【2007/08/29】
■ 駅構内の「修悦体」案内標識を作る実演イベントのレポート
ネットで「才能の無駄遣い」という言葉をちらほらと見かける。クオリティの高い、文章や絵、写真、アニメや動画などを、その場の注目を集めたい欲求を満たすためだけに、匿名でネットに投稿することを指す。たいていは少しのあいだ話題になるだけで、そのうち忘れられてしまう。ただ、そうやって腕を磨いて、やがて大きく羽ばたいていく人もいるはずだから、本当に「無駄」になるかどうかは時間が経たないとわからない。さて、最近ではマスコミでも頻繁に取り上げられている「修悦体」。駅の構内にガムテープで作られたみごとな案内標識の書体のことだ。警備員の佐藤修悦さんが、工事中だったJR新宿駅構内で勝手に案内標識を貼り付けたことで、世間の注目を集めた。最近、東京・高円寺で実演イベントがあり、そのレポートが「デイリーポータルZ」で掲載されている。高円寺での展示は9月2日まで継続するようだ。発祥の地、新宿駅の案内標識はもうないはずだけれど、ウィキペディアによれば、日暮里駅のコンコース内外で見られるようだ。
めたるまん(山崎一幸)
■ 人気の「脳トレ」、ヨーロッパでは「年齢測定」風になっていた
今も大ヒット中のゲームソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」シリーズ2本。ニンテンドーDSの最初の一本に、まずは買ってみる人も多いはず。脳の若返り、という古来からの人間の希望を叶えてくれそうなテーマがユーザーの心をつかむほか、DS用のほかのソフトと比べると、操作方法が格段に優れているのも、ヒットの一因ではないかなと筆者は思っている。そんな「脳トレ」は、海外でも各国語版で発売中だ。「N-Styles」がその海外でのタイトルを調査した。イギリスやフランスなどでは「How Old Is Your Brain?」などと、年齢を測定するような印象のあるタイトルだ。日本の「鍛える」に比べると、ちょっとネガティブだ。
めたるまん(山崎一幸)
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