■ 人気の防水ケータイに取り扱い注意！　温泉などは防ぎきれない
　auから発売されたばかりの防水携帯「W52CA」と「W53SA」がどうやら女性に人気らしく、街でちらほらと見かけることが多い。どちらの機種とも、外見も機能もごくふつうのワンセグケータイなのに、雨に濡れてもバスルームに持ち込んでも大丈夫な防水性能があるのだからすごい。実は筆者もW52CAに乗り換えていて、雨の中でEZナビウォークを使う楽しみで、梅雨空でもワクワクと外出することが多くなった。水濡れに気を遣わなくていいことで、モバイル機器として理想的な使い方ができるのだ。さて、ネットを徘徊していてちょっと気になることがあった。温泉や、入浴剤入りのお風呂の中に水没させて、内部に水を入れてしまうユーザーが意外といるのだ。真水以外の液体にぬらすと、防水性能が台無しだ。シャンプーや石けん水、海水なども、掛かったらすぐ水で洗い流さないといけない。W52CAに添付の取説は、表紙が弱くてとても扱いづらく読みづらいのだけれど、その冒頭の地の色が蛍光色になっている数ページはせめて1回ぐらい読んでおこう。

■ SNSの中を外部から誰でも見られるようにしてしまうサイト
　SNSのmixiも早いものでオープンから3年以上たって、もう当たり前のような存在になっている。招待制、という建前も、これだけユーザーが増えてしまうと、日記をmixi内で公開するのと、外でブログを更新するのと、露出度の点では意味がそれほど変わらないことになってしまった。もっともどれだけユーザーが増えたところで、「マイミク」の公開リストはあるし、他人の日記へのアクセスログ「足あと」が残るし、独特なユーザー同士のつながりがあるから、ログインの意味はある。さて、この週末に「ミクシーラボ」なるWebサイトが注目を集めていた。まるでmixiと関係があるかのような名前とWebページの外見なのだけれど、無関係らしい。サイトにあった説明によれば、「ミクシマイザー」という仕組みで、自分の「足あと」を残さずにあちこち見て回れるというふれこみだ。そのためにはmixiで使っている自分のメールアドレスとパスワードを入力しなければならず、まるでフィッシングサイトのようでもあった。「ミクシマイザー ライト」にいたっては、特定のユーザーのIDを入力するだけで、トップページが表示されてしまうのだ。どうやら、とあるハンドル名をつけた特定のユーザーアカウントでアクセスした内容を、Webサイトで変換、表示しているらしい。これはすぐ問題になりそうだ。

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