ」が大ヒット中だ。欧米でも売れている曲だけれど、日本に限っていえば、ヒットの力になったのはネットだろう。曲をおもしろがった人が勝手にフラッシュムービーを作って、フラッシュをおもしろがった人たちが2ちゃんねるやブログで広めていった。いまでは、公式Webサイトに2ちゃんねるのキャラクターが満載で、プロモーションの強力な後押しをしている。さて、以前当欄で紹介したCD「ウクレレ・フォース ~スター・ウォーズ ベスト・カバーズ~」に収録されている曲、通称「やる気のないダースベイダーのテーマ」がフラッシュムービー「STAR VACATION」になっていた。筆者はもう何回もプレイして、そのたびににやけてしまっている。これでCDもますます売れてくれるといい。
■ ライブドア公認!? 乙部綾子さん「いよいよ芸能界入り」の記事
ホリエモンの衆院選立候補で、ますます注目されるライブドア。株価もうなぎ登りらしく、ライブドア株のホルダーの皆さんもほくほくだ。ただ、選挙となれば、公職選挙法の厳しいルールで縛られることになるので、ライブドアニュースでも掲載する記事が限定されることになるようだ。選挙期間中は政治や選挙関連の記事は掲載しないことになるらしい。ところで、今朝、日刊ゲンダイ配信の「乙部綾子広報担当のニッコニコ」というタイトルの記事が、ライブドアニュースに掲載された。写真集まで出たあの乙部綾子さんが「いよいよ芸能界入り」か、なんてまとめの記事だ。ホリエモンの出馬でまた乙部さんに注目が集まり始めているから、という、日刊ゲンダイらしい記事なんだけれど、掲載されているのがライブドアニュースだから、勘ぐってみるのもおもしろい。
【2005/08/24】
■ 国民新党、党の主張を4コママンガで訴える?
24日に、「新党日本」に人数合わせで議員を融通することを発表するなど、今回の選挙で多くの話題を提供してくれる国民新党。その国民新党サイトに、4コママンガが掲載された。内容については読者の判断におまかせするとして、マンガのタイトルが「4コマ」とあるだけなのはちょっと寂しい。とはいえ、ネット上で、マンガで政策(?)をアピールするのは新しい試みなので、ぜひ今後も継続していただきたいところ。次回作品には、ホリエモンの登場を期待しています。
(編集部)
■ 昼間とはまるで違う表情を見せる、秋葉原の深夜を撮るブログ
聖地アキバの昼間は大にぎわいだ。特に週末は、どこもかしこも人があふれている。年じゅう村祭りのこの街も、夜になると急に寂しくなる。まだ青果市場のあったころの秋葉原では、夜6時30分を過ぎるとほぼすべての店舗がシャッターを閉めた。8時頃には店員さんたちも帰ってしまい、深夜に、青果市場の荷物を運ぶ巨大なトラックが国道沿いに駐車し始めるまでは、無人の街となっていた。いまでは、青果市場跡には巨大なマンションが建設されたし、ドンキホーテなど深夜営業の店舗もできたけれど、明るい時間との落差は相変わらずのようだ。「文芸?アキバ派」で、深夜に撮影した秋葉原の画像を多数掲載している。見慣れた風景の違う一面が見えて、興味深い。
【2005/08/23】
■ オンライントレーダーが「村上春樹風に株価を語るスレ」
