【2007/07/18】
■ 手ぶれやピンぼけ写真など、失敗作専門の投稿サイト
携帯電話に高解像度のデジカメ機能が搭載されるのが当たり前になって久しい。2万円ほどで買える単体のコンパクトデジカメも、びっくりするほどきれいな画像が撮れる。そんな高性能なカメラを使って、友達と記念撮影するのも、お店でごちそうを撮影するのも、きれいな景色を撮っておくのも、日常のことだ。デジカメだから、ピンぼけや手ぶれ、露光不足などで失敗しても、画像を消してしまえばそれでいい。もっとも最近は、フィルム代わりのメモリーカードも1GBや2GBの超大容量がふつうになっていて、失敗作をあわてて消す必要もそれほどない。「100SHIKI.COM」で知ったのだけれど、消してしまうのが当然の失敗作を投稿するためのWebサイト「Deleted Images」がある。ぶれやぼけで、被写体がはっきりと写ってない画像は、記録としては失敗でも、なんとなく芸術的で美しいのだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 日の丸が「手違い」で白旗に……武道館で韓流イベントの画像
旧江戸城の一部である、北の丸公園にある日本武道館は、もともとは東京オリンピックの会場として、40数年前に造られた建物だ。今では、大規模なライブ公演や、日本テレビの「24時間テレビ」のメイン会場としてばかり目立っているけれど、武道館はいまでも日本の武道の聖地であることに変わりはない。 12日に、日本でも韓流ファンの女性に人気の俳優、イ・ビョンホンさんが「HAPPY BIRTHDAY TO LBH 7.12 in 日本武道館」と題して、写真集とDVDの発売記念イベントを武道館で行なった。あの巨大な武道館がファンの女性で満員になっている画像が配信されていたのだけれど、日本以外のニュースサイトで見かける画像は、館内の天井付近につり下げられている日の丸が、ただの白い旗になっていたのだ。旗には丁寧に陰影がつけられていて、あたかも最初から白旗が揚げられているように見える。韓国のYahoo!でその画像が見られる。すぐに2ちゃんねるで話題になり、武道館の管理側に2ちゃんねらーのひとりが電話で通報したようだ。すると、韓国メディアのほとんどのWebページから白旗の画像が一斉に差し替えられた。イベントを主催したオフィシャル・ファンクラブは「素材の取り扱いに手違いが発生し」たために起こったことだと、説明と謝罪をWebページに掲載した。なんとも微妙な「手違い」だ。
めたるまん(山崎一幸)
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