【2007/03/05】
■ 自身をビデオカメラで撮影して、自己改善に生かすアイディア
生まれて初めて、テープレコーダーに自分の声を録音して再生してみると、まるで別人の声だったので驚いた。自分の姿形も、鏡で見るのと写真に撮られたのでは、印象がまるで違う。違うだけならいいが、たいていは写真のほうが悪い方向に違うのだから始末に負えない。いったい、他人から自分がどう見えているのか、想像するだけで恐ろしい。興味深い投稿が連発している「はてな匿名ダイアリー」に、「自分を知りたい」という記事があった。ビデオカメラを購入して、他人の視点で自分を撮影してチェックしてみたい、というものだ。よく、ゴルフの素振りなどをビデオに撮って、欠点を探ってスコアアップに生かす人がいるから、ここではその日常生活版のようなものだろう。撮ってくれる人を探すのがたいへんだけれど、自分ひとりでできるようになれば、痴漢のえん罪のアリバイにも使えそうだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ カードが止められ、風前の灯火……激安のロシア音楽配信サイト
iTunes Storeほか、日本では多くの音楽配信サイトで1曲の価格は150円か200円と手頃な値段だ。ただし、CDレンタル店で借りてくれば、アルバム1枚300円前後であることを考えると、ちょっと割高の印象もある。そんなレンタル程度の料金で曲がダウンロードできるサイトが、ロシアにある。「AllofMP3.com」が代表的な存在で、おそらく同じ会社による運営の「AllTunes」もある。データの量によって値段が変わり、アルバム1枚で日本円にしておよそ300円ほど。以前は100円程度と、大変な激安だった。非合法に見えるけれど、ロシアの裁判所の判断によれば合法的存在だ。欧米の権利者にとっては困った存在だから、クレジットカード会社に要請して、配信会社との取引を停止する措置に出たらしい。VISAとマスターカード、ダイナースの米国発祥の3社は停止、現在はJCBのみが使える状態だ。ただし、ロシア国内にはほかにもいくつか同様のサイトがあって、そちらはまだ健在。すでにロシアと米国の国際政治問題になっていて、ロシアのWTO加盟と引き替えに、7月までにロシアの国内法が改正される見込みのようだ。
めたるまん(山崎一幸)
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