世間では、ネットで株式売買を行なうトレーダーが急速に増えているらしい。熱心に手がける人は、PCとモニターを何台も揃え、まるでスペースシャトルの司令室のような部屋で売買しているようだ。筆者は、ずいぶん前に株取引の模擬サイトで遊んでみたぐらいで、そのときに大損した(あくまで模擬だけれど)こともあって、本物にはいまだ手を出したことがない。ヤフーなどの掲示板では、強烈に殺伐とした言葉の応酬が続いているし、いったいトレーダーの皆さんはふだん、どんな気持ちでトレーディングをしているのかと、気になったことがある。さて、「MRI(モナー総研s03)」で、2ちゃんねるの「村上春樹風に株価を語るスレ」のダイジェストが掲載されている。村上春樹さんの小説風に、トレーダーの心理描写をしているのがおもしろい。比較的頻繁に登場する文体模写ネタで、実態とはかけ離れていそうだけれど、親密感は増してきます。
■ ブログのコメント欄にも「夏厨」が……お子様に悩むオーナー氏
夏になると、2ちゃんねるの雰囲気が微妙に変わる。夏休みになったお子様たちが、時間がたくさんありすぎて、2ちゃんねるにたくさん書き込みするかららしい。これを「夏厨」などと呼ぶ。夏厨が増えると雰囲気が幼稚になり、だらけてしまう。それはそれでおもしろいのだけれど、情報交換したい人たちにとっては、ノイズが増えることになってあまり歓迎されない。急速に利用者が拡大しているブログの世界にも、夏休みのお子様たちの侵攻を受けたところがあった。「こどものもうそうblog」で、音楽グループの「オレンジレンジ」に関する記事のコメント欄が、「いい」「わるい」の対立で議論されたのが始まりだ。そして夏休みに入って、独特な最近の子供らしい文体の投稿が一気に増える。オーナーの米光一成さんの介入にも、「キミゎ何しにきたの??」と、誰がオーナーなのか理解できてない反応まであった。北海道では2学期が始まり、本州でも夏休みは残り少なくなってきたが、人気ブログのオーナーは一応覚悟しておいたほうがいいだろう。
【2005/08/22】
■ 武部幹事長に会った、自民党候補公募に応募したブログオーナー
この選挙に、まさかホリエモンが出馬するとは思わなかった。この暑いさなかに連日、広島でワンボックスカーに乗って回ってがんばっているようだ。新人候補といえば、自民党では郵政民営化に賛成か反対かで分裂選挙となった影響で、今回の選挙では公募から選ばれた候補も多いのが特徴だ。「いい国作ろう!『怒りのぶろぐ』」のオーナー氏が、自民党の衆議院議員志望者の公募に応募してみた様子が公開されている。記事は、突然自民党から電話がかかってきて、現役議員と会話をするところから始まる。長編の3部構成の記事は、一般人にはめったに体験できないことだけに、とても興味深い内容になっている。
■ イライラじりじり気分を再現するフラッシュ「バスがこない」
春うららかな、さわやかな気候のころなら、道ばたに立ち止まって過ぎゆく自動車や人物を眺めるのは楽しい。そんな気分の時、街中のバス停はなかなか居心地がいい場所だ。とはいえ、道路が込んでいて定刻通りにバスが来なくて、さらにこの先のスケジュールがタイトだと、イライラの高じる場所になってしまう。特に、最近の暑い日などはたまらない。イライラしてもこないバスはこないのだけれど、何度も時刻表を眺めて到着時刻を確認したり、バスが走ってくるはずの方角をじっと見つめ、フォースでバスを引き寄せてみたりと、まったく無駄な努力を延々と繰り返すのだ。そんな気分をすっかり再現するフラッシュムービーがあった。「蚤様部屋」の、その名も「バスがこない」だ。イライラしがちな人ほど、笑えることまちがいなしだ。この音楽の製作者、はらいそ氏のWebサイト「はらいそ」には、ほかにも脱力系の音源が多数あって楽しめる。
【2005/08/19】
■ 劇場版「機動戦士Ζガンダム」配役変更で、ファンの間に不信感?
