【2007/06/15】
■ ブログに押し寄せる批判コメントは「イナゴ」から「赤潮」に?
ちょうど1年前、はてなブックマークから「ネットイナゴ」という言葉が生まれた。そのころ、はてなダイアリー界隈では、ブログのコメント欄で批判的な書き込みを執拗に繰り返す人たちのことが話題になっていた。その現象について、ブログを「精魂こめて耕し、稲穂の実った畑」と見なした上で、食い荒らすイナゴの大群にたとえた言葉だった。ただ、批判のコメントが大量に投稿されるのは、そのブログの記事に問題があることがほとんどで、それを批判する投稿者の皆さんを害虫扱いすることには違和感があった。最近、「ネット赤潮」と新しい用語の提案があった。「novtan別館」のオーナー氏によるもので、もとのブログ記事に問題があることを前提に命名したものだ。もっとも、これも「赤潮」と災害扱いなのがとても気になるところだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 売れ続けるニンテンドーDS用の怪しい「マジコン」市場も急成長
テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」を見ていたら、ニンテンドーDSはすでに、国民全体の7人に1人は持っていることになるそうだ。4月の決算説明会では、月産250万台がずっと続いているとの報告もあった。ちなみに、任天堂のお膝元、京都府の人口は260万人ほどだ。このすさまじい勢いには驚くばかりだけれど、さらにびっくりなのは、これが任天堂ただ1社の製品だということだ。これだけ1つの製品が売れれば、その周辺市場も巨大なものになる。「オタロードBlog」によれば、大阪・日本橋のPC販売店では、DS用の「マジコン」の売れ行きがとてもいいらしいのだ。マジコンとは、ソフトのカートリッジから別のメモリーカードにコピーして使うための道具だ。店頭で使い方を聞いても教えてもらえない、たいへんややこしい存在の商品が、どうやらいまやPCより売れているそうなのだ。これもまたびっくりだ。
めたるまん(山崎一幸)
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