【2007/04/23】
■ 早川書房を擬人化した「今日の早川さん」を早川書房が書籍化
筆者が高校生だった頃、1年間だけ所属していた図書委員会。他の委員はみんな女子で、そろってメガネを掛け、男言葉を低い声でしゃべる。ほとんどがマンガ部と演劇部と地学部のどれかを掛け持ちしていた。「coco's bloblog」の人気マンガ「今日の早川さん」を読むと、彼女らの言動をくっきりと思い出してしまう。翻訳物のSFやミステリーで知られる早川書房を、ネットでおなじみの技法「擬人化」したキャラクターの早川さんと、岩波さん、帆掛さん、富士見さんが登場するこのマンガが、なんと早川書房からこの夏に書籍化されることになったそうだ。去年の夏に始まった「今日の早川さん」はブログで公開してるけれど、やっぱり書籍で読んでみたい。
めたるまん(山崎一幸)
■ 名前をもとに学校のキャラクターを生成する「高校メーカー」
義務教育の頃とは違って、高校に入るとまわりはほとんど似たような学力の友だちばかりになる。どの生徒の家庭もだいたい同じような生活レベルだし、卒業後の進路もそう代わり映えがない。だから、偏差値や生徒の男女比などいくつかの数値データを知るだけで、その高校がどんな雰囲気なのかなんとなく想像できてしまう。そんな高校のデータをねつ造しまくる「高校メーカー」がおもしろい。例えば、自分の名前やサイト名など学校名となる言葉を入力すると、それをもとに生徒数や進路、偏差値、校訓、校歌を作り出すのだ。去年の今頃、「成分解析」が大流行していたけれど、その高校版というところだろう。筆者の思いつく名詞を片っ端から入れると、ことごとく偏差値が低くなるのは、見透かされたようでなんだかシャクだ。
めたるまん(山崎一幸)
|
|
|
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|