テレビドラマや映画などでは、熱心なファンほど、作品そのものだけでなく、その製作過程も気になるものだ。登場人物に感情移入するだけでなく、演じた俳優のファンにもなるから、現実世界での動向にも関心が向く。10月に公開予定の新作劇場映画「機動戦士ΖガンダムII -恋人たち-」に関して、ファンの間で騒ぎがネットで起こっている。登場人物「フォウ」の声優さんが変更されているためだ。テレビ版の島津冴子さんから、ゆかなさんに変わったのだけれど、この決定の経緯が不透明だったようだ。島津さんの公式Webサイトによれば、富野由悠季総監督が配役について「音響監督にだまされた」と発言しているようだから、事態は穏やかではない。「たのみこむ」には、島津冴子さんで音声を収録し直したDVDを発売する提案が、もう掲載されている。詳しい経緯は、「劇場版Zガンダムのフォウ役を島津冴子さんに戻せ」にまとめられている。
■ 将来、家族を守るための「要塞」を作りたい……はてなでQ&A
近所の畑だった土地に最近、どこかのお金持ちが豪邸を建てた。リモコンで車庫のシャッターがじゃらじゃら景気よく音を立てて開き、高級車が出入りする。このあたりは筆者以外に不審な人物はいないので、治安は比較的良好だ。でも豪邸は、厚いタイルが貼り付けられた高い塀で囲まれていて、万全な警備。家族や資産を守るためとはいえ、見た目はまるで要塞のようで、ひとをはねつける雰囲気がある。もしこれに対抗するには、本気で要塞を作るしかないだろう。宝くじを買いまくるなどして、無事にお金持ちになったあかつきには、はてなに参考になる回答があるので読んでおきたい。熊本城や西洋の城、核シェルターや各地の警察署の建物など、要塞作りの資料になりそうな情報が多数掲載されている。ただ、予算総額1,400億円という指摘もあった。宝くじぐらいでは要塞の建設は無理なのか?
【2005/08/18】
■ PCに悪い波動を送って、無意識に壊してしまう人がいるらしい
この休みにお参りに行った浅草寺で、スーツ姿の外国人と案内の男性が偶然、2人揃って「凶」のおみくじを引いたのを目撃してしまった。線香の煙が立ちこめる中、じりじりと強い太陽に照らされた、うなだれたスーツの後ろ姿。彼らに幸多かれと願うばかりだった。ネットユーザーにとっての「凶」といえば、PCの不調が筆頭だろう。この大事なPCを、どうしてなのか壊しまくってしまう人がたまにいる。本人は壊したくて壊しているわけではなく、でもなぜかたいした操作もしていないのにすぐPCが不調になる。「X51.ORG」によると、米プリンストン大学での研究で、PCに悪い波動を送ってしまう人がいることが明らかになりつつあるのだそうだ。ホントかなぁと疑いながらも、これに関係あるのかないのか、当欄でも過去に2日、筆者のPCが故障して記事を書けなかった日があったのを思い出した。そろそろPCが壊れそうだなとなんとなく感じていて壊れた日、それは2002年と2003年の、どちらも6月23日だった。
■ セクシーな、エスプレッソマシンの抽出口画像を集めたブログ
買ったマシンのほとんどを、ドライバーですぐにふたを開けてしまう筆者には考えられないことだけれど、最近は、所有している自動車のボンネットを開けたことがない人が多いらしい。どんな安いクルマだって、格別の美しさがあるエンジンルームの中を眺めないなんて、なんてもったいないんだ、と思う。これに限らず、見ようと思えば見られるのに、見ないで過ごしているすばらしい部分は案外多いのだ。「オフビート」で、「Espresso Porn」と題した海外のブログを紹介していた。最近はあちこちのレストランで当たり前のように見かける、業務用エスプレッソマシンの画像を集積している。おもしろいのは、コーヒーが流れ出る、抽出口を斜め下から撮影しているところだ。クリーム状の泡と混ざってマーブル模様になったコーヒーがどろりと流れて、瞬間、ゼリーのように見える。まったく、ブログのタイトルが絶妙だ。
【2005/08/11】
■ 文章を交差法で立体視すると、メッセージが浮かぶテクニック
