【2007/02/09】
■ 石油採掘基地さえ荷物にできる、巨大な半潜水輸送船がすごい
並はずれたスケールの巨大な人工物には、無意識レベルで恐怖を感じるらしい。少し前、「デイリーポータルZ」に風力発電用の巨大風車群を見学に行く記事が掲載されていた。写真を見ただけで、ジェットコースターに乗っているようなゾワゾワした恐怖を感じてしまう。1月に起こった風車の倒壊事故の写真など見ると、その倒れゆく映像を思い浮かべてしまって卒倒しそうだ。そして海にはもっとものすごいものがあった。「guesthouseのブックマーク」で知った、超巨大輸送船がすさまじいのだ。石油の採掘基地らしきものをそのまま載せられるほどでかい。この巨大な荷物を載せるために、自分自身の巨体を海に沈めてしまうのだから恐ろしい。近くで本物を見てみたいような、遠慮したいような。
めたるまん(山崎一幸)
■ 脳梗塞の発作から生還した竹熊健太郎さんの「死」を考える記事
2月は逃げる。正月気分がようやく抜けて、あたふたしているあいだにあっという間に時間が流れて、終わってしまう気のする1カ月。振り返ってみれば、いつだって時間の過ぎるのは早い。ふだんはあまり意識することはないけれど、ぼやぼやしていればどんどん年を取っていき、誰にもいつかは死の瞬間が訪れる。マンガ関係の著作で知られる編集家の竹熊健太郎さんは、昨年末の脳梗塞の発作以来、闘病生活が続いている。一時期、本当に危険だった時期もあったようだ。開頭手術を経て、病院のベッドからの「たけくまメモ」への投稿が続いている。これからの人生をどう生きていくのか、考えさせられてしまうエントリーだ。
めたるまん(山崎一幸)
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