【2007/06/01】
■ 松井証券で投資家の売買データが研究資料に、一部ユーザーが反発
たとえば、コンビニのレジで支払いをするときに、後ろに並んでいる人に財布を覗
かれたらイヤなものだ。たとえお互いが見ず知らずで、その場限りの出会いであって
もだ。ましてや預金通帳の中身など、とても抵抗がある。さて、株取引の履歴だった
らどうだろうか。松井証券が30日、個人投資家の株式売買データを一橋大学大学院の
研究グループに提供すると発表した。プレスリリースによれば、目的は行動ファイナ
ンスの共同研究だという。2002年に研究者がノーベル経済学賞を受賞した、ホットな
分野だ。しかし、この情報提供に、松井証券の一部ユーザーが反発しているようだ。
2ちゃんねるにスレッドが立っている。過去の売買データではあるし、個人が特定で
きないようにデータ提供されるとしているが、2ちゃんねるにあった「下着の研究の
ため 個人特定しないから裸のサンプルをくださいって逝ってるようなもんだぞ」と
の投稿には、筆者は深くうなずいてしまったのだった。
めたるまん(山崎一幸)
■ 新たな輸出品となる!? Forza2のすごいペイントが施された車体
Xbox 360向けレーシングゲーム「Forza Motorsport2」のカスタマイズ機能で、精細な絵を描いた車体が注目を集めまくっている。Forza2には外部からビットマップ画像を取り込んで車体に貼り付ける機能はなく、小さな部品を組み合わせて絵を描いていくしか方法はない。ニコニコ動画やYouTubeに「FORZA2で痛車を作ってみた」とのタイトルで、作った絵を分解していく動画が公開されているのだけれど、これを見ると、ひとつの絵を作る部品の数に驚いてしまうばかりだ。こうやってペイントされたマシンは、ゲーム内のオークションに出品されて、ゲーム内の通貨で高値で取引されるのだ。日本で5月24日に発売されたこのゲーム、米国では5日遅れで発売された。その間、米国のユーザーたちは、高度な技術でペイントされたマシンの画像をイヤというほど眺めていたことになる。「DigDug」や2ちゃんねるに翻訳されて転載された発言を読むと、驚嘆して嫉妬混じりに褒め、ほしがる様子がわかる。日本の新たな輸出品の誕生か?
めたるまん(山崎一幸)
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