電車でどこかの街にいくと、車窓から、その地元のめがね屋さんが出している看板を見かけることがある。なぜかどこでも決まって、看板には巨大な目が描かれていて、視力検査でおなじみの「C」マークがいくつか並んでいる。「目の錯覚」と大書してあり、「く」の字が両端についたおなじみの直線が並んでいる。全国各地、どこにいっても同じような看板があるのが謎なんだけれど、見つけるとつい見つめてしまう効果的な広告ではある。さて、「Life is beautiful」に、ブログオーナー氏がシアトル行きの機内で作成したという、おもしろい画像が公開されている。手書き風フォントで作られた同じ文章が、一見無意味に3つ並んでいる。これを、よくある立体画像を眺めるように、より目気味の「交差法」で眺めると、隠しメッセージが浮き上がってくるのだ。同じような模様が並んでいると、ついじっと見つめて立体視してしまう人も多いみたいだからから、看板に使うと効果的かもしれない。
■ 前衆院議員の水島広子さんの旧ドメインが、無修正画像サイトに
数年前のこと、筆者がWebサイトを立ち上げようと計画して、取得したドメイン名が期限切れになった。 Webサイトはとっくの昔に計画倒れになっていたから、ドメイン名もそのまま放置しておいたら、あっという間にどこかの国の業者がハイエナのように取得していた。もともとトラフィックがほとんどないドメイン名だったから、利用価値がなく、いまではハイエナ業者の登録もまた期限切れできれいさっぱり抹消されている。これが、あちこちからリンクされて、トラフィックがあったドメイン名なら、ページビューが少しでもほしい業者に活用されてしまうことになる。10日深夜にネットで騒ぎになったのが、解散で選挙戦突入直前の、前衆議院議員の水島広子氏のサイトだ。水島氏のサイトで以前使っていて、民主党大阪府連のサイトからリンクされていた旧ドメイン名が海外のアダルトサイト業者に取得されたらしく、リンクをクリックすると無修正画像が何枚も表示されてしまう状態になっていた。これを、2ちゃんねるのひろゆきさんがメールマガジンで知らせたために、大騒ぎになったようだ。数年間水島氏の公式サイトとして使用されていた旧ドメインは、ネットのいたるところから「水島議員のサイト」としてリンクされている。この無数のリンクをすべて修正することはかなり難しいだろう。アダルト業者からドメインを取り戻すのもまず無理だ。ドメイン名を手放したのは、水島氏のメルマガによれば、前のサイトを管理していた業者が倒産してしまったかららしい。ちなみに、現在の水島氏公式サイトのドメインは「mizu.cx」なのだが、国会議員の公式サイトなので、jpドメインを取得した方がいいように思うんだけれど。
【2005/08/10】
■ 日本で見られない映画「ホテル・ルワンダ」公開希望の署名活動
世界中でたくさんの映画が続々と制作されている。日本で公開されるのはそのうちのほんの一部だ。多くは、観客動員が見込めないという理由で上映されない。もっとも、映画の人気なんて完璧に予想できる人などいないから、意外なタイトルに人が押し寄せることも多くある。2004年に製作された「ホテル・ルワンダ」は、日本での公開が見送られた映画だ。1994年に、ルワンダの大統領暗殺をきっかけにして起こった「ルワンダ大虐殺」を背景に、内戦のまっただ中におかれたホテルの支配人を描く。2004年度のアカデミー賞で3部門にノミネートされたそうで、これが日本で上映されないのは、単なる映画好きの筆者としても残念な限りだ。でも、この映画の日本公開を求める動きがあるのだ。ソーシャル・ネットの「mixi」のコミュニティが発祥で、「『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会」が6月から活動を始めている。7月25日からはオンライン署名もできるようになった。大手のWebサイトや多くのブログなどですでに取り上げられ、ネットでの署名も続々と集まっているようだけれど、目標の3万人まではまだ足らないようだ。
■ 涙のドキュメント「プッチンプリン300個、24時間以内に完食」
