【2007/05/15】
■ 変換すると「ドコモに移転ゼロ」になる!? 謎の「DoCoMo 2.0」
携帯電話番号ポータビリティ制度で、ソフトバンクも4月には転入超過となり、契約数を減らしているのはNTTドコモだけだ。純増数では、KDDIに大きく水をあけられっぱなし。シェアでは、ドコモの優位は変わってないものの、auとの差はどんどん縮まっている。そんな状況で、4月に発表されたのが「DoCoMo 2.0」のキャッチフレーズだ。この言葉には、ドコモの反撃開始の意味を込めているようなんだけれど、今さら「2.0」を持ち出すセンスに、ネットでは鼻で笑うような反応が多かった。筆者は知人から教わったのだけれど、PCで「どこもにいてんぜろ」と入力して変換すると、なんと「ドコモに移転ゼロ」と番号ポータビリティ制度的に不吉な言葉になるのだ。広告は、映画「SURVIVE STYLE5+」などで知られる、あの「TUGBOAT」が手がけているようだから、「移転ゼロ」にも何か深い意味があるんだろうか。キャッチフレーズはいくら不吉でダサくても、提供するサービスが画期的で、そのCMがむちゃくちゃかっこ良ければ、印象は簡単にひっくり返ったりする。ドコモの2.0、いったいどんなことになるのか。
めたるまん(山崎一幸)
■ アニメファンのあいだでは、もう地上デジタルは当たり前に!?
地上デジタル放送に切り替わるため、2011年7月にはテレビのアナログ放送が完全に終わる予定になっている。にもかかわらず、地デジ対応テレビを持っていない世帯はまだ多い。こんな短期間で強制的に切り替えさせるのはとうてい無理じゃないか、と筆者は友人に言ったところ、「テレビなんか数万円で買える安いものだし、その上HDTVの高画質には魅力がある。切り替えがどうして無理だと思うのか不思議だ」などこんこんと1時間にわたって説教されてしまった。すでに、アニメファンのあいだでは地デジで番組を見るのが当たり前で、アナログは極めて時代遅れらしいのだ。アニメファンが集まる2ちゃんねる風のチャット「チャットちゃんねる」の興味深いログが「異常感想注意報」にある。地デジ対応テレビの画面サイズは16:9と横長になっているが、アナログでは左右の映像がカットされてしまうという事情もあるのか、アナログで番組を見ていると相手にされなくなってしまう。ここでは4年前倒しで切り替えが完了しているようだ。
めたるまん(山崎一幸)
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