【2007/05/10】
■ 北海道・留萌のタコ箱漁限定100名のオーナー募集に6,000名殺到
当欄で1カ月前にも北海道の留萌地方のこと(萌えに絡めてちょっと無理矢理だったけれど)を紹介したが、また留萌関係のWebサイトを紹介することになるとは思わなかった。今度は、タコだ。北海道留萌支庁水産課が広報のイベントとして開設したWebサイトが「タコ箱漁オーナー 2007」だ。この地方で行なわれている「タコつぼ漁」ならぬ「タコ箱漁」の「タコ箱」のオーナーになると、捕まえたタコが浜ゆでになって届く、というもの。このサイトが7日のオープン後にニュースで取り上げられたあと、申し込みが殺到。その殺到したことを読売新聞で記事にするとさらにアクセスが増え、2ちゃんねるのスレッドやブログ、mixiなどであっという間に広まった。もともとは50名限定だったところを、応募数の多さに100名に増やした5,000円のオーナー権に、9日夕方5時現在で、応募数が6,000件を超えたというからたいへんだ。なかなかの 競争の激しさだけれど、申し込んでみます?
めたるまん(山崎一幸)
■ 「アルファブロガー」と呼ばれるには影響力だけではダメらしい
8日、NHKの情報番組「クローズアップ現代」で、更新ごとに高アクセス数を集める、人気のあるブログのオーナー氏の皆さんを取り上げていた。そこまではいいんだけれど、「月間数万のアクセス数を稼ぐ影響力のあるブログオーナー」の意味で「アルファブロガー」という言葉を番組中に持ち出してきたものだから、ネットのブログ界隈がちょっと微妙な雰囲気になっていた。月間数万どころか毎日万単位のアクセスを得て、大きな影響力を持っていても、中川翔子さんや、アキバBlogのオーナー氏はどうやら「アルファブロガー」とは呼ばれないようだ。もともとは米Newsweek誌の記事に登場した言葉だけれどネット界には定着せず、FPNが投票イベント化した日本でのみ残っているようだ。つまり、この投票イベントで選ばれた人は、「アル ファブロガー」だと公言できるというわけだ。投票でアルファブロガーに選ばれるためにはたぶん、「ブロガーらしさ」が必要なんだと筆者は思うんだけれど、それが具体的に何なのかを考えると、ちょっと心細くなってくる。
めたるまん(山崎一幸)
■ 絵を描く過程を、これでもかというほど連続再生してみせる
誰かが熱心に作業しているのを、後ろから眺めるのが筆者は好きだ。目的の作業が徐々に仕上がっていく。ぼうっと眺めていると、1時間ぐらいすぐにたってしまう。寄席の紙切りとか、縁日の飴細工とか見ればわかるとおり、制作過程そのものが芸になる。絵を描く過程もおもしろいものだけれど、たいていテンポは緩やかなので飽きてしまいがちだ。ネットはありがたいもので、その間延びしがちなものを早送りすることで、おもしろく見せる動画がたくさんあるのだ。「聴く耳を持たない(片方しか)」ではさらに、「Rimo」を使ってこれでもかと集めて連続再生できるようにしている。これをぼうっと眺めていると、あっという間に時間がたってしまうから危険だ。
めたるまん(山崎一幸)
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