もう10年ぐらい前のことなんだけれど、「プリンで花見」なるオフ会に顔を出したことがある。桜が満開の東京・砧公園に、たしか総勢20人ほどでさまざまなプリンを持ち寄って、ひたすら食べた。持ち込んだ数は1人平均10個ほど。でも、だいたい5個も食べれば、どんなプリン好きでももうそれ以上は飲み込むのがつらくなる。余ったプリンは公園にいたお子さま方に配って喜ばれたんだけれど、とにかくこの「5個」という限界値を得られただけでもとても有意義なオフ会だった。時は過ぎ、ブロードバンド化したネットでは利用者人口は拡大し、行動はどんどん過激になっているようだ。「ニュー速VIPアンテナ」によると、「プッチンプリンを24時間以内に300個完食する」と宣言した男性が立てたスレッドが紹介されていた。この無茶な数のプリンを前にして、どんな結末を迎えることになるのかは、前編と後編に分けられた大河記事を読んで確認していただきたい。もう一度繰り返しておこう、プリンの限界は5個だ。
【2005/08/09】
■ 「スター・ウォーズ」のサントラをウクレレで聴かせるCDが人気
映画「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」は相変わらずの人気だ。「ムービーウォーカー」によれば、公開5週目でようやく首位を明け渡したようだけれど、それでも2位をキープ中だ。こんな人気だからなのか、今時のお子さんは新聞紙でスターウォーズごっこをするらしい。「shinsanのチャンネル」のブログオーナー氏の息子さんが、新聞紙とチラシで作った甲冑を着て暗黒卿「ダース・ベイダー」になりきっていた。掲載の写真を見たら、かわいすぎて筆者は涙目です。さて、「ジャンク☆ニュース 臥龍」をはじめあちこちで取り上げられていた、ウクレレで演奏する「帝国のテーマ」がおもしろい。「ウクレレ・フォース ~スター・ウォーズ ベスト・カバーズ~」というCDに収録されている曲だ。耳にするだけで恐怖に浸れる、あの曲がすっかり癒やし系に変身しているのだ。この夏、海岸でフォースの暗黒面に堕ちたい人には最適の1枚だろう。税込2,940円。
■ あの高橋名人が80年代に歌っていた曲を集めたCDが10月に発売
1カ月ほど前のこと。筆者が東京・荻窪にある会員制の餃子店に行くと、先客があの高橋名人だったので驚いた。同じテーブルで餃子をいただき、ざっくばらんに会話していただく光栄に浴したのだけれど、サインも、「ファミコン体操」を教わるのも忘れてしまって、あとで非常に残念な思いをした。高橋名人は今年、ゲーム界デビュー20周年になるそうだ。そのためなのか、携帯電話向けサイト「16SHOT」がオープンしたりしていて、ネットで話題になることがここ最近多くなっている印象だ。そんな中、「CDJournal.com」によれば、CD「高橋名人 ソングコレクション~16連射 20TH ANNIVERSARY~」が10月5日に発売になるそうだ。 1980年代に開催されていたゲームイベントで、高橋名人が歌っていた曲を完全リマスタリング。カラオケを含め全16曲収録の豪華版だ。アマゾンなどではすでに予約受付を開始中。価格は税込 2,940円。
【2005/08/08】
■ iTMSのファイルは、ユーザーが作るものとは品質が違うとの噂
「iTunes Music Store」(iTMS)の日本国内でのダウンロード数が、オープンからたったの4日間で100万曲を突破してしまった。「Today's トップソング」で上位をキープし続けている、松崎しげるさんの「愛のメモリー」のダウンロード数もたぶんものすごい数になるんだろう。松崎さんや尾崎紀世彦さんなどの曲をダウンロードしてヘビーローテーションで聴きまくる筆者は、やたら高品質の音で鳴ることに感心しているところだ。もっとも、データの転送量が128kbpsと、いまとなっては少々圧縮率が高めの設定だから、「音が悪いのでは」と不安視する人も掲示板やブログに多かった。この点について、4日の夜に2ちゃんねるのスレッドに投稿された文章がある(編集部注:リンク先のスレッドはすでにdat落ちしています)。それによると、iTMSで配信する音楽ファイルを作成する専用のソフトウェアが存在するそうだ。一般にiTunesで市販のCDを読み取るような方法ではなく、さらに高音質の原盤を直接ファイル化するという。つまり、 CDからファイル化する方法より、高音質なファイルになっているらしい。真偽のほどは不明だ。
