【2007/06/21】
■ ウィキペディアをダメにする「アレな執筆者さん」を判別する法
ウィキペディアもいまや、情報源としてなくてはならない存在だ。執筆や投稿にかかわる利用者の数もどうやら増えているようだ。全体が増えれば、妙なことをする利用者もまた増える。いたずらぐらいならまだかわいいものだ。ウィキペディアは、いってみれば「ソース第一主義」で、大前提として、個人が独自に研究したことを披露する場所ではないのだ。ところが、まわりでいくら注意しても「わたしが正しい」とばかりに、他にソースが見あたらない内容を執拗に書いてしまう人がたびたび登場している。また、ウィキペディアの項目それぞれには、執筆や編集をするページ「ノート」があるのだけれど、そこでの議論ばかり熱心になって、言い負かしたあげく「勝った」などと雄叫びを上げる人までいる。いやはや、もう百科事典を作る雰囲気ではない。そういう修羅場が展開されていると、長年にわたって記事に手を加えてきた古参の利用者があきれてウィキペディアから離れることにもなる。Hinaさんの利用者ページに、「アレな執筆者さん判別法」と題したリストがあった。実態をかなり鋭く指摘していると思う。
めたるまん(山崎一幸)
■ 情報流出を絶対に防ぐ奥の手!? 社員のPC・携帯電話の私有禁止
警視庁北沢署の警察官が、大量の情報を流出させた1件は衝撃的だった。私物のPCに極秘の内部資料をコピーして、その上でWinnyを利用してウイルス感染、ネットワークにばらまいてしまったといういつも通りのてんまつだった。流出した情報の中には、警察官自身の個人情報と、特定の暴力団に関する詳細な資料が混ざっていた。つまり、ダメージを被ったのは警察官本人だけではないはずなのだ。とある事情通は「これはただではすまないよ」と、筆者に耳打ちしていったのだった。こんな恐ろしい事件の影響なのか、はてな匿名ダイアリーに興味深い告白があった。ある会社では、社員に対して、PCと携帯電話の個人所有を禁止したというのだ。いったいどこの会社なのかよくわからないけれど、これぐらいしないと情報流出の危険から逃げられないものなのか。
めたるまん(山崎一幸)
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