【2007/06/27】
■ 外神田に「アキバ田代通り」誕生、「神」の名がついたと話題に
アニメ作品の「聖地巡礼」は、その道を極める皆さんにはもう定番の観光だけれど、同じような手法で地名の由来もたどってみるとこれがなかなかおもしろい。書籍の「神社の系譜 なぜそこにあるのか」によれば、秋葉原のある地名「神田」は、江戸の守り神となった平将門の「からだ」からきているとのことだ。アキバ一円は今、「外神田」に丁目がついた、実にあっさりした町名だけれど、ほんの数十年さかのぼれば江戸の香りがする町名が発掘できる。秋葉原UDXビルの脇にある200メートルあまりの道路が、千代田区によって愛称を「アキバ田代通り」と命名されていて、これがネットで妙に注目されているのだ。秋頃の当欄で、秋葉原にある小さな古い神社「花房神社」を紹介したことがあった。今では外神田4丁目となっている一角を「田代町」と呼んでいた時期があって、その呼び名が通りの名前として復活したというわけだ。これがアキバ経済新聞で記事になったあと、ネットでは「田代まさし」さんとの関係ばかりが話題になってしまった。盗撮など不祥事を連発したため、2ちゃんねるでかつて「神」とまで呼ばれた田代さんだけれど、この通りの愛称とはたぶん関係がないはずだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ W-ZERO3でLinuxも動かす「リザぽん化プロジェクト」が進行中
ウィルコムからまもなく「Advanced/W-ZERO3[es]」 が発売になるので、このところお財布の中身を眺めつつワクワクしている筆者だ。小さなノートPCのようなこのマシン、OSはWindows Mobileだ。それを、Linuxに載せ替えてしまおうという動きが2ちゃんねるであるのだ。名付けて「リザぽん化プロジェクト」。この週末あたりから始まったようだ。「memn0ck.com」で、W-ZERO3[es]でLinuxが起動している画面を掲載していて、おなじみのペンギンマークに、黒地に白文字でなにやら表示されているのがわかる。 Windows MobileもLinuxも、いいところもあれば悪いところもあるわけで、選択肢が増えるのはとりあえず楽しい。起動したLinuxはリセットすれば元通りWindows Mobileに戻るそうだ。ただし想定外の使い方なので、もしW-ZERO3が壊れても誰も責任をとらないので念のため。
めたるまん(山崎一幸)
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