■ あの「愛生会」のトップページから「太陽にほえろ!」が消えた
JR宇都宮線と東武伊勢崎線が乗り入れる、久喜駅。駅そばにある病院「愛生会」のWebサイトは知る人ぞ知る存在だ。埼玉で先祖代々医療に携わってきたという院長先生直々のお手製Webは、高周期で切り替わるGIFアニメ画像が大量に使われている、独特のテイストが魅力だ。トップページにアクセスすると、大音量でドラマ「太陽にほえろ!」のテーマ曲が鳴り響くことでも有名だったのだけれど、「インターネットよろずニュース」で、このBGMが消えたことを知った。院長先生はなぜか、無許可で音楽を使用していたようで、これがJASRACに知られるところとなり、メールでの削除要請となった(7月8日付の記述)のだ。音楽のない愛生会のWebは寂しい限りだけれど、こればっかりは仕方がない。ちなみに、「愛生会」のトップページではFlashが多用されているためかどうか、久々に閲覧してページをあれこれ渡り歩いていると、そのうちにWebブラウザが強制終了してしまった。ちょっと古いPCなどを使っている方はご注意ください。
【2005/08/05】
■ 「iTMS」で音楽を購入することを、「しげる」と表現するらしい
「iTunes Music Store JAPAN(iTMS)」は危険すぎる。「曲を購入」ボタンをできる限り押さないように精神力で制御するのが大変なのだ。筆者が最初に購入したのは、以前からものすごく気になっていた、こまどり姉妹の「涙のラーメン」だった。ほかにも、由紀さおりさんとか尾崎紀世彦さんとか越路吹雪さんとか日野てる子さんとか、魅力的なタイトルがありすぎて困る。ペットボトル1本分ぐらいの代金で、以前から気になっていた曲がその場で聴けてしまうのなら、もう買いまくるしかないのだ。いま、iTMSの「Today's トップランキング」5位になっているのは、松崎しげるさんの「愛のメモリー」だ。4日の夕方頃には3位にまで上がっていた。この人気だけれど、iTMSのバグ(検索周りに不具合がかなりある)で、松崎さんのアルバム「Time」が表示される状態になっていたのが発端のようだ。その直後、2ちゃんねるのスレッドで購入促進運動が繰り広げてられてランキング上位が確定した。2ちゃんねるの投稿では、「iTMS」を「i(愛)のメモリー」「Time」「Matsuzaki」「Shigeru」の略だという指摘もあった。この人気で、iTMSで曲を購入することを、「しげる」というらしい。「しげった」「しげれ」なんていう活用もあるようだ。
■ 三重・鳥羽水族館で、スナメリの赤ちゃんの名前を募集中
三重県鳥羽市にある鳥羽水族館で、スナメリの赤ちゃんの名前を募集中だ。スナメリは、ネズミイルカ科の動物。4月18日生まれの3か月のオスの赤ちゃんだ。成長すると、人間の大人の背丈ほどの身長になるのだけれど、名前を募集中の赤ちゃんはまだ90センチだ。この赤ちゃんの名前は、ハガキかメール、あるいは水族館館内でも応募できる。名付け親になった人の中から3名に、スナメリ親子のぬいぐるみと年間パスポートがプレゼントされる。締め切りは8月31日だ。スナメリは日本のいくつかの水族館で飼育している。鳥羽水族館では、赤ちゃんを含めて、オス3頭、メス4頭の7頭いる。以前は日本でも伊勢湾などにかなりの数が生息していたようだけれど、最近はめっきり少なくなってしまったようだ。現在、鳥羽水族館ではこの親子が展示水槽で見られる。夏休みでもあることだし、少し遠出して見学してみてはどうだろう。
【2005/08/04】
■ 携帯ゲーム機「PSP」にたちまち対応する、アダルト動画サイト
