【2007/04/10】
■ P2Pで超広大なデスクトップを共有する「World Desktop」試験中
数多くのPC間で網の目のような形に通信することで、情報を共有するP2P。本来は役立つ仕組みにもかかわらず、大量のトラフィックで回線に負荷をかけることや、著作権の侵害、情報流出など悪い面ばかりが強調されてしまって、世間ではいまひとつ評判が悪い。そんなP2Pを取り入れた、新しいソフトがこの週末に登場していた。「World Desktop」は、超巨大なデスクトップをP2Pを使って大勢で共有するソフトウェアだ。10,000ピクセル平方のブロックが、縦横それぞれ1,208,925,819,614,629,174,706,176個も積み重なっているという、なんだか訳がわからないほど巨大な平面を共有するのだ。この怖くなるほど広い空間のどこにでもファイルを置くことができる。この2次元の位置さえ共有できれば、ファイルも共有できるというのは、考え方がおもしろい。Winnyのような匿名化したファイル共有ではない。今はまだ「Version 0.01」のさらに「alpha」がついた表記なので、筆者のPCではうまく動作しなかった。ウイルスに感染する危険もあるため、興味がある方は、実験用の隔離された環境で実行して欲しい。
めたるまん(山崎一幸)
■ もし、人間が光速で排泄できると仮定すると地球はどうなる?
最近、2ちゃんねるの一部のサーバーでは、投稿者の住んでいる大まかな地域がかっこの中に表示されるようになった。いままでほとんど均一だった2ちゃんねるでの発言に、ほんの一部分、キャラクター設定が加わったわけだ。そんなつもりで発言を追ってみると、なんとなく県民性が感じられて興味深い。さて、ニュース速報VIP板に立った、とあるスレッドがこのところネットで人気だ。人間がもし、光の速さで排泄できると仮定すると、どんな現象が発生するのか、スレッド開設者は質問している。2ちゃんねるらしいたいへんストレートな表現でやりとりされている閲覧注意の過去ログは、「イミフwwwうはwwwwおkwwww」で読める。質問者は(大阪府)の表示。これに、「想像を絶する衝撃波が発生する」と、科学的に回答したのが、(三重県)の表示付きの投稿だった。なお現在は物理板に引っ越して、より深い考察が続けられているようだ。
めたるまん(山崎一幸)
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