7月27日に公開になった、携帯ゲーム機「PSP」の新ファームウェアで、Web表示機能が公式にサポートされた。 PSPの画面サイズに合わせて作っているWebサイトをネットを探してみたが、まだほとんどない。たぶん、ほとんどのPC用WebページがPSPのブラウザ機能で十分閲覧できてしまうから、わざわざPSP用にカスタマイズすることもない、ということなのだろう。そんななか、「PSP対応!」と高らかに宣伝していたのが、ノーカットの動画を売り物にする、有料アダルトサイトだった。こちらはWebサイトをPSP向けにしたということではなく、PSPなどのポータブル動画プレーヤー向けに画面とデータ量のサイズを調節したファイルを現時点で6種類用意している。サービス開始はどうやら、ソニーの動画配信サービス「Portable TV」の開始とほぼ同時。どんな時代も、新しいメディアはまず、アダルト業界が開拓していくのだ。ただし現状では、動画ファイルはPC経由でしかダウンロードできない。もしPSP単体でゲットできるようになれば、PSPをカバンに忍ばせて、公衆無線LANでこっそりファイルを落とすお父さんが増えそうな気がする。
■ 携帯電話のGPS機能を使ったサービスが、いまいち充実しない理由
休日に知らない町に行って、無目的にうろつき回るのがおもしろくて仕方がない。裏通りに古くて変わった形の建物を見つけたり、たまたま入った小さな商店で長年探していたものが売っていたり。どこかで見た風景にぶち当たったので記憶を必死にたどってみたら、以前に観た映画のロケ地だったことに気がついたりもした。この徘徊の記録を、手間をかけずに記録できないかとふと思い立った。地図と、携帯電話のGPS機能を結びつけて、動いた位置をリアルタイムで次々とプロットして公開できるサービスがあれば便利だろうと探してみた。 Google mapsを応用すれば案外簡単にできそうなんだけれど、思ったようなものはなかなか見つからない。代わりに「CeekzLogs」の興味深い記述と出会ってしまった。位置をGPS携帯などで取得してPCで利用することについて、ものすごく広範囲に適用できる特許が取得されていて、これに抵触しないようなコンテンツを作るのが難しいらしいのだ。思いがけない発見でした。
【2005/08/03】
■ 海の男の基礎教養「モールス信号」と「手旗信号」を手軽に使う
7月31日から公開している映画「亡国のイージス」がなかなかのヒットのようだ。自衛隊の本物の船舶と、潤沢な製作資金で作ったイージス艦のセットが、リアルな画面を実現している作品だ。もっとも、2時間に収めるにはドラマ上の設定が盛りだくさんすぎて説明が不足している部分が目立つため、ネットでも批判が多いのがちょっと残念だ。さて、船の映画で小道具として欠かせないのが、モールス信号だ。調べてみると、ネットでモールス信号で遊ぶときに使うツールは、「G^2」の「モ-ルス符号変換」が定番のようだ。英文やひらがなの文章を、「・」と「-」で表したモールス信号に変換してくれる。変換したモールス信号を、英文、ひらがなに逆変換する機能もあるので、簡単な暗号化にも使えるのがうれしい。もう1つ、船舶につきものなのが手旗信号だけれど、変換するフラッシュムービーが「パンダイルカ氏の第2ホームページ」にある。カタカナのボタンを押すと妙な目つきの人が旗を振ってくれるバージョンと、まとまったひらがな文に沿って手旗信号にするバージョンの2種類がある。当然のことながら、逆変換の機能はないので、手旗信号を読み取るには覚えるしかない。
■ 熱海のメイドホテル「もえるーむ」、開業から1カ月で撤退告知
なんだか、世の中はいつの間にか「萌えブーム」だ。たぶん「電車男」の影響もあるんだろう。ふだんアキバには縁がなさそうな人が、マスコミ情報をもとにメイド喫茶観光に訪れる例が激増中だ。こんな「萌えサービス業」が広がる中、変わり種として最近登場したのが、メイドホテル「もえるーむ」だ。 JR熱海駅から自動車で15分という立地のリゾートホテルに、メイド喫茶の流れを汲むサービスがついたホテルだった。 7月7日のオープン日にはマスコミからの取材も殺到、順調なスタートを切ったかに見えた。ところが3日、公式Webサイトが更新されて「閉館のお知らせ」に変わってしまった。なんと、1か月もたたずに撤退となってしまったのだ。 Webサイトに掲示中の番号に電話をしてみると、アルバイトの電話番だという若い男性が応対してくれた。経営者からは2日に突然「今日で終わり」といわれたそうだ。「お客さんからの反応は良かったんですけどねぇ」ということだったけれど、閉館の理由については知らされていない様子だった。
【2005/08/02】
■ 声に出して詠めそうもないネット俳句――季語「orz」が登場
北海道文教大学の日本語学科で、現在募集が始まっている「ケータイ小説コンテスト」は、規定の文字数が600字~800字ととても短い。携帯電話のメール機能で小説を書くことを想定しているようで、携帯電話の少ないキーからどんな作品が生まれるのか興味深いところ。でもなぜか、規約では「絵文字」が禁止になっていて、ケータイメールの一番の特徴を取り払ってしまっているのが残念だ。さておき、俳句投稿Webサイト「ハイクブログ」で、おもしろいものを見つけてしまった。俳句に必須の「季語」として、あの「orz」があったのだ。「orz」がどんな季節を表わすのか謎だけれど、とりあえず、「orz」を織り込んでいる作品は2句あった。俳号「古壺伎鼓」さんの作品は、それでも何とか音読できそうな気がする。でも、俳号「スケ」さんの句はちょっと無理。orz
■ かっこいい「リフォームの匠」キャッチフレーズを自動生成する
朝日放送制作のテレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」。独特なナレーション「なんということでしょう」がかつて流行した番組だ。ご存じの通り、流行から取り残された古ぼけた家を、安い費用でリフォームして生まれ変わらせる。この番組では、スタジオにいるタレントさん、リフォームする家の持ち主、そして工事を指揮する「リフォームの匠」の3者が登場する。「匠」には毎回、「住空間のアーティスト」「感動住宅の演出家」「ゆとりの空間整備士」なんていうキャッチフレーズがつけられる。ブログ「歌う脳髄」のオーナー氏は、このキャッチフレーズをまとめてリストにして、そのうえジェネレーターまで作成している。ボタン一発で自動的に、匠のキャッチフレーズが出現する。筆者がこのジェネレーターで作った「懐古住宅のコンダクター」、名刺に刷り込んでみたくなってしまった。
【2005/08/01】
■ わかりづらい、アキバのメイド喫茶を探すのに便利なネット地図
最近の秋葉原といえば、「メイド喫茶」らしい。いままでアキバに縁のなかった人たちも、テレビなどのメディアで知って、メイド喫茶観光に訪れているようだ。「神聖マルチ王国」によれば、アキバのPCショップの店員さんは、メイド喫茶の場所を尋ねられることが頻発しているらしい。メイド喫茶は、ただでさえ入り組んだアキバの、さらにわかりにくい場所にある場合が多いのだ。さて、Google mapsに手を加えて、ネットで公開している人が最近増えている。日記ちょうのしばさんが、アキバのメイド喫茶などコスプレ系のお店を網羅した地図を作成、公開していた。また、「レビログ」の地図では、お店の評価コメント付きだ。夏休みだけに、これからアキバ探検する人は多いだろうけれど、この2つの地図は参考になると思う。こんなGoogle mapsを使った地図が自分でも作りたい人には、フリーソフトの「GoogleMapsEditor」もおすすめだ。
■ 借りたお金を放置するとどうなるか実体験……消費者金融5社の例
金利は少々高いものの、個人が手軽に融資を受けられる、消費者金融。大昔には社会問題にもなっていたけれど、そのあと法律で規制されたり、業界内の努力もあって、金融機関としての地位は上昇している。近頃は、銀行も子会社を通じて消費者金融を手がけたりしている。もっとも、借りれば金利もあるし、返済していくのは大変だ。この借りたお金を返さなかったらどうなるのか。過去、実際にお金を借りて返済しなかった実体験が「激しく雑記~世道旅情ブログ~」で公表されていた。全部で5社の対応が掲載されている。すべて2~3カ月の放置を実施したそう。すぐに裁判に移行してしまう会社、催告書のみを繰り返し送る会社、取り立てに自宅に訪問してくる会社、と、対応はさまざまだった。非常におもしろいレポートなんだけれど、これを読んで返済を引き延ばそうとか考えないでくださいね。
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